DAさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ファイナル・デッドサーキット 3D(2009年製作の映画)

2.5

死のピタゴラスイッチ

驚きの死に方をするのを楽しむ(!?)悪趣味ムービーなんだけど、本当にびっくりな死に方をするので面白いシリーズ。
あり得ないんだけど、これ観た後いつも日常のちょっとしたことに不安
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われらが背きし者(2015年製作の映画)

1.0

ユアン ・マクレガー目当てで鑑賞。

設定に無理がある…究極のお人好し。
なんでそんなんで信頼関係築けた!?って感じなので、登場人物の行動原理に全く感情移入できない。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.0

天才詐欺師とFBI捜査官

この構図で面白くないわけがない!鮮やかな手口と互いのやりとり。楽しく観られるエンタメムービー。家族の関係性の脚色も映画的で良い。

理由なき反抗(1955年製作の映画)

3.0

ちっぽけで大きな若者の苦悩

ごりごり思春期の少年少女。時代は違えど皆同じ。ジェームズ・ディーンの持ち味が存分に生きていて良い。繊細さとナイフのような鋭さと孤独が内包されたジェームズ・ディーンの芝居、
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.0

報道の戦い

政府による隠蔽と報道の自由、記者たちの戦いを史実として残すムービー。
女性問題も組み込んでいて"らしい"作品。

今だってきっと私たちの知らない隠蔽は行われているんだろうなと思うと怖くな
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.0

自分を信じて突き進め

かなり父親が変わり者で、なんか自信と傲慢さって紙一重だなと思った笑。
結局父親の自慢話って感じもするし、"当の本人"たちはどういう気持ちだったのか知りたくもある。アメリカンドリ
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地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.5

撮影が見所。ヌーヴェルヴァーグらしい一本。世界観のクセが強くて楽しい。現実と夢の境のよう。

笑いの裏にどこか不安定さを感じる空気感が魅力的だった。
ラストの台詞が印象的。

小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

3.5

友情

王道の老人と少年がひょんなことから友情を結ぶ系なのだけど、非凡なる書き手というプロットが個人的に好みだった。年齢関係なく本物は本物同士で通じ合うその様がなんだか心地良い。
文才のある人に憧れて
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.0

NEWロミジュリ

誰もが知ってる古典だからこそ出来る自由さがいい。監督らしいちょっとやりすぎ?な美術も映えていて楽しめる。このチグハグな感じが逆に良い感じ。美術も役者も美しい。若きディカプリオほんと
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エデンの東(1954年製作の映画)

3.0

ジェームズ・ディーンがとても良い。繊細でどこか影のある苦悩する若者。ひとつひとつの芝居が素晴らしい。

愛情に飢えた若者の繊細さがとても良かった。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

2.5

レッド&ブルー。怒りと喪失

キーカラーが印象深い。10代の真っ直ぐどうしようもないような苦しさ、その感情が胸にくる作品。ぐるぐる渦巻く感情。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.0

戦争と数学と愛と

エニグマ解読という秘匿されていた史実と共に、彼の人となり(セクシャリティ)も巧みに描き切っていて、現代とのマッチ度も高く良くできた伝記ムービーに仕上がっている。過去の過ちと功績。
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

2.5

大好きな写真家の市橋織江が撮影だったので鑑賞。持ち味生かした青空の野外シーンが清涼でとても綺麗。

漫画の実写化だからしょうがないのかもだけど、芝居で爪痕残してるような人はいない。なんだか"キャラクタ
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.0

ピアノと心

ピアノという装置が効いている。音楽に感情・心が宿ること。生きることに神経質で陰鬱な感じも良い。
でもなんか登場人物がみんな身勝手な人って感じで(というより変態?)あんまり感情移入は出来な
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.0

人の人生を手に入れる

今だと技術の発展でこれでは犯罪が成立しないけれど、むしろそれが良さにもなっている。きちんと楽しめる王道の犯罪モノ。
カメラワークも印象的だった。

AMY エイミー(2015年製作の映画)

3.0

エイミー・ワインハウスのことはあまり知らないのだけれど、しっかり引き込まれたドキュメンタリー。

死後明かされる有名人の光と影は痛々しく強烈。才能と共に生きるってどんな感じなんだろう…。
きちんとビデ
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.0

コーヒーとシガレッツとカンバセーション

コーヒーカップの白さと真っ黒なコーヒー、煙草の煙、テーブルウェアだけで画になる。コーヒーと煙草とちょっと苦い会話。癖の強い会話が面白い。

ケイト・ブランシェ
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

2.0

もはやピーターラビットの形を失ってるけど、製作陣がもうそれを自虐しちゃってる…
キャラクターありき・商業的改変が甚だしいけど、それすら作中でネタにしちゃってるのでもうなんでもあり。流石に世界観もなにも
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

2.5

ピーターラビットのキャラクター性を活かした全く新しい(別物?)ピーターラビットって感じ。

人間との関わり合いがメインなのでそれはなしだろ!と思う描写も多いけど、これはこれで楽しめる。王道の動物ドタバ
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

2.5

嗚呼ハサウェイ…立派なテロリストになって…およよ…

リアリスティックな描写に気合い入ってて見応えあり。特に爆撃から逃げる市民目線の描写がいい。前半の社会派チックな感じが好みだった。ガンダム戦少なめ。
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

2.0

ガンダムUC鑑賞済なんだけど、ほぼ忘れてしまったからか全然話わからなかった笑
ニュータイプなら不死っていう感じの帰結、あんまり好みじゃないなぁ。

澤野弘之の劇伴はやっぱりかっこいい!

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.0

聖なる夜の奇跡

真面目に他のために身を犠牲にして生きた者に祝福あれ!
自殺は悪、清く生きよ。されば神はお助け下さる。なめちゃめちゃわかりやすいアメリカ作品。

一人の存在はかけがえがないというメッセ
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.0

人生楽しめハッピームービー!

私自身ゴリゴリのNOマンなので、一方踏み出そうかなって前向きな気持ちになれる。ちょいちょいある笑いの要素もツボ。

ジム・キャリーのクレイジーさ×ズーイー・デシャネルの
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.0

アンドロイドは電気羊の夢をみるか?

ブレードランナー続編。前作の美術を踏襲しつつ、監督らしさの溢れたSF大作。ただちょっと後半まで集中力が持たなかった笑。監督の重厚なもったり(?)感は結構好きなんだ
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

2.5

まるでドラマ仕立てのABBA長編ミュージックビデオって感じ。

ギリシャの島の景観が綺麗。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.0

死者の国

メキシコの死者の日を舞台にしたファンタジー。日本にはお盆があるし、同じような感覚で自分自身にも照らし合わせて観ていた。死者を、先祖を、家族を想う日。

視覚化した死者の国の美術が楽しい。顔
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

2.5

撮影技法に惚れ惚れ

革新的だった撮影技法の数々。ジャンプカットにちょっと目が回ったり笑、街頭撮影でめっちゃ通行人振り返ってたり笑。
沢山の技巧に溢れる映画史に残る一本。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.0

酒は飲んでも飲まれるな

現状打破のきっかけとして常に飲酒した状態で生活しようとする主人公たち。いっ時は上手くいっても、もちろんあっという間に転落していく。酒は良薬でもあり毒でもある。天使で悪魔。
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Summer of 85(2020年製作の映画)

2.5

若者と愛と

若い時の一瞬は永遠。というその空気が良く描けていたように思う。
ストーリーはあまりハマらなかったけど、フランス80年代のファッション・海辺の街並みが美しい。