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宝田さん自身の経験に基づく部分も脚本にあるとのことで、これが彼自身の終活でもあったように思われ、結果的に遺作になった。
人間は、自分のやっていることに対して意味を求めたくなるものなのだろうな。
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期待を裏切らない面白さ。設定の段階から仕掛けられていることには気づけなかったなぁ。各キャストがそれぞれいい味を出していて配役も上手い。
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年末のSPドラマからの流れ含めて、素晴らしい。笑えるシーンが随所に散りばめられていて、それでいていつものとおり、リーガルもしっかり作られている。
最後の握手は儀式なわけだが、日々の仕事もそういうやり切>>続きを読む
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皆で頑張ろう、困っている人がいたら助けよう、という連帯感が強い、結束力あるグループというのがよく伝わる。この映画を見るよう勧められる理由が分かる。
ねるちゃん1人から始まり、先の見えない中もがき、欅の>>続きを読む
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やはり安定に面白い。こっくりが三兄弟と和解する伏線は演出上もあからさまだったが、心の純粋さは端々で伝わってくるし、本当に周りを動かせる強さはそういうところにあるのかもしれない。
最後の最後、架空の跡取>>続きを読む
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英雄編公開に合わせてドラマ再放送と映画の一気見中。どれも面白い。ここまでは大丈夫と思っても、これはいよいよピンチでは?となっても最後にしっかり回収していくのは鮮やか。ドラマからの繋がりもあって順番大事>>続きを読む
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結婚は?と言われる年齢にもなってきて、周りも結婚する人が増えてくる中で、そんな趣味だから結婚できないとか、そんなこと言われなくても一番考えてるんだよね。本当に。どうやって生きていくのか、仕事もプライベ>>続きを読む
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これも別枠。スコアリングはしないということで。
思い立って観に行って(しかもドルビーシネマ探したわけだが)良かった。途中、次々と映るジャケ写を見てやっぱり中学から大学にかけてコンスタントに聞いていた>>続きを読む
ストーリーの深さというよりは、音楽と映像で魅せていくタイプの映画。家で見ていても引き込まれたから、映画館で見たら相当だっただろうな。ベイビーは、心の純粋さも持ち合わせた「ベイビー」。
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ハダシの感情の浮き沈み、多感な時期を過ごしていると伝わるのが魅力的。その熱量に、特に明確な理由もなく、面白そうだからであろう、集まった皆が力を合わせて映画を作り上げていく。自然と生まれる一体感。大人に>>続きを読む
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高畑充希が、コロナ禍に感じたエンタメの力の話をしていて、これは行かねばと半ば衝動的に映画館へ。
小さなスクリーンが、おそらく映画が好きなお客さんばかりで埋まっていた。「皆で同じものを見て笑って、違う>>続きを読む
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鈴と竜の関係は「ベル」という響きからも、美女と野獣を想起させる。
竜の振る舞いには何か原因があると考えて近づこうとする鈴と、Uの秩序維持という名目で正義を振りかざすジャスティン(ガストンに響きが似てい>>続きを読む
続編が出ると聞いてこれを機に鑑賞。一応埼玉に住んでいた期間もあるし、何より浦和サポとして埼玉に親近感はあるんだよなぁ。くだらないっちゃくだらないけど面白い。
金曜ロードショー。いかにも夏らしい気候の日に、2021年夏の到来を感じながら。
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随所で笑ってしまった。定期的に、いい風呂・温泉に入ってくつろぎたいもの。
今はこうやった国を跨いだ製作にも通常以上の苦労があるだろうし、とかも時節柄思ってしまった。
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コナンが急に見たくなって昔の録りためていた金曜ロードショーを鑑賞。
建築家が新一をホームパーティーに招待して登場するのが唐突すぎて、途中の伏線も多く早々に当たりがついてしまった。線路の間の爆弾の仕組み>>続きを読む
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坂元脚本×土井監督で、分かっていたけど、刺さりすぎたなぁ。種々の感情が渦巻いている。
冒頭から、あぁ…この感じだ…となって。
まぁあんなに趣味が合って偶然が重なることはないのかもしれないけれど、終電逃>>続きを読む
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2021年1本目。正直、日々忙しくしていると自分の人生これで良いのかと葛藤する時間もある。ちょうど昨年、コロナ禍で悲しみの忘れ方を見たのが懐かしい。
飛鳥ちゃんが舞台挨拶で語るとおり、もちろん個人に>>続きを読む
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煙突により煙で覆われた土地で、知らない世界、青い空と星があると信じ続けた親子の話。
