クリープさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.1

タルコフスキーは観るというより、買って集めて本棚に埃かぶって 眠らす映画。仏壇のように神聖だけど10年に1回観ればいい。所有欲より古いアルバムのような安心感がハンパない(笑)
●みどころ
横顔アップや
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.0

前半は良かった、後半フツー♪刑務所での強制労働を逃れるために 精神異常を装った主人公を通して 、施設内部の実態を暴くドラマで、素材はいい。38歳のジャック・ニコルソンは、ジョーカーやシャイニングより>>続きを読む

ディーバ(1981年製作の映画)

2.8

昔 LDプレイヤーを買って、すぐ購入7800円だった。今観てもそんなに面白いとは思わない。ただ所有してると満たされる(笑)
ベネックスは「ベティブルー・」も観てるけど、例えると映画を観てるのに 、
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LOVE【3D】(2015年製作の映画)

3.4

前作「アレックス」の回答を、13年後の「LOVE 」3Dで 明かすって、面白い。監督がテーマである 血と精液と涙で生命の本質に興味あることは、わかった。なんか 重苦しい空気感は、例えると大きな宇宙船の>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.5

スターウォーズは、エピソード4日本公開前に 「スターログ」というマニア雑誌で初めて知って、あの時それしか情報がなくて、その分 想像するのが楽しかった🍒
あれから 時が経ち
●エピソード9 一旦
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アレックス(2002年製作の映画)

3.5

「カルネ」の次に面白かった♪芸術的でも哲学的でもなく、意外にも 娯楽作品と感じた。
赤の色が アクリル絵具のように からみつく、オレンジ色のこたつの中に、何時間もいるようなトランス状態☕
●売りの暴力
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.2

最初、ビデオファイルという本でタイトルを知り、90年代の地球で出会いました。川崎の警察署の前あたりのビデオ店(笑)☕店内のどちらかっていうーと、エロコーナーの手前 、ホラーとSFコーナーの人気のない隅>>続きを読む

汚れた血(1986年製作の映画)

4.3

最初の印象は、今から昔、TVで何気なく流れてて、ふと 眼に映像が飛び込んできた。セリフなし 動きあるけど基本演劇のように固定 台詞の一つ一つが意味深で、詩的 どきどきサイレントで口パク >>続きを読む

ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

2.1

大井武蔵野館で観て以来、久々対面♪映画雑誌でパルマ特集組まれると、必ずこの作品のStudioシーンのスナップが使われる。
●物語は、シンガーソング・ライターのウィズローが、音楽プロデューサーに曲を盗ま
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黄金の七人(1965年製作の映画)

4.3

小学生の時、水曜ロードショーの宣伝で、シグナルが光ってるライフルのシーンに、打ちのめされて 今も打ちのめされている(笑)
♪ダバ ダバ ダバッ トゥトゥー ト トリリヤ〜♪
声優は 小原乃梨子では
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わらの犬(1971年製作の映画)

2.9

昔、タモリのオールナイト・ニッポンでの話、タモリと赤塚不二夫と数名で、「わらの犬」観なが酒飲んでたらしい。スーザン・ジョージがレイプされるシーンで、「やれ ぇ! 」「やっちゃえー」と掛け声を掛け合っ>>続きを読む

パラドクス(2014年製作の映画)

1.4

「パラドックス」と「パラドクス」は違うのか、今でもまちがえて、脳内パラドックス(笑)

見終わった直後じゃないと、書けない作品(笑)
スタイリッシュでソリッドな「SAW」のにおい☘️それは、 今日が繰
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

1.6

「アングスト/不安」見終わって不安になった(笑)特にオーストラリアのマニア向け映画。ギャスパー・ノエなら60回観たのも 分かった気がする(ウソ(笑)多分ノエは、ドローン以外であの撮影するには、クレーン>>続きを読む

ローリング・サンダー(1977年製作の映画)

3.7

公開時の頃、この作品はしばらくして名画座など、「タクシー・ドライバー」か「ミッドナイト・エクスプレス」の二本立てパターンが多かった。 ベトナム帰還兵が同じ帰還兵の強盗に、国から貰った銀貨2555ドルと>>続きを読む

女の都(1980年製作の映画)

1.2

フェリーニの最後の作品じゃなくて、まだ 続いてます。
当時 名画座でみて、あの眼鏡に憧れてました。「甘い生活」と比べると、 肩の力抜いたカンジ、映画というより、区切りのない演劇
深夜のTV の匂いがす
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変態村(2004年製作の映画)

2.5

もう18年前なんですね。これで2回目になる、ぶっちゃけ ベルギー映画は つまんないけど、面白い
☘️最初から 老人ホームで、年配のご婦人方の 度をこした行いが、観客を「不思議な国のアリス」のように 変
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追想(1975年製作の映画)

1.4

この作品、町山智浩さんが紹介してたけど、初めて作品に会ったのは中二の頃、チラシだった。 印象は「つまらなそー」で、特に観たいとは思わなかった。実際観てみて なんかのれない(笑)

オープニング ひらひ
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ネットワーク(1976年製作の映画)

