つるみんさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

見知らぬ隣人(2022年製作の映画)

3.4

【404号室】

〈韓国映画399本目〉

酔っ払って起きたら、見知らぬ部屋に居て、そこには死体が…。

ヨム・ジホ監督の処女作となった本作は富川国際ファンタスティック映画祭にて2冠を獲得した注目作。
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

【明日の日野も僕が楽しませてあげるよ】

『50回目のファーストキス』的な感じかなと思わせる前半から中盤までだったが、後半に差し掛かり一捻りある恋愛劇となっていた。

この日本の恋愛映画という枠組みで
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇(1992年製作の映画)

3.4

【変化から逃げるつもりはない】

19世紀末の中国南部に実在した医師でありカンフーの達人でもあった、伝説の英雄ウォン・フェイフォンの大人気シリーズ第3弾。

今作は中国がヨーロッパとの関係を築き始めた
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ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱(1992年製作の映画)

3.8

【お前は悪魔だ】

19世紀末の中国南部に実在した医師でありカンフーの達人でもあった、伝説の英雄ウォン・フェイフォンの大人気シリーズ第2弾。

ジェット・リー vs ドニー・イェン

まさに夢の対決。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明(1991年製作の映画)

3.6

【何者だ?悪魔か】

19世紀末の中国南部に実在した医師でありカンフーの達人でもあった、伝説の英雄ウォン・フェイフォンの大人気シリーズ第1弾。

また『少林寺』に続く本作もジェット・リーの出世作であり
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

3.7

【私はやっていません】

〈韓国映画398本目〉

オリオル・パウロ監督の『インビジブル・ゲスト』の韓国版リメイク。これで韓国は『ロストボディ』のリメイクである『死体が消えた夜』に続き、オリオル・パウ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.6

【今より素敵な人にはなってないんじゃない?】

今泉力哉監督の最新作。
脚本に澤井香織さんも加わり『愛がなんだ』以来のタッグとなった。

綺麗な水色一色のポスターのように非常に澄んだ心の内側がスッキリ
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マーサ・ミッチェル -誰も信じなかった告発-(2022年製作の映画)

3.6

【私は知りすぎた】

1970年代。ウォーターゲート事件の闇に警鐘を鳴らした、ニクソン政権の司法長官マーサ・ミッチェルに焦点を当てたドキュメンタリー。

第95回のオスカー短編ドキュメンタリーにてノミ
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エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆(2022年製作の映画)

3.5

【森の王】

野生のゾウを保護することに人生を捧げた夫婦のお話。

第95回のオスカー短編ドキュメンタリーにてノミネートされた一作。

南インドの美しき自然と生活感を味わえる。絵を描くゾウを日本のTV
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トゥルー・スピリット(2023年製作の映画)

3.7

【夢を信じた普通の女の子よ】

ヨットで世界一周という夢を史上最年少で実現したジェス・ワトソンの実話。

最近涙腺弱くなってるな〜。

失読症の彼女が幾多の困難を乗り越え、世界中の人々に文字通り勇気と
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コンビニエンス・ストーリー(2022年製作の映画)

2.8

【リソーマート】

スランプ中の若手脚本家が、山の地蔵を壊し、不思議な世界へと入っていく話。

犬を置き去りにするのは絶対に許せん。

どうなんだろう、『千と千尋の神隠し』のようなモノを表現したかった
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.2

カナダでも25周年記念上映してた!
劇場で観たのも初めてだし、3Dで観たのも初めて。

率直の感想は、やっぱり最高。

スマホを落としただけなのに(2022年製作の映画)

3.6

【スマホを触りすぎだぞ】

〈韓国映画397本目〉

落としたスマホが危険な男の手に渡ったことにより個人情報や行動履歴を全て知られてしまった女性。やがて、思いがけない不幸が次々とその身に降りかかり始め
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

4.0

【もう会えそうにない】

9.11。旅客機4機が、ほぼ同時にハイジャックされる。うち2機はワールド・トレード・センターに、もう1機は国防総省ペンタゴンに激突。そして本作で焦点に当てられた残る1機の乗客
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.8

【So,What’s it gonna be…】

〈感想&考察動画〉
https://youtu.be/3y_rkBx6rnM

ついにフェーズ5始動。
量子世界を舞台に繰り広げられる強大な敵カーン
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.7

【殉職したんだろ?】

50年代のLAにて元刑事含む6人の男女が殺される事件が発生。それぞれ性格が異なる刑事3人が事件の核心に迫るが…。

当時のアカデミー賞にて9部門ノミネートされ、数々の映画賞に輝
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コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

3.8

【アベンジャーズ 】

〈韓国映画396本目〉

『コンフィデンシャル/共助』の続編。
北朝鮮のテロ組織を追う話。平凡なストーリーだが、キャラクターの濃さ、そして笑いとアクションのバランスが良いので観
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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

3.6

【いちごミルク】

〈韓国映画395本目〉

脱北し、今は上位1%の英才が集まる名門私立高校の夜間警備員として働くかつての天才数学者が挫折寸前の劣等生に数学を教えるヒューマンドラマ。

ここ最近の(と
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.5

【俺も愛してるで】

ミニオン第三弾。
映画作品で言うと4作品目。

グルーの双子の兄弟ドルーと一緒に宿敵バルタザールを追う話。

冒頭から名曲の連発で盛り上げる。
「Take My Breath A
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パパとムスメの七日間(2017年製作の映画)

