キャンさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.3

どれが最高傑作だろうが別にどうでもいいが、本作はかなり好きになれた。
そういえば今までカウリスマキ作品にこどもが入ってくることってあんまりなかったよね。その意味でも本作は新たなチャレンジなのでは。
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エド・ウッド(1994年製作の映画)

4.2

エド・ウッドの生涯のうち『グレンとグレンダ』~『プラン9』までの製作にスポットを当てた映画。
そりゃ現実はもっと暗い部分はあったかもしれないけどさ、これくらい明るくてちょうど良いよね。だって映画なんだ
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どろろ(2007年製作の映画)

1.7

わざわざ劇場で観てしまったトホホ映画。
中学生のころお小遣いでもって友達と観に行きました。劇場からの帰り道、あまりに淀んだ空気だったので場を和ませようと「面白かったね!」なんて言ってしまいました。友達
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.5

劇場で観ましたー。
これがDVDで初見だったらあと0.3ptは低かったと思う。
やっぱりこういう映画は劇場で観るに限るよね。
ゴジラが観れただけで大満足。

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.3

作品の印象として一言で表すなら、smart. この一言に尽きる。
登場人物はとても魅力的で、特にゲイリー・グラント、エヴァ・マリー・セイントの二人はずば抜けている。
そして、ミステリー・アクション・ロ
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サイコ(1960年製作の映画)

4.0

サイコサスペンスの先駆けであり最早伝説的映画。素晴らしいの一言につきるけど、やはり現代に観るとなんとなくラストの予想もついてしまうというか…。一応ネタバレはなしで観たけど、もとネタはエド・ゲインだとい>>続きを読む

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.1

アラン・ドロン演じる野心に燃える主人公の活躍劇。
でも大暴れっていう感じではないんだよね。我慢して我慢して、中盤でやっと動き出して…。っていう話で。
中盤からラストまでそれなりにハラハラさせてくれるの
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ディス・イズ・イングランド(2006年製作の映画)

4.2

スキンヘッズという悪たれに、フォークランド紛争で父親を亡くした10歳の少年が影響されていく物語。
悪たれなんて書いたけど、登場人物は全員基本的には悪いやつじゃないです。皆にある程度感情移入できます。
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(1990年製作の映画)

3.7

黒澤明版夢十夜。映像がどれも美しい…。オムニバスなので結構気楽に、飽きることなく観れます。

踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!(2010年製作の映画)

1.4

高校の頃軽音楽部の友達と見に行った。
踊るはそれまでの作品全て好き(今は真逆の評価だが)だったので、友達が別の映画をセレクトしたのに強引に踊る3へ…。
ギャグがほとんど笑えず、警察のザルっぷりも前作以
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トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

1.6

テレビドラマ映画を観なくなった、もしくはテレビドラマを観なくなるきっかけを作った作品。
トリックはそれまでテレビドラマも観て(DVD借りて2回観たりもした)、結構好きな作品だったけど、これ観たあとは観
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

映像は素晴らしい。
これが切り絵だって言うんだからスゴいよなー。
ストーリーも幻想的な映像に合ってて良い。
けどもう少し動く絵を観たかったなー。

ファイブ・イージー・ピーセス(1970年製作の映画)

4.3

ラストの一言が忘れられない。
彼は別の町に移り、同じような道を繰り返すのか。
そんなことを考えた。

どん底(1957年製作の映画)

4.2

最後の五分間が見逃せない。
いや、それまでのストーリーも大事だけどラストに痺れた。
どうしようもなく暗い話だけど…。

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.1

初見は「そんなに面白いか?コレ。」といった印象。
しかし後々に各部分をよーく思い出してみると「なかなか面白い」と感じるようになった。
登場人物達の間に存在する溝。それぞれがその溝に気づくことなく物語は
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ロボット・モンスター(1953年製作の映画)

1.8

ひどいという噂をききつけ観賞。
いやー、ひどかった。
状況は人類滅亡の危機のはずなのになんともまったりとしたペースで話は運び、ラストは…。
でも「滅亡の危機なんて、案外あんなものかもしれないな。」など
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プラン9・フロム・アウター・スペース(1959年製作の映画)

1.9

寝た。
けどうつらうつらと巻き戻しながら最後まで観た。
エド・ウッドに敬意を込めて…。

一般的に(?)観る価値はありませんがエド・ウッドが好きなら必見だと思います。

浮き雲(1996年製作の映画)

4.5

映画の中を始終漂うのほほんとした雰囲気がとても心地よい。
全体的に薄暗い話で、最後に少し日が差してくるだけなのだがなんともあたたかい気持ちにしてくれる。
笑って、少し涙できる話。

クラッシュ(2004年製作の映画)

4.9

泣いた。
もちろん映画中盤でですが。
コミュニケーションの中に内在するありとあらゆる汚点が出てきて「やめてくれよ…。」と言いたくなってしまったが、最後まで目が離せない。観てほしい映画。

アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.9

改めて感想を書き込みます。
僕たちがフォン・トリアーの作品に対して激しい感情を向けてしまうのは、彼の描くテーマが現実の私達に対する鋭い批判であるかのように見えてしまうからだと思います(あるいは本当に私
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

5.0

うーん…。覚悟はしていた。
だから思いの外ダメージは受けなかったけどやはりきつめ。「これでミュージカルが挟まれてなかったらどうなってたんだろ?」とか思っちゃう。
だけどビョーク演じるシングルマザーの生
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.0

イレイザーヘッドとエレファントマンを観た4年後くらいに観賞。
リンチさん最近はこんなの作ってたのか…。
ナオミ・ワッツのキャリアはここから変わったって聞いてたけど納得。大活躍なさってます。
初見はまっ
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ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966年製作の映画)

3.2

ものすごくB級な映画(もしくはC)なんだけど好きなんだよなー。
小さいころにビデオで10回くらい観たから多分思い出補正。
モスラも出てきて最後は大団円。
ゴジラとエビラの石合戦は注目。

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

4.6

3回は観た映画。
道中のやりとりは温かく、笑えるものが多いが、ラストの予想がついてしまうが故になんともやりきれない気持ちになってしまう…。
好きな場面はハンバーガーを食べるシーン。

スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.6

アル・パチーノがとにかく良い。
ロードムービーも混じっているせいか、ニューシネマの中では一番好きかも…。
お気に入りは冒頭の道を挟んでの主演二人のやりとりとケンタッキーのシーン。

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

4.0

一度しか観てないけど強烈に印象に残っている。
注目してほしいのは冒頭のエンジンの唸り。
これがこの物語のほとんど全てを物語っていると思います。
悲しくも美しい、正に狂い咲きの青春。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.7

多分2~3回くらい観ました。
なんか3年に一回くらいのペースで観たくなる。そんなニューシネマ。