スズナリさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

スズナリ

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白い恐怖(1945年製作の映画)

3.9

記憶喪失で人を殺したと思い込んでる男性と、彼を愛し無実を証明しようと奮闘する精神科医の話。
「白に黒い線の謎」がよく出来ており、男の囚われていた過去もなかなかショッキングだった。ダリが手掛けた「夢」の
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.9

オードリー・ヘプバーンの作品で今まで存じ上げなかった。
盲目の夫人が、三人組の不審点に気付いていく様はさすが。緊迫感を持って最後まで観ることが出来る秀作。
円熟したオードリーも美しい。エンディング曲も
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舞台恐怖症(1950年製作の映画)

3.3

魔性の女優を演じたマレーネ・デートリッヒが美しすぎる。当時49歳なのにこの美貌。
話は小ネタありどんでん返しありでヒッチコックらしさもありました。

女囚さそり 第41雑居房(1972年製作の映画)

3.8

前作の続編。どんなに痛めつけられても屈しない精神力を持つマツが仲間たちと再び脱走する。所々差し込まれる空想?シーンが何とも言えない不安さを出している。
黒ずくめのマツはメーテル感満載だった。

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

3.8

今じゃ絶対出来ない男尊女卑要素満載の映画。ヤクザ映画とはまた違う面白さを出している。
ナミ演じる梶芽衣子が可愛くてセクシー。

花と嵐とギャング(1961年製作の映画)

3.0

陽気なギャングが繰り広げる現金争奪合戦。全体的にノリが軽い。
健さんのキザな役どころも新鮮だった。

野性の証明(1978年製作の映画)

3.6

原作を先に読んでからの鑑賞。
だいたいは原作に沿っているが、一番の違いはやはりラストのVS自衛隊だろう。原作には無い描写だがある意味一番の盛り上がり所。健さんが薬師丸ひろ子を背負って突撃していくシーン
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.0

冷戦真っ只中に封切られたブラックジョーク映画。恐ろしいのは、これが今も起こりうるということだ。
ラストのED曲が不気味さを増している。キューブリック作品の中でも一、二を争う名作だろう。

現代任侠史(1973年製作の映画)

3.2

任侠ものと実録ヤクザ路線の融合?だと思った。後半だれたのが残念。
でも公開当時でも任侠ものは流行らなくなっていたのかなとも思わせた。ラスト、銃弾に倒れる古き良き任侠健さんを観てそう感じた。
あと梶芽衣
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カミカゼ野郎 真昼の決斗(1966年製作の映画)

3.8

プレイボーイの主人公が台湾を舞台に事件に巻き込まれていく様をテンポ良く描いた作品。千葉真一のキザっぷりもさることながら、ヒロインである台湾の女優さんの日本語が流暢でびっくり。タキシード仮面ばりにおいし>>続きを読む

暴力教室(1976年製作の映画)

3.3

狂気しかいない映画。
先公もワルも生徒会も狂ってる。
でもその根源は結局上の人間というわけか。

ア・ホーマンス(1986年製作の映画)

3.3

かなり異色の作品で、理解が追いつかない部分もあった(例えば千加が藤井に犯されるのにその後何事もなく登場してるとか)が、それ以上に風の正体にびっくりした。まさに想像の斜め上だった。

シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

ホラー苦手な自分でも楽しく観ることが出来た。ジャックの狂いっぷりは観てる側も熱くさせる。(最後は凍死だけど)
願わくばカットされた部分も含めたバージョンも観たい。レディプレイヤー1には出てきたシーンが
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.5

ピアノの不協和音が観てる側の不安を見事に煽ってる。
キューブリック作品の中では好きな方かな。

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.3

観ようと思ってて観てなかったので初鑑賞。
まさか古代神が絡んでくるとは思わなかったのでびっくりした。
もうちょっとコミカルでもいいかなーと思った。

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.3

ラストが「2001年 宇宙の旅」っぽく感じた。台湾なのになぜ韓国マフィアなのかが気になってしまったが、モーガン・フリーマンの演技は良かった。
スカーレット・ヨハンソンは安定の可愛さだった。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

今現在でも、青少年が目を疑う犯罪に手を染めることは珍しくない。そういう奴らに限って世渡りに長けている。
アレックスも、政府の広告塔として悠々自適な性格を送るのだろう。罪の意識も無しに。

ダークナイト(2008年製作の映画)

