人間の「キレイ」な側面を、リアリティー抜きで描いてる作品は苦手だな。
久々にこういうの観た。染みました。
理念が終始一貫していて、矛盾のない映画。
「グランドジョーが素晴らしい」って話をした相手から勧められた記憶があり、それがかなり腑に落ちる内容。
フェイダナウェイめっ>>続きを読む
優しくてモテるけど、割とフラれがちな孤独な中年と、その周りの人々の悲喜こもごもの映画。普通の幸せや豊かさを噛み締められた。高度経済成長期の日本映画的な雰囲気もある。
あとイヴモンタンの優雅さがとても良>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
過去を美化し過ぎて、捨て切れないでいる哀しい男のサイコスリラーって感じ。
真っ当に正面から見るとただただ狂ってます。
最後のプールが子供がワイワイするシーンだったから、プールで泳ぐという行為自体が主人>>続きを読む
長年観たくて、ようやく観れた作品。
汚職警官モノというとトレーニングデイのような血生臭い描写が多いものや、交渉人のように「誰が本当に悪いヤツなのか」的なストーリーが多いように思うが、この作品に関しては>>続きを読む
アッパーになりそうなトピックなのに、終始淡いダウナー感が漂っているのがいい。
内容としてはベタ中のベタなんだけど、やはり抗えない魅力があり、気付いたら観終わってました。
短気は損気。
SNSでもそうですが、人の一部分を切り取って判断するのは良くないなということ。
ある人にとっては悪人だとしても、別の人にとっては善人の側面がある。し、悪人だとしても、自分の行いを悔い改め>>続きを読む
若松監督のこの時期の作品をいくつか見たところ、結構笑える部分が多いなと。
この作品に関しては特に父親のセリフで笑える部分が多かったんですが、学生側の動きに対して多少シニカルで客観的な目線を持てているか>>続きを読む