DAさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.0

心温まるヒューマンムービー

サンドラ・ブロックを魅せるための脚色はあるみたいだけど、偏見なく人として家族として大切に想う気持ちや行いが心に染みる一本。

オールド(2021年製作の映画)

3.0

人は老いゆく

普通に面白いスリラー映画!細かく探るとツッコミどころも多々あるのだろうけど、斬新な設定でしっかり楽しめた一本。

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.5

善き人のための

東ドイツ。監視者と市民の秘密。
ラストがとても良かった。ぎゅっと胸に響く。

原題「他人の生活」

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.0

真実のために

実際の出来事と共に、キャラクターの肉付けによって映画として見やすく構成された韓国らしい感動の社会派ドラマ。
ここ感動!ポイントの時に「早く!タクシー出して逃げろ!」と野暮なことを考えて
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タイピスト!(2012年製作の映画)

3.0

恋愛!努力!勝利!

三拍子揃った安心して楽しめるフランス映画。チャーミングな主人公、美術も可愛くて楽しい。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

2.5

頭脳派のやりとりがスリリングな一本。
ロビー活動の知識がほとんどないので、ちょっと鑑賞が大変だったかな。

誰も迎えに来ない"ラスト"が物語る孤独。
Miss.スローンの孤独。

永遠に美しく…(1992年製作の映画)

2.5

永遠の命

CGと特殊メイクの古さが逆に味になってていい感じ。老いるのが人生!

若くして死んだ(ことになってる)人たちが結構似てて楽しい(マリリンにエルヴィスにジェームズ・ディーン!)
あれ?ブルー
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マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

2.5

ポール・ベタニー目当てで鑑賞。

特筆すべきとこがあんまりない感じ。戦闘シーンも何が起きてるか分かりづらく、特に何も思わないまま観終わってしまった一本!笑

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

カモン カモン カモン

人生、未来、過去、子供、大人、老人。
他者と関わること、言葉にすること
生きること

気が付いたら涙が出ていた。
生きよう、人生。
胸にしまって、たまにそっと取り出して。忘れ
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.0

失うものなど何もない

怖いよお!笑。どんどん悪化していく二人旅。怖いものがなくなった二人旅。

最初はまじでテルマの"せい"じゃん…だったけど、どんどん戻れなくなるアドレナリンとばどば状態の二人の爽
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.0

ファミリービジネス

泥沼家族経営。人が変わっていき転落していく様。ちょっと長いが辛味ある一族モノ。

それにしても"よきお客様"日本人、とても滑稽なんだろうなぁ。上客という名の鴨だもんな。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

時代の寵児

定番の伝記モノ。華やかさと苦しみと。監督らしいポップでお洒落な画作りが良い。キラキラで眩しくて脆い。
ちょいと長かったな笑

レインマン(1988年製作の映画)

3.5

自閉症の兄と弟のロードムービー

改めて見ると自閉症の描き方に「ん?」と思う部分もあったけど、少しずつ絆が深まっていく様が心地よい。
エンドロールの写真が一番印象に残っている。好きなもの、あの時の記録
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.0

ちょっぴりグレてる男の子の日々。

ただただ子供。凶悪なわけじゃない子供。大人に味方がいない寂しさ。

何気ない生活の描写が良い。(ゴミ出しとかテーブルセッティングとかのちょっとした家事描写)

7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.0

国のため、とは

オリバー・ストーン監督による戦争映画。『プラトーン』が戦時中なら、こちらは帰還後に焦点を当てたもの。時代と空気と意志とまやかしと。

たぶん主人公の病院のベッドに『ジョニーは戦場へ行
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.0

みんなおかえり!

1作目のキャストカムバック。やっぱりドミニクとブライアンの絶妙な関係が良いね。今作も楽しい潜入運び屋カーアクション!練られたシチュエーションで見応えもたっぷり。

ブライアン、ドミ
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

1.5

日本人は心を無にして観ないと耐えられない一本笑。心を無にするんだ…無に…無理だぁ!!
あらゆるものが雑音になってストーリーにもカーアクションにも全く集中できない笑。こんなに鑑賞が辛かった映画は初めてダ
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

2.5

走り屋大暴れ2!

今作はエネミーの中に潜入で安心して楽しめるエンタメアクションムービー。超絶テクニックで走り抜け!