3.5

アメコミ系は観た事なかったが、今話題となっているので鑑賞。
150分の時間の長さを感じさせない面白さがあった。
善人が悪に染まっていく様子は見ていてひと事では無いと感じた。

奥さまは魔女(2005年製作の映画)

4.0

ドラマ「奥様は魔女」のリメイク版でサマンサ役に抜擢された女性が実は本物の魔女で......というユニークな設定はもちろん、ストーリーもコミカルで楽しく観ることが出来た。ニコール・キッドマンのサマンサが>>続きを読む

愛染かつら 前後篇(1938年製作の映画)

3.0

すれ違いメロドラマ。
お嬢さんの凛として健気な姿に心を打たれる。
看護師仲間たちも良い人で良かった。

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007年製作の映画)

3.3

クスッと笑うところもあり、最後は感動もあり。牡蠣のシーンはテレビ版を思い出しました。
他の人もレビューで言ってたけど、どことなくチャップリンの「街の灯」を彷彿とさせました。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.3

ホラーは苦手な自分でも無理なく観ることが出来た。伏線がしっかりしていて、単なる怖がらせる事が目的のホラーではなく狂った家族の犯罪譚として描かれているからだろう。
兄に怒られて萎縮してるレザーフェイスに
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

あらすじは何となく知っていたが、ベトナム戦争が背景にあるというのは映画を観ても正直分かりづらかった。
とはいえ、退廃的なニューヨークの夜景はとても素晴らしい。最近はこう言った作品は少ないのでもっと観て
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オースティン・パワーズ(1997年製作の映画)

3.5

元ネタの007シリーズは未視聴だがそれでも楽しく観ることができた。挿入歌も中々ツボを突いてきて良かった。
エリザベス・ハーレイのセクシーさがたまらない。

奥様は魔女(1942年製作の映画)

3.6

TVシリーズの原点。
今からおよそ80年前に公開された作品ながら、良く出来たコメディでとても面白く観ることが出来た。

パラダイン夫人の恋(1947年製作の映画)

3.2

盲目の夫を殺したとして逮捕された未亡人の夫人を救うべく躍起になる弁護士の話。
男だからか、夫人の女心はどうも理解が出来なかった。作ったヒッチコック本人も実はあまり分かってなかったりして。(それはないか
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.5

ウォーターゲート事件のキーパーソン『ディープ・スロート』こと、マーク・フェルトを描いた作品。事件の裏でなにが起こっていたのか知ることができて良かった。『大統領の陰謀』など記者の奮闘がクローズアップされ>>続きを読む

逃走迷路(1942年製作の映画)

3.4

ヒッチコックお得意の逃亡物。破壊工作者の罪を着せられた主人公が無実の罪を晴らすため真犯人を探し出す......という内容。破壊工作集団への言及が少ないため分かりづらい部分もあるが、自由の女神のシーンな>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.8

まさにラストでゾッとした。SNSが発達した今の時代にこそヒトラーのような人物の付け入る隙が出てきてしまう。そして、それを面白がり支持するのは国民だ。ユダヤ人の血を引くクレマイヤーも、映画の打ち上げに参>>続きを読む

第三の男(1949年製作の映画)

2.8

戦後間もないウィーンを舞台にしたサスペンスの傑作ということだが、どうもヒロインのアンナに共感出来なかった。ホリーは刑事にハリーの犠牲となった胎児を見せられたことで逮捕に協力することを決めるが、ハリーの>>続きを読む

ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.7

ハリウッド作品ながら、日本人の古来の伝統や生き方というものがよく表されていた。
こういう作品に想いを馳せることが出来ると考えると、日本人で良かったと思う。

ラッシュアワー2(2001年製作の映画)

3.8

前作に引き続き面白いストーリー。チャン・ツィイーの狂犬っぷりが良かった。

台風家族(2019年製作の映画)

4.0

台風の翌日に鑑賞。
ただの遺産を巡るドタバタコメディかと思いきや、なぜ両親が強盗したか次第に分かるにつれ、現代における社会問題が根底に潜んでいることが明らかになるのは見事な伏線回収だった。
子どものこ
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.8

ジャッキーとクリスの掛け合いを聞いてるだけで面白い。
アクションもバッチリ、NG集もちゃんと入ってて良かった。

シティーハンター(1993年製作の映画)

3.5

アニメなどとはかなり乖離した作品ではあるが、見続けてると不思議とジャッキーが冴羽獠に見えてくるんだよなぁ.....
個人的には面白く見ることが出来ました。