3.5

【犬の勝手だ】

〈韓国映画394本目〉

個人的に大好きな日本ドラマ『パパと娘の7日間』の韓国リメイク。ベトナムでもリメイクされた人気作だが、やっぱりこれは舘ひろしと新垣結衣だったから良かったよな〜
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ディープブルー・ライジング(2016年製作の映画)

2.0

〈サメ映画76本目〉

北極海の海洋探査チームが、氷水に対応したサメに襲われる話。

OPの犬ゾリ男が襲われるシーンはなかなか。『ファーゴ』もそうだが、雪の白と血の赤のコントラストが良い。そして序盤、
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ドルフ・ラングレン 処刑鮫(2015年製作の映画)

1.5

〈サメ映画75本目〉

ドルフ・ラングレン主演のサメ映画という事で一応鑑賞。

つまらなかった。
何に期待したら良いのか分からない映画であって、全てにおいて中途半端だった。ストーリーなのかドルフ・ラン
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.3

【Will you make a choice】

休暇を楽しむ家族の元に〝終末〟を止める事を目的とした4人の謎の訪問者が現れ…。

M・ナイト・シャマランの新作。
相変わらずの鑑賞者の頭を悩ませる怪
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高速道路家族(2022年製作の映画)

3.5

【2万ウォンだけ貸してくれますか?】

〈韓国映画393本目〉

高速道路の休憩所でテントを張ってホームレス生活を送る家族を描いたヒューマンドラマ。

冷たい現実、厳しい社会を生きながらも本来人々の中
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

【I’m sorry】

引きこもりの英語教師である中年男性チャーリーが、離れて暮らす10代の娘と再び心を通わせようとするヒューマンドラマ。

痺れた。
舞台化できそうな部屋の中だけで展開される一作。
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.7

【駆逐してやる】

いくら高いギャラ貰ったとしても巨人役にはなりたくねえ。

『進撃の巨人』という人気漫画の期待されたレッテルと配給会社による大胆な宣伝さえなければ、普通にB級パニックモンスターとして
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劇場版 進撃の巨人 Season2 覚醒の咆哮(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

【何度でも巻いてやる】

TVシリーズseason2の劇場版総集編。

敵と味方を分かつ葛藤は引き続く…。本作でようやく巨人の大部分の正体が分かり全貌が見えかけてくるが、そこに辿り着くまでの犠牲は計り
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劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼(2015年製作の映画)

3.4

【駆逐してやる、いや殺す】

原作未読。
TVシリーズseason1の総集編。

巨人の真相、仕組みが徐々に明かされる。
後編はアクションシーンが多く、女型の巨人との迫力ある激闘と立体機動装置によるス
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劇場版 進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢(2014年製作の映画)

3.4

【駆逐してやる】

原作未読。
TVシリーズseason1の総集編。

『進撃の巨人』を何も知らなくても、この総集編、ストーリーの繋がりに違和感はなく、テンポ良くも感じられる。と同時にだいぶ省き駆け足
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ジョーズ'87/復讐篇(1987年製作の映画)

3.0

【次は巻き貝の研究だな】

〈サメ映画74本目〉

『ジョーズ』の第4作品目。
ブロディ署長一家を狙うサメの話。

あのブロディ署長がお亡くなりに…。
どデカい遺影みたいなのが飾られていた。

『3』
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ジョーズ3(1983年製作の映画)

2.5

【伯爵ゥー】

〈サメ映画73本目〉

『ジョーズ』の第3作目。
ブロディ署長の息子の世代に時代が交代し、テーマパーク「シーワールド」も作られるほどに。『ジュラシックパーク』もそうだが人間はすぐ施設を
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JAWS/ジョーズ2(1978年製作の映画)

3.4

【来い!バカモン】

〈サメ映画72本目〉

『ジョーズ』の続編。
S・スピルバーグからジュノー・シュウォークに監督が変更。しかし主演のロイ・シャイダーは続投。前作から3年後という設定。

前作のスト
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ディープ・ブルー3(2020年製作の映画)

3.5

【ニモ〜】

〈サメ映画71本目〉

『ディープブルー』の第3作品。
前作のメイン鮫であるベラの子供達が今回登場。相変わらずの頭脳とフィジカル力で次々人々を襲っていくのだが、途中、仕様もない人間の殴り
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ディープ・ブルー2(2018年製作の映画)

3.5

【まるで映画ね】

〈サメ映画70本目〉

薬物投与された巨大サメが、凶暴化した群れを引き連れて人間たちに襲いかかる。

『ディープブルー』の続編。ではあるが続編として観て欲しくはない。もちろん前作の
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極限境界線 救出までの18日間(2020年製作の映画)

3.5

【No trust, No deal】

〈韓国映画392本目〉

2007年に実際に起きた拉致事件を映画化。タリバンの人質になった韓国人たちを助けるためにアフガニスタンに向かった外交官と、現地の国家
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.0

【Say hello to my gatito blade】

今年のアカデミー長編アニメーションにてノミネートされた一昨。前作から11年経っての続編。

まずOPにあるドリームワークスのカンパニーロ
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