GODZILLASAURUSさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

GODZILLASAURUS

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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.0

「理想のジジイ像」

主役3人がとにかく楽しそう。
3人とも何かしらの問題を抱えて行き詰まっているのだけれど、
3人揃うとどこか楽しそうに人生を送っている。
この主役3人を演じたベテラン名優たちの演技
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のみとり侍(2018年製作の映画)

3.0

「想定と違うストーリー」

エロコメディは好きなので期待していたが、期待していた展開ではなかった。
主人公が猫の蚤取りとなって、下手くそと言われたことから何とかして「上手く」なろうとする。その過程をコ
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.0

「王道と違うヒーローのあり方」

シャマラン流のヒーロー映画の形。
アンブレイカブルとスプリットは事前に鑑賞必須。

ヴィランが存在することによりヒーローが生み出される。
ヒーローが存在することにより
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.5

「シリーズに求めるもの」

サスペンス映画としては、けっこう面白い。
緊張感が終始持続して、ダレないストーリ展開。
展開も羊たちの沈黙と似た感じで進む。
最後のグラハム家の場面は短いながらも緊張感が大
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.0

「上質なモンスタームービーの1つの形」

ネタバレあり


ソリッドシチュエーションを上手く生かしたモンスタームービー。
あまり評価は高くないけれど、モンスタームービーとしてけっこう良作だと思う。
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

「どちらも応援できない設定が残念」

ピーターラビットというキャラからファミリームービーを想定されるが、けっこう大人向け。
ピーターもマグレガーも本気で相手を殺しにかかってる!
個人的にはそれがツボな
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インサイド(2016年製作の映画)

2.5

「主人公も」

ネタバレあり


家に侵入してくる女もだが、主人公もなかなかの屑
事故の件、言い訳だけ、それでいいの?

ストーリーは、似たような話がこれまでもたくさん作られている復讐による殺人。
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ソードフィッシュ(2001年製作の映画)

3.5

「ハッピーエンドの正体」

ネタバレあり


9.11以前からアメリカにとってテロリストは大きな脅威だったんだなと、公開日(2001.6.8)を見て感じた。

冒頭、トラボルタが言う「みんなハッピーエ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

「弓矢の人がライフルに持ち替えたら」

割と先が読める展開なのでサスペンスやミステリー作品としては、それほど良質ではないと感じた。
そういう作品として期待すると肩透かしにあうかもしれない。

ただ、作
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.5

「Macユーザーはさらに楽しめる :) 」

始まりはWinXP、そしてMacへ。
クイックルックでの動画確認の素早さは、Macユーザーならよくわかるはず(Winでもあるのかな?)。
映し出される操作
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来る(2018年製作の映画)

5.0

「厭な邦画の秀作&柴田理恵!」

ネタバレあり


ホラー映画というより厭な映画、陰鬱な映画。
これほどまでに厭な気分にさせる映画はあまりない。
とにかく出て来るやつの大変が嫌なやつ。
妻夫木の結婚式
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.0

「アニメならでは外連味を受け入れられれば」

シンプルに多くの人が感動できる作品だとは思う。
主人公を突如襲った「死」との対面を幽霊との出会いで展開していき、様々な人との出会いから、「死」と向かい合っ
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ワイルドリング 変身する少女(2018年製作の映画)

2.0

「現代劇では無理がある」

ちょっと現代を舞台にするには無理があるかも。
最初の少女監禁では、なんとなく50年くらい前を舞台にしているのと匂わせておきながら、蓋を開けてみれば完全に現代が舞台。
さすが
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貞子(2019年製作の映画)

2.0

「中田監督ならと思ったが」

久しぶりに中田監督が撮ると期待したが、こんな雑〜な作品になるとは、残念。

もうリング1作目のジメっとした湿度高めの不穏な空気感は全くない。
カラッとした雰囲気しかないの
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未来を乗り換えた男(2018年製作の映画)

3.0

「前情報1つだけ入れて観ると良い」

WOWOWで鑑賞。
事前にこの作品の舞台が現代だけど、ドイツがフランスに侵攻し占領しており、亡命者やユダヤ人を捕らえているWWⅡ時代をなぞっていることを前情報とし
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

「感度のいい人は損をする。オチ以外も良い」

公開当時に鑑賞。
その後は数回鑑賞
今回は10年以上ぶりにブルーレイで。

作品の流れを読む感度が良い人や最近の伏線はりまくりの作品を見慣れた人は、序盤で
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パラサイト(1998年製作の映画)

4.0

「定型の安心感」

だいぶ昔に数回見ている作品。
好きなジャンル。
再鑑賞。

ここまで定型な作品は、観ていて妙な安心感と安定を感じる。
びっくりするくらい絵に描いたようなアメリカの高校を舞台にした作
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

