GODZILLASAURUSさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

GODZILLASAURUS

GODZILLASAURUS

映画(409)
ドラマ(0)
アニメ(0)

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

4.0

「悪魔も人間も怖いなー」

ネタバレあり


前のシリーズ2作とは少し毛色が違う。本作も冒頭は悪魔祓いから始まるが、どうやら今回は悪魔を利用した人間の呪いらしい。
なので、オカルトホラー要素よりも呪い
>>続きを読む

CUBE2(2002年製作の映画)

2.0

「1作目の良さが無くなった」

ネタバレあり


低予算作品の1作目から打って変わって予算がはかなり多かったのではないか、と思わせるグレードアップしたキューブの内部構造とCGの多用が本作では見られる。
>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

4.5

「鑑賞しやすいSFスリラーの秀作」

ネタバレあり


とにかくストーリーがダレるところが少なく、サクサク物語が進む。緊迫感と緊張感が大きいシーンを挟みながら進行していくので、鑑賞の集中力も保ちやすく
>>続きを読む

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.0

「アフリカ問題のCMをいくら流すよりこの作品を」

BSでよく流れるアフリカ問題のCM。いつも、これを見てどれくらいの人がその悲惨さを本当に理解するのだろう?という疑問があった。あんなCMよりこの作品
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

「友情物語の秀作」

ネタバレあり


早く観とけば良かったと思わせる、男の友情物語の秀作。
黒人差別という重めのテーマながら作品自体は重くなく、コメディ風味と風刺を効かせて、対照的なキャラクター2人
>>続きを読む

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.0

「ゲームをやった人には駄作、そうでない人にも」

ネタバレあり


ゲームは2を少しやった程度。ミラ・ジョボビッチ主演はシリーズを一通り観賞済み。
本作の予告を見た時、バイオハザードらしいホラー要素が
>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

3.5

「初登場作品あるある」

ネタバレあり


ソニースパイダーマンユニバースの作品ということで、ヴェノムが好きなので観賞。
基本的にヒーローの初登場作品は、いまいち盛り上がれない自分。
どうしても作品序
>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

「ハリウッドへの影響がすごい」

めちゃめちゃ有名なのに観ていない作品の1つだった。

映像や音楽が、その後のハリウッドへ多大なる影響を及ぼしたのがわかる。
2010年代に作られた多くのヒーロー作品や
>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

「詰め込みすぎちゃった」

ネタバレあり


ダークなバットマンを作るぜ!と息巻いて、見せたいことを全て詰め込んで詰め込みすぎて、取り捨てにも失敗ししまったという感じ。
上映時間を伸ばしすぎたことでこ
>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

4.0

「シリーズの中間的作品だが中だるみせず良い」

ネタバレあり


1作目からの続きということで、1作目の鑑賞は必須。

オープニングに、この惨劇の1日目を描き、その後に主役家族以外の世界がどうなってい
>>続きを読む

ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.0

「もっと心理描写の多い作品かと思った」

ストックホルム症候群はよく聞く病?であったので、期待値は高かった。
病名の由来になったストックホルムでの立て籠りを基にストーリーは作られている。
有名な精神疾
>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.5

「久々に胸糞だけど良作に出会えた」

ネタバレあり


バッドエンドな胸糞悪い作品だけど、俳優陣の演技と製作陣の演出力でかなり入り込める作品。
特に終盤のジミーとデイブのやりとりと、真犯人達のやり取り
>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.5

「血のつながらない親子のネガティブな側面」

ネタバレあり


バッドエンド系。登場人物のキャラクターと物語中盤までは割と好み。終盤は描写が雑でやや残念。

賛否は分かれる物語な上に、ほとんどの人が実
>>続きを読む

アウェイク(2007年製作の映画)

3.0

「術中覚醒と言う最高のネタを最後まで生かしきれず」

ネタバレあり


映画冒頭に
毎年2100万人以上が全身麻酔を受ける。だが不幸にも約3万人が眠りにつくことができず、術中覚醒と言われる状態になると
>>続きを読む

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.5

「神は人の正しさを見ているのか?」

犯罪者のため聖職者になれない主人公。
身分を偽り、聖職者として皆の前に初めて立つシーンは、彼の不安な表情とどこか自分の存在意義を感じているような悦な表情が表現され
>>続きを読む

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.0

「期待値上げすぎた」

ネタバレあり


評判がいいので期待していた。
バディ作品としてよく出来ている。2人とも良い印象のキャラクター。
北欧の太陽がほとんど出てこない冷たい感じの空気感とクライムサス
>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.5

「精神世界のビジュアルを見る価値あり」

ネタバレあり


ずいぶん昔に鑑賞した時は、いまいちノリきれなかったが、今回はまあまあ面白く観れた。
ストーリーが難解なイメージがあったがそんなことはなく、起
>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

4.0

「芳根京子や俳優陣の演技は見る価値あり!」

ネタバレあり


中盤あたりまでは小児性愛と児童虐待を中心にストーリーが描かれるため、観賞が少し辛く感じる。人によってはかなり嫌悪感を抱く可能性もある。
>>続きを読む

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.5

「前作よりおもしろい」

前作が2時間ドラマ的だったのが、本作は映画的になったので個人的には好み。
それでも、期待値をあげるとストーリーはやや残念に感じる。
最初から犯人はわかっているので、ミステリー
>>続きを読む

