たちくるみさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

たちくるみ

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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.8

緻密に練り込まれた脚本と演出、そしてビル・マーレイの芝居が合わさって心地よい恋愛コメディーになっている。何回撮ったんだろうって気になるくらいに何回も同じシーン撮ってるのでそこも見どころです。

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.5

トニー・モンタナの金とクスリと女と妹でどんどん人間が変わっていく様を演じるアル・パチーノのお芝居は圧巻。凄みしかない。金を手にすればするほど強欲で周りが見えなくなって保守的になり醜くなっていくという欲>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

狂気的で恐ろしいですね。鏡や白と黒の色を上手く利用して人間の二面性を表現していてよく出来ている構成、そしてナタリーポートマンをはじめとする狂気的な世界で生きる女の戦いは男のケンカより数倍恐ろしいですね>>続きを読む

愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

3.6

これまた青春の名作ですね。フォーリー軍曹役のルイス・ゴセットJr.がアカデミー賞を取るのも頷けます。リチャード・ギアのお芝居ちゃんと観るのは初めてで自然体でした。ミリタリーケイデンスを聞くとやはりアメ>>続きを読む

恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.5

「シャイニング」ぶりのジャック・ニコルソン。こんなチャーミングな役も出来るのか、と完全に舐めていました。あの表現力あったらこんなことも出来ますわな。笑
そこまでするかい?って言うくらいメルビンがキャメ
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羅生門(1950年製作の映画)

4.0

人間の恐ろしさをそれぞれの視点で描いた黒澤作品。
三船の憎めないキャラクターと
降りしきる雨が印象的。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

これでフレンチトーストの作り方を教わりました。

ワイングラス割れた時のリアルなメリル・ストリープの表情が忘れられません。

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

名作中の名作。
雨が降る度にこの歌を思い出します。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.8

最高傑作。緊張感と恐怖が他に無いくらい凄かった。アンソニー・ホプキンスのハンニバルが好きすぎる。
ジュディフォックスの芝居も良くてこの作品の穴がない。
芝居、構成、脚本、撮影、音楽などあらゆる点で優れ
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.8

ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールがどれだけの覚悟を持ってこのテーマの作品に挑んだのかが分かる作品。
純粋な愛と現実社会の狭間でもがきぶつかる男ふたりの本当の恋愛物語。

ライムライト(1952年製作の映画)

4.5

チャップリンの素顔を初めて見た衝撃とこんなに切ないお芝居が出来るという幅の広さに驚いたことでずっと心に残っている作品。テリーのこと愛しているのがほんとよく伝わるからこそ切ない。名作です。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

面白い。色んな個性が本気でぶつかってるから面白くなっています。ミアがとんでからジョン・トラボルタ演じるビンセントの本気の焦りが個人的に好き。3時間くらいあるけど時間全然感じませんでした。

ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

3.5

ヒッチコックの凄さが他の監督のコメントから滲み出てくる。
トリュフォーがほんとにヒッチコックのことを好きなのが伝わってなんかほっこりしました。

サイコ(1960年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アンソニー・パーキンスの狂気に満ちた微笑みは忘れられません。青年からの振り幅どうなっているんですかと伝えたくなりました。ヒッチコック作品の中でも特に好きな作品です。

めまい(1958年製作の映画)

3.8

ヒッチコック2作目。映像エフェクトの巧みさが光るサスペンス。よく考えられている脚本ですね。常にどこか切なさが見える物語。

裏窓(1954年製作の映画)

3.8

同じ空間のみで映画を作ったという革新的な試みと緻密な計算、こだわり抜いた演出とスタッフ、役者の作り上げた傑作。リサの登場シーンを監督が大好きなのが伝わる。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

阿部サダヲの演技力をきちんと感じられる作品。松坂桃李のクズ男ぶりもいいですね。なるほど、という感じです。

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

こわい。怪演とはこういうことを言うのか、という感じです。原作とは重きを置いているところが異なるので原作を読んでからだとあらすじ的には物足りなく感じるかもしれません。しかし演技は素晴らしいです。

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.5

テンポ感がよく、銀ちゃんがダメ男なんだけど悪意のないから仕方ない。
ヤスの傷が痛そう。笑

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

ゴジラを現代に落とし込み、実に日本という国が平和ボケしてしまっているかをゴジラを通して訴えているように感じた。
監督と脚本が優れていてテンポ感の良い展開とカメラワークだった。
実際に起きたらああはなれ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

変態映画。設定がぶっ飛んでるけど後半馴染んできた。

リベンジ・マッチ(2013年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ロバート・デ・ニーロとシルベスタ・スタローンの力でこのオーソドックスな話をここまでドラマに持ってきている。
レイジングブルとロッキーを知っている人にはより深く見えてくると思う。
またエンドロールでの演
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.8

正義と悪。表裏一体。
ジョーカーは他の人じゃ絶対に出来ないですね。
アーロン・エッカートのお芝居も痺れました。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

これは何回か見ないとダメなやつですね
見れば見るほど気づいて面白くなっていくやつですね
2人のタイラー・ダーデン好きだー
人間の狂気と二重人格という好きが詰まった作品

キングダム(2019年製作の映画)

3.8

思っていたよりも楽しめた。
原作を知らないが知っていたらより人間関係に注目して物語に没入出来たと思う。
アクションの際に表情に寄りすぎてアクションがあまり見られなかったのが残念。
ですが実写作品の中で
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.2

ロバート・デ・ニーロとサンドラ・バーンハートのお芝居。ある種の狂気性に引き込まれる作品の。夢と現実の境界線が無くなると人はどうなるか分からない。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

5.0

お洒落だし素敵な人ばかり登場するし
何よりパリの景色が美しい、
メッセージも込められているし久しぶりに好きな作品を観た。

椿三十郎(1962年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

やはり黒澤作品は面白い。
最後の三船敏郎と仲代達矢の居合い。
29秒と血の量。何回見てもすごい。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

5.0


本当に人生において大切な作品です。

登場する街の雰囲気、ビリーたちが住む家、家具、着ている服、全てが愛おしくなりました。
その外見だけでもとてもお洒落で引き込まれますがこの作品の素敵なところは中身
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

こういうオムニバスはある程度の時間に収めないといけないからそれぞれの話をコンパクトにせざるを得ないため、関係性が薄く見えてしまうのが難点。
しかしセクシーシーンのスタンドインをする役者たちのシーンは面
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.2

展開のテンポがいいし面白かった。
映像も綺麗だし芝居も自然体でよかった。
クライマックスに向けた熱量の上がり方にどんどん感情移入できた。

ライアー ライアー(1997年製作の映画)

4.7

ジム・キャリーすごいなって思う作品。
嘘がつけないっていう設定をあそこまでリアルに見せる身体表現を出来るのはジム・キャリーくらいだと思う。
世界を代表するコメディー俳優の一本だった。

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.8

役者陣の豪華さ。役所広司や本木雅弘、それに引けを取らない松坂桃李の熱量、狂気性。芝居の厚みを感じた。
だが物語自体の展開がなく、割と同じ様な状況が長く続いていくので歴史を知らない人には長く感じるかもし
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コールド マウンテン(2003年製作の映画)

2.8

レニー・ゼルウィガーが良かったのとジュード・ロウが美しかった。
一方で南北戦争の様子を薄くした割に全体話が長く感じてしまって間延びしている気がした。