Sasadaさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

Sasada

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羊の木(2018年製作の映画)

3.9

126分の上映時間だが、ラスト間際まで物語はなかなか動かない。
それまでは緩急織り交ぜながらキャラクターの紹介が続く。

つまんないっちゃあつまんないのかもしれないけど、田舎町の人々と元殺人犯のパーソ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.3

ミズーリ郊外の田舎道。
不気味に赤く染まった3つの看板。
娘を殺された母親が恨みを込めたその看板が紡ぐのは、人間の怒りと愛の物語。

怒りが怒りを呼び、ちょっとした悪意が当人も予想しなかった結果を招く
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.9

声なき声を拾うものたち。

暗闇に埋もれる痛みを掘り起こしてでも、やらねばならぬのだ。
きっとそれが未来を照らしていくはずだから。

戦狼 ウルフ・オブ・ウォー(2017年製作の映画)

3.9

これ中国が作った映画だからプロパガンダ的に見えるけど、実際真っ当に面白いアクション大作。

いきなりの水中アクション、銃撃戦肉弾戦カーアクション。ミッションインポッシブルとかダイハードを中国が本気出し
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.6

演出、カメラワークのダサさ(本当に信じられないくらいダサい)を差っ引いても充分お釣りが帰ってくるストーリーとキャスト。

過去と現在を、そして加賀恭一郎と浅居博美の人生をリンクさせながら描かれるのは、
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.0

嘘を愛する女

1800円払って、長澤まさみと高橋一生の色気を大スクリーンで感じられるという点のみに価値がある映画。

島での捜索パートがテンポ悪く、冗長な演出してる割に物語上の意味をなさないというま
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.9

SF、ミステリー、ラブストーリー、家族愛、アクション、etc...

いろんな要素がてんこ盛りの(名目上は)ディザスタームービー

いつのまにお前らそんなに親しくなったんだよとか、もう宇宙から帰ってき
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銀魂(2017年製作の映画)

3.4

コメディができる役者できない役者の差が残酷な映画

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白いんだけど、長くて疲れるので時と人を選ぶ映画だなと思います。私は割と好きだったけど。

人は見たいように見て、信じたいことを信じる。
post truthが跋扈するこの時代をよく捉えた作品。

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サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)

4.0

何が健康的か?なんて誰にもわからない。
タバコはガンの罹患率を上げるかもしれないが、酒を飲んだら気が大きくなって事故にあうかもしれない。

チーズばっかり食べていたら体調を崩すし、野菜ばっかり食べてい
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否定と肯定(2016年製作の映画)

3.7

両論併記は時に正しくないって映画で、事実は事実として否定できないのだと伝える映画なのにタイトルが「否定と肯定」はセンスなさすぎる。

自由はfree(タダ)じゃなくてlibertyであり、そこには責任
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.2

待ちに待ってました。
年明け初映画、IMAX上映、公開初日
こんだけ揃えばまさに「秒で、アガる」

前作は師弟関係だったエグジーとマーリン、エグジーとハリーの関係性が変化していて面白い

パートナーま
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.9

ひたむきで、泥臭くて、健全に湿っぽい。

いわゆる正道としてこういう映画はなくちゃいけないと思います。

1人で自分に向き合って磨かれる強さも、みんなで弱さを補える強さも、どちらも認める姿が好印象。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

「勝手にふるえてろ」
その後にこう続けたかったのではないかと思う。
「私は、現実を生きていくから」

自分の思う通りにいくことなんかほとんどない世界の中で、もがき暴走する主人公を描く物語。

恋愛に限
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.6

あまりに有名な原作を、「今」映画化する意味を考えると、このぐらいのスコアかと

まず良かった点。
とにかく見た目が綺麗。俳優陣も、列車も雪景色も。名優たちだけでなく、セットも重要なファクターだなと思い
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

3.9

夫婦愛、人種差別、脱出劇。

120分そこそこの映画にテーマがてんこ盛り。その分どれも中途半端になった感は否めなかった。

ただ、名前も知らないユダヤ人のために命を投げ出す夫婦(ここ大事。決してzoo
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.8

虚構のユーモアはそれとして、現実の厳しさからも目をそらさないところが好印象

静かに笑わせてくれるし、静かに難しさも見せてくれる。

セリフ(言葉)というよりは画(事象)で見せる演出が魅力的でした。
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.7

親と子と、男と女と、私とあなたと。

当たり前のことだけれど、それぞれ「違っている」点があるわけで。似ていることはあっても、気があうことはあっても、「同じ」ではない訳で。

理解しようとすればするほど
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.4

ドキュメンタリーに徹すればいいのに、愛を盛りすぎて崇高すぎる仕上がりに。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.6

藤原竜也の持つ引力で中盤までは食い入るように観ていた。

終盤に向けて、「主役」が入れ替わる訳だけど、そこからストーリーもキャストも予想を超えるものはなかった

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.1

彼女が与えられたGiftは才能だけではなく・・・

数学において優れた才能を持つメアリー。それは間違いなく神から贈られたgift。しかし、精神的にも大人な彼女は同級生からは少し浮いた存在だった。

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探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.8

「アジア最北の大歓楽街。札幌 ススキノ。
俺はこの街のプライベートアイ、探偵だ。」

オープニングは見せ方、音楽、ピカイチな入り方。ススキノの街並み、夜景もとっても綺麗に切り取っている。

そして犯人
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.7

フラッシュ→コメディパートを一身に背負う
アクアマン→水使わない
サイボーグ→活躍してるのに地味
ワンダーウーマン→強すぎ
スペシャルゲスト→強すぎ
バットマン→アゴの割れてるsuper rich