スイートプールサイド(2014年製作の映画)

3.5

「性に目覚めた男女の根源」

男はエロとバカ
女は嫉妬と思わせぶり
思春期移行、いかに色々な経験を積もうとどちらの根源もこれではなかろうか?
そう思わせるくらいこの作品もそこが根源で、最初っから最後ま
>>続きを読む

ノイズ(2022年製作の映画)

3.0

「原作マンガと比較すべきかどうか」

ネタバレあり


原作マンガを読んでから本作を鑑賞。原作はまあまあ楽しめた。
脚本化のためストーリーの大半が原作と違い、ほとんど別の作品になってしまっている。
>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

「中盤が残念なのが惜しい」

ネタバレあり


序盤から重い雰囲気が漂い、ミステリーとして良い感じのスタート。
誰が翻訳原本をネットに流出させ、編集社社長を脅迫してるのかという謎解きの物語が始まる。
>>続きを読む

ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

2.5

「公開時にタイムリーで観るべき作品」

パラノーマルアクティビティの絵面をzoomに取り入れたホラー作品。
友達がzoomで集まってコックリさん的なことをやろうとしたら悪霊を呼んじゃってさあ大変、とい
>>続きを読む

モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.0

「もっとモンスターをください」

ネタバレあり


原作ゲームはやっていない、モンスターの造形はやや知っている程度で鑑賞。
ゲームだと色々な種類のモンスターが出てくる感じだが、本作は4種かな?
モンス
>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

「カイザーソゼを探して」

ネタバレあり


捜査官に尋問されるケビン・スペイシーが語る、ある犯罪の回想を中心に物語が進む。
序盤は曲者犯罪者5人の即席チームが一攫千金を狙って犯罪を犯すが、なかなか思
>>続きを読む

ティル・デス(2021年製作の映画)

2.5

「手錠は取れないのか気になって」

ネタバレあり


目覚めると手錠で自分の手首とあったので首が繋がれている状況で、夫が銃で頭を撃ち抜いて自殺。
なぜ自殺したのか? 会社経営の改ざんがばれて追い詰めら
>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.5

「キレイすぎて笑っちゃう死亡フラグ」

ネタバレあり


邦画では稀に見るシリアルキラーを上手に描いた作品。
サイコスリラーやサイコサスペンスで重要な要素は犯人のキャラクターだと思っている。本作の犯人
>>続きを読む

レミニセンス(2021年製作の映画)

3.0

「平坦なストーリーと演出」

インセプション的SF要素が盛り込まれてるな、と思ったらノーラン弟とその妻が作った作品とは驚き。とはいえ、インセプションよりずいぶんと緩く浅い物語になってしまっている。
>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

4.0

「父と娘の強い絆」

ネタバレあり


福田組の時の佐藤二朗さんよりシリアスな演技の二朗さんの方が個人的には好み。
涙を流すシーンが数回あるが、自然にスッと流れ落ちる涙も印象的だった。
そんな佐藤二朗
>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.0

「前振りや布石の打ち方は上手いが黒幕は反則気味」

ネタバレあり


序盤から中盤までのイリュージョンの仕掛けに関する前振りや布石の打ち方が上手かった。パトロンである保険会社のトップからパスワードを引
>>続きを読む

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.5

「1作目と合わせて1本」

ネタバレあり


1作目はホースメンの思うまま上手くいきすぎていた感じだったが、2作目の本作ではいきなり窮地に立たされることからスタート。
1作目が起承で本作が転結という流
>>続きを読む

ダークライト(2019年製作の映画)

3.0

「できるだけ疑って観ると楽しめるが」

ネタバレあり


この作品を面白く観るためには、本当にUMAがいるのか?それとも主人公の妄想か?と疑い続けることが必要。
私は物語後半まで、この事件はメンタルを
>>続きを読む

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.5

「ピンチで神はやってくるのか?実験」

ネタバレあり


シリーズを順に鑑賞。3作目。
今作は謎解きミステリーはほとんどない。犯人は序盤から判明している。
本作の主題は、宗教への信仰、神の存在、2世信
>>続きを読む

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.5

「シリーズで最も巨大な敵」

ネタバレあり


シリーズを順に鑑賞。
本作は前作以上にミステリーやサスペンスという枠を超えた社会派ドラマになっていた。
デンマークにおける優生思想が秘密結社として残って
>>続きを読む

樹海村(2021年製作の映画)

1.5

「せっかくの樹海と呪物なのに」

ネタバレあり


犬鳴より残念感が強い作品。
ホラーというジャンルで怖くないというところが最も残念だった。
やっぱり犬鳴と同じライトホラーというべきジャンルなのかもし
>>続きを読む

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

4.0

「秘宝系マニア向け作品」

ネタバレあり


以前、映画秘宝で話題になっていたがなかなか観れず、やっと鑑賞。
ここでの評価はえらい低いが、個人的にはかなりツボにハマる作品だった。

映像的には物体Xの
>>続きを読む