たちくるみさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

たちくるみ

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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.0


タランティーノ作品。
今回は金を巡る駆け引きをタランティーノ監督らしくバイオレンスに渋い音楽に乗せて作られていました。

音楽がいい。画がいい。(特にオープニングとエンディング)

ロバート・デ・ニ
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

5.0


すごくくらいました。
真夜中に観るものではなかったです、眠れる気がしません。

戦争映画のなかでも特に大切な作品の一つです。

人生の教科書のような、生きる上で大事なこと、忘れてはいけないことを教え
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.4


淡くぼんやりとした田舎を舞台に現状から抜け出す冒険に出かけたい少女と安定な幸せなを大切にするギタリスト、楽しいことが好きな個性溢れる女友達のバランスとみずみずしさがいい。


歌も街の雰囲気もお洒落
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます



前半と後半でガラリと見方が変わって予想を超えてきました。


デンゼル・ワシントンの“ 圧 倒 的 存 在 感 ”

あの貫禄と説得力で教育されたら倫理観とか正義感とかが自分なら麻痺します。
イー
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.2


ジム・キャリーはやっぱりちゃんとした人間も演じれるんだよなぁ…すげえやってなりました。


そしてこのファンタジーでありつつきちんと心に刺さる恋愛でありヒューマンドラマ作品でした。

特定の記憶だけ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8


ついに観れた。
岸井ゆきのと若葉竜也と江口のりこが出てるのは素晴らしいし作品に登場するキャスティングがとてもマッチしていると思いました。


みんな自分に無いものを欲してしまう似た者同士。と観ていれ
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生きちゃった(2020年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます


胸が苦しくなって、救われなくて、何にもしてあげられなくて、観終わったあとも自分もあそこにいた気がして離れない、そんな作品でした。


風、影、音、パピコ。

日常を構成する分子を繊細に切り取っていて
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淵に立つ(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます



仲野太賀を観たくてたまたま観たのだけれど、
衝撃を受けた。
こうやってふとしたタイミングで強烈な作品に出会うと物凄いインパクトで焼き付いてしまう。


邦画でこんなに胸の中がぐるんぐるんかき乱され
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フラガール(2006年製作の映画)

4.6


邦画らしい昔懐かしの雰囲気と『リトルダンサー』のような炭鉱町で起きる家族愛や友情を見事に描いた邦画の中でも好きな作品の一つです。


やはり蒼井優を主役にしたことが素晴らしい。
素朴で嘘のない明るさ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.5


『ブロークバック・マウンテン』ぶりのジェイク・ギレンホール出演作品。


もやもやしたなあ。
ラストに期待していたので希望の光を見ることなくエンドロールに入ったときはなんかショックだったしこれが現実
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます


『愛は厄介でおぞましく利己的、そして大胆。』

『自分を欺いて始まり、
他人を欺いて終わる。それが恋である。』


遥か昔からの人々の目を逸らしてきたテーマに詩的かつ現代的に描いていて『面白い』とい
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ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

3.5


気軽に楽しめるフランスのコメディー映画。

お金がかかってるなあ〜って思ったのと分かりやすいスピード感で次々起きていく問題がハリウッド映画のB級映画っぽくて僕的には面白かったです。

車吊り上げて落
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

5.0


ずっと気になっていた作品をようやく観ることが出来ました。

コメディとヒューマンドラマを上手く練り合わせ、繊細に変化していく鮮度のある若者の感情をお洒落な構図や演出で描いていて本当によく出来ている作
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またね(2014年製作の映画)

4.7


とっても素敵で心温まる作品。

僕は英語がそこまで得意ではないので字幕の言葉をすべては分かりませんでしたが役者の表情や動きで繊細に心が伝わってきました。


構図や色味、音楽など細かいところまでお洒
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.6


人間の欲望と周りへの無関心さ。


最初に観たときはサイコパスな異常者として捉えてしまいましたが解説を読んでみて、それだけではなくこの作品の世界そのものが異常になっていることを気付かされる、メッセー
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ジム・キャリーはMr.ダマー(1994年製作の映画)

