キャンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.7

マッドマックスシリーズの序章…。他の方のレビューにも書かれてある通り、2以降は英雄譚であり、この作品とは雰囲気がガラッと変わってしまいます。
しかし、迫力満点のチェイスシーン、退廃した世界観、こだわり
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.9

映画全体を覆うなんともいえない雰囲気がたまらない。やっぱりコメディは風刺あってこそなんだよな、と気づかせてくれる一品。

過去のない男(2002年製作の映画)

4.4

初めて観たカウリスマキ作品。
最初は演者の様子がどうもおかしいとか思ってしまうんだけど、それが演出としておかしさとか物悲しさとかを表現しているっていうのがわかるととても良く感じるんですよね。
ストーリ
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.9

やっぱり食べ物系の映画は好きなんだよなあ…。
むさ苦しいおじさん達がただ食べてる(しかもどの食事でもほぼ黙々と)だけなのにとても美味しそうに見える。少し不思議。
あと「たんぽぽ」と同じようにラーメンが
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デルス・ウザーラ(1975年製作の映画)

3.9

盛り上がるシーンがたくさんある映画ではないので静かにゆったりと映画を観たい時に向いています。
しかし自然の怖さの描写は他の大作disaster映画と比べても断然こっちの方が怖いかも。
しかしみどころは
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病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

3.9

冬が近くなると観たくなる映画。
金田一シリーズ中ではそれぞれの映画で季節を変えて見せてくれる市川昆先生ですが、やっぱりこれと『悪魔の手鞠歌』の冬の季節の見せ方が上手い。
そしてテーマ曲がこの季節にしっ
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サイボーグ009(1966年製作の映画)

3.3

僕の経歴としては009はたしか平成アニメから入ったのかな?そんなに詳しくはないけど石ノ森漫画版も何部か読みました。
良くも悪くも当時のアニメ調の作品。
009のキャラクター達の持つ悲哀さは薄く冒険活劇
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真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

4.6

ニューヨークという大都会の底辺で、テキサスの田舎から己の身一つで来た若者がもがく物語。
観終えた直後に「もう一度観たいな」と思えた。結局後にとっておくことにしましたが。
上京経験のある方ならば共感出来
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リベリオン(2002年製作の映画)

3.4

ストーリー展開は無視してとにかくアクションを見ましょう。マトリックスに匹敵すると言われただけあります。
本当にかっこいい。

イノセンス(2004年製作の映画)

3.4

前作よりも間口は狭まったなー。
途中哲学講義が始まるがやはり長いし説明調。それなら映画でアニメーションなんだから自由度が高い中で映像で哲学的部分を表現すれば良いのに、と思ってしまう。
だけどキャラクタ
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呪怨2(2000年製作の映画)

3.1

最初の30分は映画版から入ってovの人から「それもう2回くらい観たよ!」とか言われてしまうのでは…。
でもホラーシーンの濃さは一番かも。
かやこファンは必見だ!

呪怨(1999年製作の映画)

3.2

はっきり言ってov版一巻は1本で完結させる気が無い分盛り上がりにかける…。
映画版はovの焼き増しでovは2巻で映画1.5本分の内容なのでどっちも良し悪しがあるよなー。

呪怨2(2003年製作の映画)

3.4

のりピー主役でまたもやかやこが暴れまくる!今作はのりピー主軸をほぼ貫き通すのでオムニバス的要素は薄まってます。
ラストは今までとは別の意味で絶望的な印象を受けました。

呪怨(2002年製作の映画)

3.3

ov呪怨の映画版。小さいころはめちゃめちゃ怖い、というか「神も仏もないのか…。」みたいなシーンに絶望を覚えた。
2回目観賞時はかやこの神出鬼没ぶりを楽しめました。チャンチャン♪
ovの焼き増し感は否め
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リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い(2003年製作の映画)

3.4

19世紀ヴィクトリア朝の各名著の主役たちによるアベンジャーズ。
トム・ソーヤーやらヴァンパイヤやらジーキル博士やらが集まって大英帝国を舞台に大暴れな映画です。
お祭り映画ですので気兼ねなく観れるときに
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アリス(1988年製作の映画)

3.9

ヤン・シュヴァンクマイエルによる「Alice in woderland」をモチーフとした自伝的作品(だそうです)。展開としては平坦であり、すごく面白いとか意外性といったものは無いが確実に各シーンに観入>>続きを読む

レポマン(1984年製作の映画)