4.0

「3作とも完成度が高い稀有なシリーズ」

シリーズ3作目。観ていたと思っていたけど、初見でした。

シリーズ通して安定して楽しめる作品は珍しい。

今回はコメディ色薄いな、と思っていたら、コメディより
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

4.0

「続編として十分満足」

1作目が素晴らしいので印象薄めだったが、再鑑賞したら面白かった。
あいかわらずファミリームービーとして最適(多少の下ネタとブラックジョークはあるが気にするほどではない)。
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.0

「比較はいけないが、KとJの偉大さを再確認」

本作を単品で評価すると別に面白くないこともないが、これといって抜けた良さがあるわけでもない、いわゆる普通の作品。
ただ、MIBというシリーズの1本として
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最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

4.0

「風刺と笑いの絶妙なバランス」

個人的にかなり好みの作品。
くだらない笑いに、ひねったブラックジョークだけだと安っぽい作品になるが、移民や人種、宗教への風刺をかなり上手に織り交ぜながら、テンポも良く
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シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

「後半は加速感」

ネタバレあり


苦手なDCものだけど、わりと楽しめた。
個人的にヒーローの1作目、beginsは苦手で、特に誕生の過程がダラダラしやすいので面白みに欠けてしまうが、本作も案の定、
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ハプニング(2008年製作の映画)

3.0

「今のシャマランならもっと良くなるはず…」

ネタバレあり


劇場公開時、映画館で鑑賞して以来。
世に言われている?シャマラン暗黒期。
ヴィジットやミスターガラスが撮れる今なら結構良い作品になりそう
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イン・ザ・プール(2005年製作の映画)

2.0

「良くも悪くもあの時代の邦画」

原作は未読。
90年代後半から2000年代前半の邦画暗黒末期の作品のテイストが強い。
この時代は、過剰にシュールな笑いと60-70年代インテリアにこだわった感が強い作
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

4.0

「再評価されている」

ネタバレあり


これまでに数回鑑賞。久しぶりの再鑑賞。
初見よりも面白く感じた。

たしか公開当初からしばらくの間は評価されていなかった。
事実、レビューも古い方が評価が低い
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

「文句たれない、否定しないやつは強い!」


好きを止めるな!他人の好きを否定する権利は誰にもない!的な作品が2010年代のトレンドの1つだった気がする。
本作もそれがテーマ。しかも非常にわかりやすい
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.5

「テンポが悪くダレる」


実際にあったゾディアック事件をなぞっている。
この事件が未解決である以上、事件の解決や真相を明らかにするオチは無理。
セブンのようなものを期待してはダメ。

ミステリーやサ
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.5

「歳を重ねて観れば観方も変わる」

ネタバレあり


公開当時、まだガキだった自分は、ラストだけを見て面白くないと判断した。
それから十数年、久しぶりに観ると、ラストへつながる演出やマイケルダグラスの
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スクリーム(1996年製作の映画)

3.5

良くも悪くもテンポが良すぎるがゆえに

公開当時、アメリカでヒットし日本でもかなり話題になった作品。
典型的な若者向けのティーンエイジャームービーなので、私も10代で初鑑賞。シドニー懐かしい!
初鑑賞
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チャーリー・セズ / マンソンの女たち(2018年製作の映画)

2.5

「実録マンソンファミリー24時」


インハリウッドを鑑賞する予備知識としてシャロンテート事件を初めて詳細に知った。マンソンファミリーに関してはまだあまり知らない状況で鑑賞。

他のレビューを見る限り
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

5.0

「邦題も良い」


評判が良いのは知っていたが、これほど面白いとは。

物語の展開が抜群に良い、進行のテンポもいいし、起承転結の各章の盛り上げ方も抜群。緊張感やドキドキ感を強めては緩めるの進行の塩梅も
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ラバーボーイ(2014年製作の映画)

2.5

「せっかくの良いトラウマ原因を生かせず」

あるあるB級サイコスリラー。

子どもの時のトラウマで屈折してしまった女性観を持つ男が、ライブチャットの女性に裏切られたと勘違いしてゲキオコ!乗り込んでぶっ
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.5

「映像やテンポは日本映画らしくて悪くない」


白と赤の使い方が綺麗な映像と、物語の進行の抑揚を抑えめにして、よどんだ空気のまま、割とハードなバイオレンスが行われるのは日本映画らしい。

ストーリーは
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

4.0

「異世界のデザインが抜群に良い」

ネタバレあり


この終盤の展開では評価が分かれるだろう。
理解しがたい精神世界を観せられることは、個人的に好きな方なので、本作の終盤もあまり問題ない。
ただ、中盤
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.5

「これこそ死んだ魚の様な目」

ジャッキーチェンの作品はコメディ色が強いものしか観たことがなかったので、シリアスな雰囲気のジャッキーが良かった。
ジャッキーは、ほぼ全編を通して無表情でその目はまさに死
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

「死体の出来とガラッと変わる後半が良い」

ネタバレあり


ヤクザ映画はそれほどハマらないので、仁義なき戦いシリーズくらいしか観てないが、本作も同じ広島が舞台で広島弁丸出しなので、自分の中ではヤクザ
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