るーとさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

るーと

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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.2

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勧められることが多い映画。
正直、前半はやや退屈してしまった。ハードルが上がりすぎていたか。

アルフレードはとても良い。映画技師になることに当初から反対して、トトはシチリアから出るべきだ、もっと重要
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

5.0

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良すぎた。世界に入り込んでしまって、時間があっという間だった。
冒頭のライブハウスでの弾き語りで惹かれてしまった。作中のあらゆる音楽が良い。しかも、まずグレタの演奏があり、次にダンがその場にいたことが
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.6

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構成が非常に秀逸。タイムスリップ中心にいろいろな要素を2時間にまとめる手腕は感動的。USJ行きたくなった。
タイムスリップはいつの時代も夢見るもの。SFを基本線にしつつ、叔父さんがオリに入っている、を
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青空エール(2016年製作の映画)

3.0

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樹里さん出演作品なので。
若手が多い中でさすがの演技。樹里さんの役柄はいつも実在しているのではと思ってしまう。
強豪校のブラバンに初心者が入って奮闘する青春。辛くて引きこもる時もあるし、それでも手を差
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

2.6

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皆が評価している作品だが、あまり入り込めずに終わった。
そもそものゴジラという設定に違和感を覚えてしまっている時点で良くないと思うのだが。地名や官僚組織などが中途半端にリアルなのがまたうーん。
官僚が
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

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実際にあった年金不正受給を題材としたストーリー。パルムドール受賞、スタンディングオベーションを受けた作品。
音楽のやや不協和音さ、独特な世界観。ただ、現実を見るとこのような人たちもは確かにいる。

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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.5

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幻覚が見える作家志望のチャーリーが高校に入ってパトリックとサムという兄妹に出会い、周りと打ち解けていく。
パーティとか青春時代の恋愛とか、自分は体験したことないものも多いけど笑、見てて青春だなぁと思っ
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.2

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自分の問題意識が散りばめられた映画。

・法と政治
裁判は法に則った問題解決の場。そこに政治が持ち込まれると、法と乖離した議論、罵り合いが起きることがある。
感情的になってもいいことはない。これは普遍
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.1

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樹里さん出演作品なので。
最初は訳わからなかったが、タイムマシンの描写から一気に繋がり始める。
特に深く考えず、笑いながら観られる。
夏に見て正解。爽快。

「決められた枠に滑り込む」というのは未来も
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.8

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毎年7月15日を描き続ける映画。
長い期間が経過するが、テンポ感がよく、引き込まれる。

過去はやり直せない。後悔しないように生きる。恋愛にとどまらず、人と人との関係はいつ終わるか分からない。まさか死
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.6

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こういうトリック系の映画は難しいんだよな。自分の頭の弱さを感じる。笑
「ピエロがお前を…」もそうだった。

当然、初見では仕掛けに気づけないし、最後になって明らかになっても、混乱状態で、結局誰が何のた
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セッション(2014年製作の映画)

4.4

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サイコパスvsサイコパスで間違っていないだろうが、才能とは何か、どうあるべきかを考えさせられる映画である。フレッチャーには、最後に才能を開花させる者はいくら負荷がかかっても挫折しないし、また這い上がっ>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

3.6

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帝一の根底にあるのはピアノが自由に弾ける環境であってほしいということ。
それが自分の中ではっきりしていても、結局は闘い続けようとする心理は何となく通ずるものがある。美美子に熱心に語るシーンも含め、周り
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.2

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くだらないっちゃくだらないから気楽に見ることができたけど、くだらないの一言ではまとめられない面白さ。
たまにはこういう映画もあり。笑

ヒーローであること、正義を全うすることには犠牲が伴う。
描写がや
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.5

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自分がどうこういうのはお門違いという春樹の感覚がよく分かる。人との関係を持たず、自分1人で生きているわけではないにせよ通ずるところはある。
咲良に言わせれば、生きるということは人と関わって、面倒も乗り
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

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最初はナボルスキーは何者なのか、ということが頭に常にある状態で、クロコウジアの政治犯というパターンを考えたり、空港での協力者も何かあるのかと思ったが、深読みしすぎていた。というよりも、疑い深くなってい>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

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パートナーを選ぶというのは人生で一番大きな決断かもしれないなぁと思う日々で。しかも遠距離で。なかなか意思疎通も図れないし、すれ違いもあって、自分のことを必要としてくれているのかもよく分からなくて。
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.5

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名探偵ポワロシリーズはNHKのアニメで見ていたのが懐かしい。
善と悪含めた「バランス」がテーマか。一つの事件が大量の悲しみを生み、そのために起きた今回の事件という構造。ポワロは一刀両断するかと思いきや
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ミュージカル風の映画。ララランドを思い出させる。
なんだかんだ言って、バーナムは恵まれていると思う。もちろん自分で人生を切り開いたところは才能と努力だろう。
仕事に没頭して、人の気持ちを考えられていな
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

見応えがあるディズニー映画という印象。ズートピア並みに気に入った。
家族と死という2つの重いテーマを、重すぎないようにして、うまく絡めて描いた秀逸な映画。映画館で見たかった。

家族と仕事の両立の問題
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。と言ってもコナン経験値が低すぎるから何でも面白く思えてしまうのかもしれないが。
個人的にはそれほど謎解き、推理の深さは求めていないし、今回のような日本の組織や制度が絡んでくるようなものは興
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