3.6

テーマソングが頭から離れなくなる映画。
ストーリーや途中のある演出でグダつくものの、作品全体を漂うチープさと雰囲気でなんとなく許せてしまうという稀有な作品。
主人公のキャラクターはラストのセリフにより
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.2

スタンリー・キューブリックの演出が冴え渡り、ジャック・ニコルソンの演技(特に顔)が光る。キューブリックによる恐怖演出はすばらしい。それに加えてジャック・ニコルソンの徐々に狂っていく小説家の演技が素晴ら>>続きを読む

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

4.3

市川昆の金田一シリーズではベストかも。
殺人描写、キャスト、季節感の演出がすばらしい。
キャストでは岸恵子も良いがやはり若山富三郎演じる磯川警部に注目してほしい。

キック・アス(2010年製作の映画)

3.8

改めて、「現実のヒーローって一種の狂人だよね。」と気づかせてくれる作品。
近年で言えば『ダークナイト』と比較して観れば面白いと思います。
テンションはそこそこ高め。クロエ、ニコラス=ケイジ親子がナイス
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ディセント(2005年製作の映画)

3.6

レビュー・予告等未見の状態での観賞をオススメします。気持ちとしては新分野開拓のつもりで観るのがいいかも。
とにかく「スゲエ…。」という感想は多くの人が抱くはず。

ハルク(2003年製作の映画)

2.6

よく覚えてないけど全体的に間延びした映画だったと記憶してます。

ゴジラVSスペースゴジラ(1994年製作の映画)

3.4

スペースゴジラに加えてモゲラまで出してくれるので最後の決戦はかなり迫力があります。
柄本明のゴジラハンター的な役もツボ。
ただなんか中途半端にドラマ要素を突っ込んでるのでそこはいらないと思った。

理由(1995年製作の映画)

3.7

なかなか楽しめたサスペンス作品。
ローレンス・フィッシュバーンのキャラクターが良い。
そしてオチも良くできてる。
前情報なしに何気なく観ればかなり楽しめます。

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.2

「神の見えざる手」に翻弄される男の姿を描いた作品。
当時の時代背景とアメリカの宗教事情(福音派を中心に)をもっと知っていればより楽しめたと思う。
ダニエル・デイ・ルイス演じる主人公は切なすぎる…。見方
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.5

監督のセンスが炸裂してます。
押井監督を知らない方は先にwikiかなにかで調べた方がいいかも…。

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.3

うーん…。パワーダウンは否めないというか…。
下品さは前作よりもパワーアップしてます(笑)

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.7

前作よりも明らかに良かった。
ドリーを主役に据えたことによりドラマが深まったし、「記憶障害とどう向き合うか」というテーマとして捉えることもできるので娯楽性以外の部分もしっかりしていると思った。
ただ有
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.5

過保護な父親の成長と、子供の成長を平行して描いた映画。魚版のロードムービーと言ってもよいか。
面白かったがなにか物足りなく感じてしまった。それが何なのかは少し考えたい。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.5

最初から最後まで笑わせてもらいました。
主役三人のキャラクターが最高。ラスベガスが舞台なのもよかった。
おバカな男たちの珍道中。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(2000年製作の映画)

3.5

パラダイスキングの設定が好き。
彼の目的を考えると明らかに狂人の思想なんだけどそのためにしてきた努力を考えると結構涙ぐましいものがある。
アクション仮面の本当にアクションしているシーンが観たいなら是非
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DAGON(2001年製作の映画)

3.4

マカレナ・ゴメスがとても印象に残る役を演じています。妖艶でそれでいて…。
それと雨の港町のジメジメとした暗い描写とかとてもグッとくるものがある。建物のなかの装飾とかも見所ですね。
色々とツッコミながら
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刑務所の中(2002年製作の映画)

3.5

刑務所のなか…。とてもギスギスした雰囲気を想像しますが、この映画のなかではとてもほのぼのとした空間として描かれています。
もちろん規律はしっかりとありますが囚人間の交流などはかなり和やか。
その意味で
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インビジブル(2000年製作の映画)

3.2

ゴリラの透明化実験と主人公によるひたすらのスケベ行為しか頭に残っていない。
楽しめたか楽しめていないかで言えば、楽しめたのだが観賞後にはストーリーについてはどうでも良くなってしまった。

ターミネーター4(2009年製作の映画)

3.5

ターミネーターは1、2が偉大過ぎるため後の作品は不憫でならない。
1、2を観ていたころはみんなが「ワオ!スゲエ!早く未来の世界の話が観たいぜ!」などと思い期待が嫌が上にも高まってしまう。現実にはターミ
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