Sasadaさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

Sasada

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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

SNSってだめだね怖いねって映画ではない。やっぱり対面のコミュニケーションが大事だねって映画ではない。
(SNSが手がかりになるわけだし、事件が終わった後だって親子はメッセージでやりとりしてるわけだか
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.2

今ではない“いつか”
ここではない“どこか”
私ではない“だれか”

彼らにとってはそれが高校時代であり、東京であり、椎名くんなのだろう。

所詮はないものねだりだけど、誰もがその憧れを持っている。(
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.3

まだ何者でもない彼らは、何者かになろうとした。

目一杯背伸びをしたけど、届かないものがあった。

人がなにかを諦める瞬間っていうのは画になるなと思う。

音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

2.0

いろいろと雑だなという映画

ふうかとシンが互いに興味を持ち始めるとことか、仲を深める過程とか描く気ないんですね。
仲良くなってからのコント風なやりとりが撮りたかったんですね。
やらない理由を探すなっ
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負け犬の美学(2017年製作の映画)

3.8

人生を、踊れ!
まさにその言葉通りの映画。

主人公は40歳を過ぎたボクサー。49戦33敗、勝ったのは13。

いわゆる“もってない”男の物語。特別な才能に溢れた者の夢に溢れる話が映画になるなら、その
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.5

片思いってことにとっても価値を置く映画。

答えを出したくない、先延ばしにしたい。嫌われたくない。振られたくない。
楽だし綺麗事言ってられるけど、その思いのベクトルは自分に向いている。

それこそまさ
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.4

渋いです。言い方悪くすると、地味です。

マッコールおじさんの人生授業って感じの前半戦が退屈すぎる。ペンキ塗ってるイコライザーなんて誰が見たいのか、、

その前半があるから、「世のため人のため」「誰も
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.0

2人の恋の障壁は、儒教に基づいた家族観だった。物語のキーは目上の者に従うことを大切にするその価値観ゆえに、中国人以外にこの役は演れないのだ。

アジア人である必要がちゃんとあるストーリーだからこそ、原
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.9

ポスターの印象から、もっと大人びた高校生を想像してた。
受験的な頭の良さがあっても、とっても生々しくて繊細で弱い。そんな彼らが必死にもがくのが胸を打つ。

持つ者と持たざる者。金も才能も、世の中は平等
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.6

こういうのは様式美ですからね。

考えさせられるストーリーも見事な伏線も、あっと驚くサプライズも必要ないんだと思うんですよ。

ドウェインジョンソンがアホみたいに強くて敵を叩くと。それだけでOKです。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

根無し草だった2人が出会い、
年齢も性別も飛び越えて同じ大地に根を張る。

レオンが大切にする植物も、眠るマチルダに銃口を向けてみるシーンも、映像で語るのがとっても魅力的。

マチルダが大切にしたのは
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セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.6

見やすい。
わかりやすくてそこそこ派手でライト。
連休最終日にダラダラ観れる

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.9

金で買える愛もあれば買えない愛もあるし
金がなきゃ得られない恋人もいれば金がなくても得られる恋人もいる。

「ロマンティックな」愛だけに期待しているとカウンターを食らう映画。

いい加減、愛情とか血縁
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

わざわざ戻ってきて、しれっと車を直すシーン。あれで涙が溢れてしまった。

スリービルボードのオレンジジュースのシーンと同じ温かさを感じてしまった。

宗教も年齢も職業もまったく違う「彼」や「彼女」は「
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.5

石橋静河を観たくて鑑賞

私自身が東京に住み始めて一年と少し。
新宿、渋谷が近くにあるからこそ、感じることも多い気がした。

きらめくネオンもごった返す人も、「最高密度の青色」も。
閉塞感とか焦りみた
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.6

アクションスター×巨大生物の組み合わせがやっぱり最高。

ストーリーなんかどうでもいいから、生身のステイサムがメガロドンに挑むバカアクションがもっと見たかったなと。

思いのほか丁寧に前半話を進めるの
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ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

