Balaさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

Bala

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愛の渦(2013年製作の映画)

3.1

心も体も曝け出した男と女の本質、そして本音。
かなり踏み込んだ内容で表現しているが、これもまた人の様々な感情をリアルに描いている。
非現実な空間でのやり取りで濃密なものに仕上げている会話劇。
愛の渦、
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海を感じる時(2014年製作の映画)

3.0

母娘のリアル、そして歪んだ愛の形、描写は過激だが現実共感できる人もいるはず。
静かな展開に長い間、聞こえにくい小さな言葉、リアルさは伝わってくる。
ラストからのエンドロールは美しさを感じてしまった。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.2

復讐中毒者ジョンウィック最強説誕生‼︎
前作より数倍不死身なアクションは銃、ナイフ、素手どれもが超一流。
今回は相手の殺し屋のバリエーションの見所は勿論、コンチネンタルのルールの深部や暗殺の準備の裏社
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.8

トムホランドの新スパイダーマンは陽気な恋する少年。
コミカルさと他ヒーローとは違う日常感が新鮮。
スパイダーマンの苦悩が今までとは違う視点で描かれており、また違う見応え。
最年少ヒーロー誕生までの失敗
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昼顔(2017年製作の映画)

3.3

男性女性目線によって変わる面白さ、でも確実に女性へのメッセージが強すぎる。
ラストはそういうことでしょ。
やはり伊藤歩が効いているが、原点に戻る2人の絡みと舞台も良かった。
映画としてまた違う昼顔へア
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東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

2.8

人間と喰種、ここは上手く表現・演技共にできていたし、初見の人には分かり易い。
忠実度は高く、うまく映像化できてたがアクションはやはりイメージと違う。
金木の窪田は特に良く、トーカとリゼも確かにいい。
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エクスポーズ 暗闇の迷宮(2016年製作の映画)

3.3

映画の繋ぎ方、展開は好き。
それぞれの物語がどこで繋がるのかと思いながらラストに期待を寄せる。
途中深読みして時間軸がわからなくなりそうだが、結末はそうきたかと。
何かあるなというポイント、表現を見逃
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ライフ(2017年製作の映画)

4.0

宇宙空間×地球外生命体×SFスリラー、このベースはよくあるやつ。
でもこの豪華キャストで誰が生き残るのか、エイリアンの特性、クルーの死に方、ここは一癖あり新鮮な気持ちで楽しめた。
真田広之の健闘も素晴
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.3

20年経ち、変わらないものと変わったものが上手くMIXできている!
キャストは揃っただけで興奮もの‼︎
前作よりストーリーも見応えあり、音楽、映像演出、回想は世界観を壊さず継承。
ダニーボイルの20年
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.6

クレイジーで古臭く汚い画がカッコイイ‼︎
海外で描くから映画としていいが日本で描くと違うのだろう。
とにかくイケてるファッション、イケてるミュージック、イケてる映像表現。
麻薬と同じ中毒性のあるアイコ
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灼熱の肌/セックスとパーティーと嘘(2009年製作の映画)

2.4

外国らしい若者のリアル。
欲望に駆られ本能のままに生きたい世代。
共感できる部分はある。
ただ、描写はいいがストーリーは薄っぺらい、、
ラストのメッセージ性は強く感じ、響くものがあった。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.3

良くも悪くも新しいスターウォーズのEP。
期待の展開とは違ったが、鳥肌シーンも多く、嬉しい誤算の連続だった‼︎
コメディー要素部分や、ベニチオは世界観にしっくりこなかったが、レンの存在感や旧キャラが良
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.4

何と言ってもルーク、ハンソロ、レイアこの3人が30年経って同じフィルムにいる事、これが奇跡‼︎
展開のベースはやはりEP4を感じざるを得ない。
だからこそ新たな冒険の始まりに、変わらない音楽、空中戦、
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

4.2

ピーター×マークのコンビは毎回新しい実話物を観せてくれる。
入りはリアリティー満載のテロ、そこから緊迫した上質サスペンスへ突入。
映画としか思えない展開に息を呑み、マークのセリフが終盤を引き立てる。
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.3

ドゥニ×リドリーのタッグ作だけで興奮‼︎
リドリーの世界観を継承しつつも、ドゥニの映像美センス、スローな魅せる演出。
お互いのSF感の融合が素晴らしい‼︎
更にハンスの音‼︎
ブレードランナー独自の雰
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.7

このシリーズはとにかく超人バトルが凄い‼︎
ここに関してはアベンジャーズやX-MENを超える‼︎
しかしザック派としては作風変化に残念感。
ダークさと重々しさが、、やはりノーランの力も大きかった。
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.7

毎度お馴染みのおふざけで見せ場の少ないスパロウ。
もはやシリーズ主役級のバルボッサ。
海上を走る時の不気味な顔、海中のワカメみたいな髪を持つサラザール。
個性際立つキャラは見所満載‼︎
バルボッサとあ
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ダイバージェント FINAL(2016年製作の映画)

3.1

勿体ないシリーズFINALになってしまった。
1と2は好きだったのに。
話の方向性が意味不明になった。
主要人物も変化なく、見応えに欠ける。
SF感とか脱走するシーンとかドローン戦闘とかキャストとか好
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