1.8

「ネットワーク」
シドニー・ルメット監督は、「コンドル」のシドニー・ポラックと間違えちゃうんだけど、1976の映画雑誌「スクリーン」で、特に目立っていた。ほかにも「タクシー・ドライバー」「ロッキー」と
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デアボリカ(1973年製作の映画)

1.8

TSUTAYA DISCAS で借りるくらい観たかった。
残念なのは、このポスター。
DIABOLICAで みどりのゲロゲロなんだけど、正解だけど わかってない(笑)
ほんとの魅力は想像力を掻き立てる
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.3

当時渋谷の映画館で観て、翌日 ドニ・ラヴァンのあれのシルエットが 映ってて・・と、美容師に話した記憶がある(笑)これで、二回観たことになるけど、最初と最後がまったく雰囲気の違う映画は、初めてだ。なんか>>続きを読む

の・ようなもの(1981年製作の映画)

1.7

40年振りに観た。当時 渋谷の一ヶ所しか上映してなくて、ぴあで宣伝されていたせいか 混んでいた。うーん やっぱり面白くもないし、困ったことに(笑)つまらなくもない。今で言う前例のないキンコン西野、日本>>続きを読む

木靴の樹(1978年製作の映画)

2.4

高1のとき、金曜の夕刊右上に岩波ホールの広告が出ていた。ラジオでは淀川長治さんが、繰り返しこの映画を力説していた。敷居の高い 作品が、観客を選ぶ作品だと感じていた。
半蔵門線の神保町駅に行かなくても、
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アス(2019年製作の映画)

1.1

観るまえから
直感的に変わってると感じた。
タイトルAssじゃないことに(笑)
そして、観ていくと
カメラワークが自然でやたら丁寧過ぎる。
なんだか親密感がうまれて家族の一員になったように感じる
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スター誕生(1976年製作の映画)

1.3

テンポわるいな(笑)タルコフスキーやベルトルッチなら それが売りだから楽しめるけど☕
この1976の私が中二の頃が、一番好きで 雑誌 「スクリーン」などは バーブラやフォスターが、オスカー像片手に笑っ
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

1.4

タイトルが「アメリカン・ジゴロ」を真似てるような感じがして、いままで放置☘️
でも、もしかしたら(笑)と、思い とりあえず観る🍷
途中怖くて中断(笑)
でも、 シネマンションのRaMuが推していたの
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ガントレット(1977年製作の映画)

1.0

中二の頃、好きな映画は月に一本くらいしか、観れなかったから、チョイスは慎重だった(笑)
ロードショーやスクリーン、ぴあを読み漁った。運悪く、この公開時、ほかにも「カフリコン1」「オルカ」と重なり 豊作
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トランザム7000(1977年製作の映画)

1.1

「激走5000キロ」と、このチラシは持ってたので、何となく観てみた。ら 、まるで福袋の当たりをひいたような ちょつといいじゃない(笑)☘️この作品にポール・ウィリアムズが出演していたことを、忘れてい>>続きを読む

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

1.2

10年か、20年に一回くらい観てるかな。なんか、胡散臭くて いかがわしさが たまらない(笑)
例えると 昔の金曜スペシャルみたいな♥️
主人公の 刺激を求める姿勢だけは、共感できる☘️クローネンバーグ
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

1.1

カンヌの批評家は、たくさんの作品を観て 私生活では欲求不満がたまってる(笑)から、ギャスパーの刺激には弱い。それを知ってる監督は、神目線の宙ぶらりんカメラワークで、まずは一発かます☘️あとは、ルールは>>続きを読む

愛の嵐(1973年製作の映画)

3.9

チラシは大切に40年以上前から持っていた。戦争の被害者って、単純に綺麗事で見せてない所は流石です。親衛隊の制服プレイなどと、興味本意に低俗な感じに思えない。ダーク・ボガード、シャーロット・ランプリング>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

1.4

若い頃、名画座で「家族の肖像」を観て、 ビスコンティの洗礼は受けた気でいた。あれから39年が経ち「ミッド サマー」の冒頭のシーンで、あれがタジオのアンドレセンと知り、この作品に再会した(笑)いちごを食>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

2.5

観た直後の熱量で書くので、冷めると変わるかも。顔芸マイケル・シャノン、トニー・コレット、リアクション芸人 ジェイミリー・カーティス、雰囲気の添え物ドン・ジョンソン🍒
私のメソッド 思考の
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

2.3

スター・チャンネル録画を 見終わった熱量で、書いてる。東洋系と西洋人のコンビは、いま 流行ってるのかな、「キリング イブ」の韓国系のサンドラ・オーを想起してしまう。コンスタン・ウーは、好みに合わなけれ>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

最近 うちの娘は、一人でUberEatsしてて 食卓を囲むことはなくなった(笑) この作品は、村人と同じものを食べ、花を摘み ダンスする。いわゆる理想郷をあつかった作品☘️ 他の作品に 不死のテーマ>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

2.8

怖いから スプラトゥーン やりながらみた。つまらなかったけど、殺し方、みせかた(映画の売りの部分(笑)、つまらないなりに新鮮なギミックは予想を裏切る意味で良かった。「肉体の悪魔」「ポゼッション」イザベ>>続きを読む

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