クラゲライダーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

エージェント:ライアン(2014年製作の映画)

3.3

VIVANTみたいな映画でした。
ロシアが爆破テロと経済テロを同時に起こそうとしている。ライアンは果たして止められるのか?

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.8

老人として生まれどんどん若返り赤ちゃんとして死んでいくベンジャミンバトン。
そんな彼は2度デイジーの前から去る。
1度目は老人の姿を晒すのが恥ずかしくて、2度目は少年になる自分には子育てが出来ないから
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

フライドグリーントマトという映画を思い出した。
どちらも自由奔放な子と殻を破れない子の友情物語。

この映画で1番印象に残ったのは、お互いに実は嫌い同士だと告白するところ。
いいよね。嫌いだけど、私は
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とらわれて夏(2013年製作の映画)

4.1

一刻も早く家を出なければならない時に、少年が「部屋にサヨナラを言ってくる」と部屋に戻ってしまう。
この時、岸辺のアルバムを思い出した。
この監督も山田太一のファンかと思ったが、たぶん違うでしょう。
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

2.9

二階堂ふみ演じるハルナは、何故ロンゲと付き合っているのか?
終始彼女の気持ちが理解出来なかった。
それ以外の人物は全員サイコパス。
結果、誰一人感情移入出来なかった。

本当の僕を教えて(2019年製作の映画)

3.3

双子の兄が記憶喪失になった。弟は失った記憶を教えていくが、そこには秘密があって…という話。

この話の悪魔も逃げ切って死んでしまう。ジャニーズもそうだけど、相手が子供だから事件が明るみに出るまで時間が
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アイ・ケイム・バイ(2022年製作の映画)

3.3

金持ちの家に忍び込んでは落書きをしている2人の青年。ある日忍び込んだ家でとんでもないものを見て…という話。

エスタブリッシュメントは欺瞞に満ちて、警察は何もしてくれない。格差は広がるばかりでその差は
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.1

「殺人をアートにして、この狂った世の中に一石を投じたい」
犯人の動機は映画っぽいと思う。
セブンのパクリだし子供っぽいけど。
犬を保健所へ送るな、引きこもりやめろ、浮気ダメ、などバカっぽいけど立派な叫
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海街diary(2015年製作の映画)

4.1

日本中の女優が、私もこんな風に綺麗に撮ってほしいと羨ましがったのではないか。
それぐらい四姉妹が美しい映画でした。
特に良かったのが、綾瀬はるか。
綾瀬はるかのベスト映画では?
白いシャツを着て歩く姿
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.4

空売り…
まずこれが難しい。
ネットで調べると、信用取引で借りた株をまず売って、株価が下がったら買って、その差額が利益になる…わかったような分からんような…。
ともかくヘッジファンドはこれで儲けてると
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ツユクサ(2022年製作の映画)

4.3

「ツユクサはどこにでもある、ありふれた花でした」

主人公の芙美は何億分の1の確率で隕石にぶつかる。
まるで宝くじの一等賞みたいに。
人は、宝くじに当たるようなラッキーがないと幸せになれないの?
そう
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.8

バイトをやっていた頃を思い出した。
特にベルギーワッフルのシーン。
「マンゴーとって、マンゴー! マンゴー! 分かる? 目の前、目の前のマンゴー!」
ちゃんと教えろや!
全くなんでバイトの先輩っていう
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.7

面白かった。

燃えよ剣の池田屋が出てきて嬉しかった。

金の引き出し方とか、海外への送金とかリアリティがあるように見えた。

ただ最後の2億円、振り込め詐欺で騙し取った金だよね。
ちょっと心が痛むよ
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

4.0

かなり面白かった!
原田監督の中では1番好きだな。

特に良かったのはガードマンのオーディション。隣にいる候補者を瞬殺するところなんて素早過ぎて笑っちゃった。この辺りは全部岡田演出なんだろうな。
ヤク
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

アダちゃんの父親ですが、僕は夫のイングヴァルだと思う。
最後に出てくる羊男が父親説もあるけど、そんなのつまらないな。
オープニングのクリスマスの夜、羊男が羊小屋を襲ったように見える。
あれは悪魔が乗り
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.0

和平交渉までは理解できる。
でも和平交渉が決裂してからは、全く納得できない。
河井継之助は薩摩長州連合軍に勝てないと分かっているんだよね。
でも戦うの?
確かに薩摩長州はズルい。
会津は何も悪くないと
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

三船敏朗がガンダムに変身してメカゴジラと戦うなんて、他の国の人理解できるのだろうか?
また素晴らしき哉、人生や市民ケーンとかシャイニングなんて、若い人見てないんじゃない?
そう考えると、この映画を1番
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警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件(2022年製作の映画)