マグノリア(1999年製作の映画)

3.0

人生と秘密と許しと。

ラストの展開、衝撃すぎる。忘れなさそう🐸
それにしても群像劇でこの長さは…つ、辛いよ〜!!最初の2時間くらいでまだ1時間もある!と苦しんだ笑

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.0

とある重症患者の回想録。

なんというか…不倫が身を滅ぼす話だったな…。
それにしてもこんなに長い必要はあるのか。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.0

イランの暮らしが垣間見えて興味深かった。どこか絵本的なストーリー。大人の子供への接し方が古風で、ちょっとかわいそうに思えてしまう日本人、私。ちゃんと話聞いてあげて!見てあげて〜!って気持ちに笑。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

最高な最終章

ポンドの最後の戦い、最後のボンドガール。全てにおいて大満足!
演出も撮影処理もとても好み。ブルー強めの処理が美しい(ただのお洒落処理じゃなくてそれがこの映画の核なのもたまらない。)
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007 スペクター(2015年製作の映画)

2.5

なんでだろあんまり好みじゃなかった。特に演出(監督前作と同じなのに) 。決めシーンがありがち王道のオンパレードなところが刺さらず。

どシリアスの前作までと違ってちょっとした笑えるシーンも入ってて、ち
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.0

うーんドッ派手!
今回イギリスやスコットランドメインで嬉しい。

今作のボンドが置かれた状況、敵との関係性、そしてラスト、重厚で楽しめるアクションムービー。
そういえば今回のボンドガール誰?ってくらい
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

2.5

なんでだろうビックリするほど内容が理解できない!

あまりにも短かすぎるショットによる構成のせいなのか、人名連発されて誰のこと指してるかよくわからないせいなのか…?脳の処理が追いつかないままただ映画が
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンの演出最高に痺れる!そこだけで星+0.5付けちゃう。

ゴリゴリアクション、一筋縄ではいかない展開。とても楽しめる新007。
マッツが好きなので大変楽しめるキャラクター造形でウキウキ。血の
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天気の子(2019年製作の映画)

2.0

セカイ系に回帰。
ただセカイ系で神様で東京で少年少女でと要素を欲張りすぎてとっ散らかった感じがした笑。なんかもはやセカイ系にしたことが足を引っ張ってる印象。

主人公の設定ミスるとやっぱ何しても何喋ら
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

新海誠真骨頂のSFと神様とか日本的要素の掛け合わせ。ヒット要素(既視感ともいう笑)をちゃんと兼ね備えたなるほどのクオリティ。
SFの難しい部分(辻褄合わせとか)をタイトル通り「君の名は。」で綺麗にまと
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シャレード(1963年製作の映画)

3.0

疑惑のドキドキサスペンス。

そんなに簡単に人を信じて大丈夫なのオードリー⁉︎そんな派手な服じゃ目立つよオードリー⁉︎もっと慎重に逃げたほうがいいよオードリー⁉︎
というツッコミどころは置いといて笑、
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いまを生きる(1989年製作の映画)

5.0

『Dead Poets Society』死せる詩人の会

彼らの輝かしい時。規律と伝統を重んじる寄宿学校。親に縛られた子供たち。学びと教えとの出会い。自分との出会い。

悲しく力強く胸に響く。涙と共に
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

絶対に許さない

"女"に向けられる様々なこと。女を見下す男たち。
サイコでポップでエンタメ感もあり、けれどがっつり社会派な良作映画。
野放しの罪、復讐、悲しみ。

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.0

原題『Never Rarely Sometimes Always』
一度もない めったにない 時々 いつも
邦題がこの映画の核を消しちゃってて勿体無いかも。

とても良質なティーンエイジャーの妊娠中絶
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.0

お騒がせな二人組にブルース!

どんだけ大破壊するんだってくらいもうめちゃめちゃに壊しまる。めちゃくちゃ楽しんで撮ってたんだろうな笑。ストーリーよりも、謎の大破壊を撮るのがメインなおバカコメディ。
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.0

美術気持ち悪すぎるで賞

おとぎの国の描写がキモすぎるのが魅力笑。あとは痛いシーン、グロいシーンを丁寧に描く悪趣味感(直視できないので手で隠しながら観た笑)

この世ではないどこかに、きっと幸せが

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

3.5

戦争、人間の愚かさ

戦時中、人体実験のために生かされる兵士目線の映画。とてつもなく辛い。ラストもとても良い。
この世にいるのが恐ろしくなる。反戦映画。

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.0

神よ

シリアルキラーのサスペンスと共に、キリスト教を用いたテーマが痛く苦しい。一貫したテーマ性が光る一本。
キリスト教の部分が完璧に理解できていなくても、サイコサスペンスとしてきちんと楽しめる点も良
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