3.7

ソビボル収容所から400人が脱出
100名が脱出中に殺害され、
150名は地元住民により捕らえられ殺害された。

エンドロールで流れる最後の文章が衝撃的。150名の命を奪ったのは、名もなき一般市民だっ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ただ胸糞悪いだけの映画に思えた。

朝子の心情に最初から最後までついていけない。
なんでそんなに麦にこだわるの?なんで亮平に出会ってあんなによそよそしいの?なんで麦についていけるの?なんで亮平のとこに
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.5

めんどくさいのは嫌だよ
って言いながらめんどくさいこと言う

行っといで
って言うけど本当は行って欲しくない

2人の邪魔してない?
って聞くけど呼ばれたら会いにいく

大事にしてやってくれ
って言わ
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

過去パート入り口はさながら“La La Land”

みんなおんなじ服装に髪型なのがやや残念に思われたけど、見終わってから気づいた。
ルーズソックスにラルフローレンのニット。それは彼女たちの戦闘服なん
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.4

アントマンが戦うにあたってそこにドラマがない。
ヴィランが戦う理由の方がまだ理解できる。

コメディチックで肩の力の抜けたシリーズだとしても、戦う理由は必要だしヒーローが勝つには理屈がいるだろう。
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.6

我々は神ではない。何が真実かなんて知るよしもない。
我々にできるのは依頼人を勝たせること、ただそれだけだ。

リーガルハイの古御門先生がそう言ってました。

正義のために大義のために、全てを投げ出し命
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クリミナル・タウン(2017年製作の映画)

3.0

ぜんっぜん謎解きじゃない。。

事件が起きて40分はクロエとベイビーがイチャイチャして口喧嘩してるのみ 笑

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.5

ロマンスというよりは親子愛
母から娘へ、父から娘への愛情というテーマ。

他界した母のために、娘はホテルを再建した。3人の父は、自分が愛した人と目の前の娘を重ね応援する。

ハートフルで優しいストーリ
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つかのまの愛人(2017年製作の映画)

3.3

やけに絶賛の嵐ですが、私には魅力がわからず。

魅力を言語化してくれてるレビューも見つからず、、残念。

追想(2018年製作の映画)

3.6

好きなのに離れる、というよりは
好きだからこそ離れざるを得ない、ということ。

「もともとどこ吹く他人だから
すれ違いはしょうがない」
(山崎まさよし セロリ)

これから一緒に住むとなったら、
そり
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

わたしにはこの人の考えることが理解できない
とか
わたしよりもこの人は優れている
とか。

Alienである他者を恐れる感情が、他罰的な考えを生む。

メキシコとの国境に壁を築くと言ってのける、その乱
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.0

権力闘争のおかしみを割と真面目に描いた作品

当人たちはいたって真剣だし、実際そういう世界観で生きてきた。

外から見たら、今を生きる我々から見たら滑稽に映るが、当時その場所で生きていた時にどう動けた
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.9

軽妙かつゴージャス
セクシーかつチャーミング

ドンパチしなくても爆破しなくても、ド派手で面白い映画は作れるということ。

オーシャンズシリーズに息づくプライドを感じる作品。

色仕掛けをするわけでも
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

映画の持つ力を感じます。

映画に溢れる愛を感じます。

映画人たちの情熱を感じます。

映画鑑賞を趣味にして良かったと、
心の底から思えます。

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.4

二重らせんといえば、生物学の言葉。
DNAの構造を説明する際に使われる。

見終わった後にいろんな取り方のできる邦題。

同じ二重らせんを持つ2人のことか、
彼と彼を愛するクレアのことか、
はたまたク
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

こんなんわろてまうやん。

ビルtoビルの大ジャンプして骨折るし。
ヘリコプター操縦できるし何なら旋回して落とせるし。
56なのにずーーっと全力疾走するし。
上空から降下してパーティに潜入するし。
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劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

3.6

10年の歴史を終わらせるには、これしか無かったのかな。

「本当は」エピソードひとつひとつをもっと丁寧に描きたかったと思う。
緋山と恋人の関係も、雪村親子の軋轢も、橘先生の愛息も。

でも、連ドラをも
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