4.5

これは革新的映画であることは間違いない。
ストーリーはやや難しくラスト含め正直しっくりはこない。
しかしこの映画はそこではない。
音楽、映像、美術、衣装、世界観、発想力。
見事なまでの斬新さで、現代ま
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海底47m(2017年製作の映画)

4.0

オープニングからタイトルまでの演出から上手い!
海底を舞台にしていること、それによるサメ以外の恐怖、リアルな設定が心臓に悪い。
見せ場もうまいし、恐怖心の与え方も見事。
サメの登場の仕方も海面とは違い
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ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

3.3

大枠は本当にシンプルな砂漠での逃走劇‼︎
国境を越えようとすること以外は砂漠の過酷さしか分からない‼︎
とにかく理不尽さ、意味不明さ、もどかしさばかり気になる‼︎
最後の岩回りの追いかけっこは笑えたが
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スプリット(2017年製作の映画)

3.7

これはマカヴォイとアーニャの演技対決‼︎
恐怖VS恐怖‼︎
前半の監禁スリラーから最後はホラー。
単体で観るとシャマランとしては毒がない。
しかし、これもまた衝撃的ラスト。
敢えてポスターや劇中で明か
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キング・アーサー(2016年製作の映画)

3.5

革命児ガイリッチー流キング・アーサー、彼がやるとこうなるのか‼︎
ストーリーはシンプルだが、らしさ全開の映像と音楽。
映像編集の巧さと画と音楽のいい意味でのミスマッチ感、そしてエンタメ力の強さ。
エク
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.0

まー何かあるなと思いながら鑑賞すると、
そーきたか‼︎と。
あれを中盤過ぎで持ってくる構成もラストへの繋がりもテンポ良く、好きなタイプ‼︎
役者陣も皆いいの揃えたな‼︎
こういう役、藤原竜也にやらせた
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.8

ダニエル・ブレイク。
頑固オヤジと言えばそれまでだが、1人の男として尊敬した!
妻への想い、信念を持った生き方。
貧困生活の苦しみや社会制度、リアルに響いた。
ダニエル、ケイティ、子供たち全てに共感し
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.4

ただのダークファンタジーではなかった。
むしろ内戦時代の要素も多くの二軸構成。
別々で見てダークさはあるが、一筋縄ではいかないジャンル。
それ故のラストなのか。
ファンタジーらしくない、捉え方次第で変
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ファウンド(2012年製作の映画)

2.9

狂ってる。。
スプラッター描写は昔くさいチープさ。
ホラー感といえば、イジメによる弟の心理変化の怖さ。
終盤は異常なまでの展開‼︎
これはこれでたしかに他では味わえない‼︎
パッケージのコメントはある
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.3

音と映像美に圧倒される。
特に飛行物体の画と殻の中でのシーン、そして表語文字、美しい‼︎
時間軸の構成がキーワードだったとは、、
そして見事に騙された。
言語の理解、時、未来、様々な伏線。
複雑に絡み
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.3

如何にもアメリカ映画という感じで、各キャラ設定や笑いネタは安定感ある。
ゲームキャラが敵として、順々にクリアしていくのはワクワクするし、パックマンとドンキーコングが実写で出るとなれば気になってしまう世
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.8

ただのホラーではない‼︎
まず音楽‼︎
頭から離れない‼︎
映像も美しい。
そお、ホラー感をあまり感じない。
It以外は。
そして新感覚恐怖‼︎
たしかに新しく、先は読めない‼︎
最低限の情報で謎の多
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チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.8

王道すぎて変化ないかなと物足りなさを感じそうだったが、最後が全部もっていった‼︎
ダンスシーンは勿論、先生の想い、ダンス後の2人の抱擁、全てにやられました‼︎
そして何よりこの映画を通じて、夢や目標を
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.2

映像から滲み出る物語の凄さ。
前後半でまた違った印象を持つ映画で、サルーの子供時代は子役の子に引き込まれる。
オーストラリア編でもラブ、ヒューマンとして上質。
終始、心がざわつき震えたが、ラストの演出
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.9

前半、官能、後半、シリアス。
こういう展開になるとは、心の準備できてなかった。
前半も後半もハンナの心情心理が難しい。
でもきっと純粋な心の女性。
マイケルとハンナの深い関係性、理解できないが、理解し
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

マルコはハッピーエンドが好きな男の子。
同性愛者とダウン症の子の血の繋がりのない短な愛の物語。
ドーナツのように心に穴が空いてしまった子の愛の物語。
チョコのような甘い愛情で穴を埋めようと偏見の中奮闘
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

伝説の殺し屋だが、人間味のある殺し屋。
復讐心がピュア。
復讐という感情に奮いたち、痛々しい闘い方がまたいい。
ジョンの人間性であろう御用達のホテルとオーナー、掃除屋、警官との関係。
スタイルであろう
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.1

脳内世界の細かさとリアルさ、それを見事に面白く描いている‼︎
こんなにも頭の中の感情で行動が変わるのかという可笑しさ。
序盤のカナシミの行動にはイライラ。
ビン・ボンの行動には涙。
観てるこっちの脳内
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