3.5


ジム・キャリーってアニメーションから出てきた人だと思うくらいにすごい

ローレン・ホリーめちゃきれい

見やすくて何気なく観れる

刑務所の中(2002年製作の映画)

4.5


刑務所での生活をほのぼのと描いた作品。

こないだ観た『パピヨン』との環境が違いすぎてこの刑務所が天国に見えるし少し行ってみたくなる気持ちまで芽生えました。笑

作品として面白いし山崎努が可愛い。
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パピヨン(1973年製作の映画)

4.2


脱獄と投獄を繰り返しながら築き上げられていく友情を描いた作品。

当時の状況で40億円を投じて13年の監獄生活を描くのがまず凄いしあのスティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンの両スターがあんな
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.9


エネルギーのある作品。
ひとりの母親の強い意志を物語の軸に据えながら警察や社会、メディアなどへの風刺や差別に対するメッセージを見事に詰め込んでいて訴えかけてくるものが多い。

自然体で印象に残るお芝
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.9


大好きな沖田修一監督の観たことのなかった作品。

豪華なキャスト、かわいい家と自然と音楽。
映像もフィルムっぽい可愛らしさがあって観ていてすごく落ち着く。

実在する人物をモデルにその周りの生活を描
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

5.0


もうむちゃんこ泣きました、、
流行りだろうが好きなものは好きだし泣けるものは泣けます。

言葉も素敵なものが多くて心に響きました。
作品はもちろん良いのですが声だけであそこまで表現出来る声優さんって
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3


レオナルド・ディカプリオを観たくなってずっと気になっていた作品を鑑賞。


本当に壮大だけど内容は実にシンプル。

なんと言ってもお芝居と映像と音声がすごい。
レオナルド・ディカプリオの全てを捧げた
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.1

スピルバーグ監督のユーモアとトム・ハンクスの演技力が詰まった心がほっこりする作品。

完全にクラコウジア人だったしまっすぐで憎めない魅力があって惹き込まれました。

カートでお金稼ぐところとそれを見て
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

日本には馴染みのない職業で理解が難しい所はいくつかありましたが巧みな戦略と伏線がラストでバッチリはまっていく所は爽快でした。

なによりジェシカ・チャステインは主役としてどっしりと迫力のある演技で圧倒
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

4.4

2020年に観た邦画でもなかなか衝撃を受けた作品。

爽やかなパッケージとタイトルからはまず想像できないほどの物語のクセの強さとそれを成立させてしまうほど熱量のある俳優陣のお芝居。

主演の池松壮亮/
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.8


今まで見たことの無いタイプの邦画でした。

言葉で表現するには難しい所もあるけれど『温かさ』と『鋭さ』を持った作品に感じました。
何気なく過ごしている日々も視点を変えるとこうも気付かされ、心に刺さる
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.8


コーエン兄弟監督三作目。

『FARGO』にも出ていた役者がここでも登場していて監督の愛とこだわりを感じる。

映像の昔らしいかわいさと登場人物の愛おしさが相まってクセになる面白さ。劇中にはアーティ
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.4

斬新な設定と綺麗な映像。

カラフルに彩られた街並みと衣装でアートとして流しておきたい、そんな映画でした。
静かな会話と揺れる恋心。

浅田家!(2020年製作の映画)

3.8

温かくて泣ける作品。
エンドロールが好きでした。

妻夫木聡と菅田将暉を脇に据える強さ。
家族写真も面白いけど僕的には池谷のぶえがいい味でよかったです。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0


最高です。大好きな作品。

街並みと素敵な登場人物、関係性、ファッション、そして最高な音楽。

前に進もうとする人生の大切さ
大切な人への向き合い方
逆境を跳ね除ける強さ

いろいろと心に刺さるもの
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