絵本原作なだけにシンプルなストーリー。
序盤、ゴミ人間からフォーキーが思い出され、途中からトゥルーマン・ショーも思>>続きを読む
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補修授業として、土曜日に学生5人が集められた中での交流を描く。
自分とは何か?という作文課題が与えられたが、むしろ他の学生と交流し、なぜ呼ばれたかを率直に話せる関係性になっていく中で自然と見つめ直して>>続きを読む
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遅ればせながらハマって我慢できずに平日夜に。あっという間の2時間強。
<価値基準>
「価値基準が違う」と煉獄さんは2回、口にしたと思う。人間と鬼では全く異なるのだと。印象に残った表現だ。
これま>>続きを読む
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やっぱり好きなんだよなぁ。好きなことに一心になって何かを目指すのを観ているだけで涙出てくるもんなぁ。
自分1人には限界があるからこそ、仲間がいることで力をもらえて、強くなれる「団体戦」が好きなんだよな>>続きを読む
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公開前日に舞台挨拶付で鑑賞。
はじめてのおつかいのオマージュ(5歳児、オカダンゴムシいっぱい)とか、浅草がハイタッチしないシーンとか、浅草vs金森のシーンとか、事前に話があったからこそ注目して楽しめた>>続きを読む
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久しぶりの映画として、8/15も近いので鑑賞。
各組織の長としての対外的な立場と、組織を率いる対内的な立場と、それから個人の信念と。いつの時代もここに頭を悩ませ続けるのだろう。
今の日本があるのは、>>続きを読む
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とりあえず、描写が厳しい…心の奥底にある憧れ、本能的な部分をタイラーとして表出させるのだが。人は皆暴力的なものを持っていて理性で押さえ込んでいるのか?
2020年現在、所有から解放され、物をシェアする>>続きを読む
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自分の生き方に思い悩んだときにまた観たい、勇気をくれるドキュメンタリー。共感する点が多かった。必死に悩み、考え、頑張ることの意味は、最終的に、楽しいと思えること、心の底からやりたいと思えることをやるた>>続きを読む
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自分の中に原石を見つけて磨くこと。自分が真剣にやりたいことに気づいて、同じようにやりたいことに向き合っている好きな人から刺激を受けて、原動力にするって素敵な関係。
それから、素敵な家族。特にお父さん>>続きを読む
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伝えたいことを読み取るのが難しい作品という感想。1回観ただけじゃ全然分からないかも。戦間期のヨーロッパを舞台に、人間の愚かさを描いているのかなぁ…
殺しをしない姿勢とか、ファシストになるより豚の方がマ>>続きを読む
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ちょうど札幌にいたときに公開されて、シアターキノで観たかったなぁと思っていた作品。
シチュエーションは様々違えど、本質的にはいかにもありそうな人間関係を自然に描いているのだが、人間・人間関係っていい>>続きを読む
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"If you really wanna see what people really are, all you have to do is look."
本作で描かれる外見という観点か否かにかかわら>>続きを読む
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吃音を抱えるジョージ6世を描く心温まる良作。評価の高さも納得できるし、万人受けするタイプの作品か。
最後のスピーチのシーンは自然と涙が出そうになる。
ライオネルのユーモアと毅然とした態度も魅力的。主>>続きを読む
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アン王女が公務に疲れて脱出し、ローマで新聞記者のブラッドリーと1日を過ごす。いわゆるスペイン広場のシーンとか、真実の口のシーンとか、有名なのこれか!と。
オードリーヘップバーン、可愛さと美しさを兼ね>>続きを読む
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最初の30分はグダグダな作品だなぁとか思っていたけど、そこからの1時間がめちゃくちゃ面白い。最初30分で違和感を覚えたシーンの理由が解き明かされていく。
この「カメラを止めるな!」という作品の構造を発>>続きを読む
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金曜ロードショーにて。
シンプルなストーリーで、明るく楽しいコメディ。修道女たちの中にある本能を引き出すデロリスの魅力。さらわれたことを知り、皆が迎えにいくような存在にまでなっていた。歌って良いね。
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バス運転手のパターソンの1週間を1日ごとに描く。
何が起こるわけでもなく、少し単調に思えてしまった。妻とたわいもないやりとりをして、詩を書いて、犬の散歩をして、バーで人と交流して、バスに乗り込んでくる>>続きを読む