"帰ろうと思っても足が動かないんです"
力強くて危うくて
抑えきれない高揚感
認識と行為
エンディングかのようなオープニング
"2つの卵がぶつかるとき すべてが終わる"
不穏なトンネルのシーン
夜のサービスエリアは十字架が立ち並んでいるかよう
苛立ちと欲求
この映画、観賞後にも脳内に残る
陸(夫)から離れる揺れる船
姿を見せないアディ
含みを持たせたラスト 結末の感じ方は人によって違うのではないでしょうか
情報量が多いのに滑らかに進みます
ファンタジーとリアル
『東京』の一面
ジョン・フォード版はカラッカラに渇きますが、こちらはしんしんと冷えた中に奇跡の灯がともります
あっという間の115分
虚構と現実その物悲しさ
散りばめられたオマージュ
描かれていないのに終焉(終演)が見える
ああ 森が恋しい
アルコールとタバコの匂い
ジャズと 球を突く心地良い音
場数を踏んだファッツの佇まい