3.4

イギリス人女性が行方不明になった。警視庁捜査一課が捜査をするが…という映画。

イギリスからやってきたお父さんが、日本の警察を見下し信用してない様子が伝わる。
見つかった犯人がやばいくらいの鬼畜。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

ロックンロールパート2だけ見直すつもりが結局全部見た。

アーサーは売れてない芸人。
そんな時なりゆきで人を殺したら、人生で初めて世間から注目された。
笑い話というジョークではなく、殺しというジョーク
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ロストガールズ(2020年製作の映画)

3.3

シングルマザーが行方不明になった娘を探すが、警察の杜撰な捜査、地元の隠蔽体質、職業蔑視で捜査は一向に進まず…という映画。

事実を元に作られた映画。
この映画、作られた時は未解決だったが今は犯人が捕ま
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

見た目は大人、頭脳は子供。
逆コナン状態のエマストーン。
そんな彼女が冒険の旅に出て男の束縛から自立する映画。

性欲に目覚めた主人公ベラの率直すぎる行動にかなり笑いました。
特に中盤の商売の場面で、
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.1

「人って誰かを間に合わせに使って生きてるんじゃないかな?」
この台詞、聞いた瞬間は名台詞な気がするが本当にそうかな?
この台詞の通りなら、なんか寂しすぎない?
人に声をかける時は、ずっと付き合える人だ
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.8

面白かった。
確かにオーロラの彼方へみたいに、つながる過去の相手がいい人ばかりとは限らないもんね。
じっくり考えると、色々変なところが出てきそうだけど目をつむります。
ただハッピーエンドでいいよ。なん
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.5

猫はカスガイ。

僕は愛なのにの方が好きでした。

愛なのに(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

かなり面白かった!
なんと言ってもリョウスケ!!
超イケメン超イイ声、仕事も出来てモテモテなのに唯一の弱点は…

下手なんかい!
下手かい!

もう声出して笑った。
溜飲下がるわー。
でも笑い事じゃな
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.1

ホラーかと思ったら後半はC級コメディでした。
笑ったので寿命が伸びました。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.2

犯人もオチも知っているのに、何故か見ちゃいました。
結果…やっぱり駄目でした。
例えるなら昨日の新聞を読んでる気分。
オチを知らない人が羨ましい。

初見の人はきっと楽しめますよ。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ヤクザが合唱部の中学生に歌を習う映画。

かなり笑える映画でした。
僕が見た映画館では腹を抱えて笑っているお客さんもいましたよ。
ただ前評判が良かっただけに笑える以上のものを期待していましたが、それは
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私の娘を殺した男(2022年製作の映画)

3.3

離婚して離れて暮らす娘が死んだ。実の父親は真相を究明しようとするが…。39年という途方もない長い闘いの物語。

39年もすごいが、クライマックスの一線を越えた行動が本当にすごい。
逆に言えば、39年と
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恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.1

初老あるあるが楽しめる映画。
笑いながら喋ったり泣きながら脚本を書くダイアンキートンが魅力的。

ただ2人とも仕事で成功して若い異性からモテまくるという、なんとも感情移入しづらい設定。
なので最後は「
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.8

未解決事件の謎に取り憑かれた男達の物語。

解けない謎…
それを解く為に家族や人生を犠牲にしてしまう気持ち、ちょっと分かる。
解けそうで解けない、このあと一歩までいっているのに届かない感じが辞める事を
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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルは随分昔に見たっきりで覚えてないけど、これはこれでかなり面白いのでは?

教訓は、緊急事態の時ほど冷静に、かな。
結局、歩いて逃げても地下に隠れていても生き残れたわけだから、窓を塞いで立て篭
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.3

「あなたがモテないのは自分がオタクだからと思ってるでしょ? 違うから。性格がサイテーだからよ!」 ガーン…
主人公のマークザッカーバーグはこうやって恋人にフラれる。
果たしてザッカーバーグは本当にサイ
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影裏(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

東北に転勤した今野は日浅という謎めいた男と出会うが、彼が姿を消してしまい…という映画。

まあ、愛した人は詐欺師だった、という話。
テーマは、人の正体なんて知らなくていい、みたいな事かな。
日浅は津波
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ウルグアイからチリへ向かう飛行機が雪山で墜落。生き残った乗客のサバイバルを描いた映画。

ハッキリとした主人公がいないという、かなり変わった作りの映画になっている。
この主人公は最後まで人肉を食べる事
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余命10年(2022年製作の映画)

3.2

藤井監督といえば新聞記者。
新聞記者では安倍政権に対して悪意100%で描いていた。
一方この映画では全ての登場人物に善意100%で描かれている。
この映画にはとにかく悪人が1人も出てこない。悪いのは病
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