FYさんの映画レビュー・感想・評価

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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

昔ながらのディザスタームービーかと思って観たら、それは設定でしかなく、人間の心の闇を描いた胸糞系の物語だった。

ユートピアを追い求めることはディストピアを生み出すことだと言わんばかりのメッセージ性で
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シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

演劇スクールの存続をかけて教師と子供が奮闘するモキュメンタリーコメディ。
モキュメンタリーの相性は観る人によって賛否ありそうで個人的には驚くほどハマらなかったが、バラバラだった皆んなが美しい歌声で結束
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キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

実話であることがあまりにも悲しすぎる、2度とこのようなことが起きてはならないとてつもなく劣悪な事件

結末が分かっているだけにケネス・チェンバレン以外の全ての登場人物の態度に、どうしてもそれぞれの言い
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

製作ニュースを耳にしてからずっと楽しみに待ち侘びてた今作。アバンタイトルで描かれていた線画アニメがめちゃくちゃ好みで冒頭から大笑いした。

ただ、グロいシーンはありつつも個人的には全く恐いシーンはなく
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ゲームの世界でしかレーシングカーを操縦したことがなかった青年がリアル世界でいきなりプロのレーサーとなる。

ひとつ間違えれば命を脅かしかねない戦場に、「ゲームで何百回も走行してるから」という自負で飛び
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ウェス・アンダーソン監督作品は来日時に観た「犬ヶ島」が初めてで、その次は「フレンチ・ディスパッチ」。そして今作と3作品しか観ていない中で、現時点では、あまり相性のいい監督ではないと思っているのが正直な>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まぁ、この手のものはガチのリアリティを求めてしまうので、実話ベースという話は面白かったものの怖いと思うシーンは既視感ありで特になく、もはやラッセル・クロウの図体の大きさも安心感とコミカルさに変換されて>>続きを読む

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

116分という長さにしてはてんこ盛りで、前作が全くノレなかった自分としては、あり得ないドタバタ劇を満喫できるとても楽しいエンタメムービーだった。

サメ映画としては前作で既に史上最大のサメという出落ち
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イノセンツ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大友克洋の漫画「童夢」を読んでないしなんの思い入れもないのだが、AKIRAの雰囲気は元々好みだったので子供たちの演技や監督のその指導に驚きを隠せなかった作品。

海外作品にしては日本の雰囲気を感じる郊
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ヒュートラ渋谷で遭遇した予告編が個人的にはめちゃくちゃツボで、普段は予告編で惹かれることはあまりないのだけど、これは絶対に観たいと期待値が上がりまくった今作。

元々、価値観を揺るがすような物語が大好
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

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14歳の少年と16歳の少女の不穏な空気を纏った邂逅は終始、刹那的な輝きを自然光の内に封じ込めていた。

そんな誰もが観る前と違った印象を抱くフランス語圏の漫画が原作の映画化。

性的なイメージのある“
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メランコリア(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

地道に映画館に通い続けて今作でラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ7本目。

壮大なクラシック音楽と美しい画が堪能できるだけでなく、いろんなしがらみにストレスを溜めてる時に観ると、心がすっきり
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

外人に囲まれながら撮影サイズであるアスペクト比に準じる形で六本木のDolby Atmos TCXスクリーンにて鑑賞。

カーチェイスや列車アクションが見所ということで2.39:1の画角で撮影しており、
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ルーカス・ドン監督は前作「ガール」での来日時に登壇イベントで会っていて、今作でも5月に来日していたが、まさかの仕事で行けず大号泣。

結果的に先に「怪物」を観た後での鑑賞となってしまったが、冒頭から是
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怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

初めて観たのが完成披露試写の5月8日。
その時は完成度の高さを示す緊張感が全編に漂っていて、あらゆるスタッフが完璧な仕事を遂げていることに凄い作品だと讃える一方で、これで終わるのかというあのラストには
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

観てなさすぎるラース・フォン・トリアーの作品を、これを機にと今月7日から27日まで開催しているレトロスペクティブにて頑張って鑑賞中。

ハウス・ジャック・ビルトが初トリアーで、次が一昨年4K公開時のダ
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これはインスタに投稿した通り、スクリーンでインディ・ジョーンズが観れたという多幸感に終始包まれ、感謝の涙が流れっぱなし。

インディらしい、というかスピルバーグとジョージ・ルーカスによる楽しいアクショ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

面白い面白くない、好き嫌いといった感情は全くなかったが、良い映画だったし最後は涙ぐんでしまった。

反戦映画という枠を超え、生きづらいこの世界でどう生きていくか。この世界の秩序を守ることを人任せにせず
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