sakuraさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

『エール』がそこまで響かなかったので、上映当時も足が向かなかったのだけど、『エール』より格段によくなっていると思うところがいくつもあった。

話のメインの展開は、リメイクとあって『エール』とほぼ同じな
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.4

おもしろすぎてびっくり!
『観た意味』を求めがちなタイプなので、好みかと言われたら話は別だけど、excitingの意味でこんなにおもしろい映画はなかなかないかも、というかんじ。

最近だと『RUN.』
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.5

別の映画の関連作品として出てきたので観てみたら、『わたしは最悪。』のアクセルでびっくり!
彼の澄んだ瞳で見られたら、正当な判断をできる自信がないよなあ、と『わたしは最悪。』もこれもたびたび思った🙄
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声もなく(2020年製作の映画)

3.5

上映当時、裏稼業シーンがぐろそうな予告が怖くて観に行けなかったけど、8/30のアトロクを聴いてすぐにU-NEXTで。
これスクリーンで観てたら、壮大な空と永遠に続くように思える草むらによる美しい自然と
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さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

3.4

映画一本を観ている間に、ほかのどの映画のこともまったく頭に浮かばない。
今まで観たなにともまったく違っていて、独特で、魅力的。

どうしてそんなこと言うの…🥲
と両親に対して何度も思ったけど、わたしが
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きっと地上には満天の星(2020年製作の映画)

3.4

「母親が正しいか否か」「社会がこれでいいのか」などは置いておいて、率直にとても切ないと感じる部分が多くあった。

なにより邦題『きっと地上には満天の星』。
はじめて地上に出てみたら星は見えないし、5歳
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パターソン(2016年製作の映画)

3.7

どうしよう。
結婚っていいな、ってちょっと思ってしまったよ。

もう二度と結婚なんてしたくないと思ってるのに🥺💭


終盤、永瀬正敏さん演じる詩人が
「詩の翻訳はレインコートを着て
シャワーを浴びるよ
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.0

パパが素敵すぎる大賞🏅

「でもパパは何もしてない
ただ お前のことを見てただけだ」
これが、人が人を育てるということ、子育ての真理な気がした。
ただ、そばにいて、ただ、見ていること。
遠くで呼ばれて
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

-

難解。
と言ってしまうと、この作品をしっかり受け止めることから逃げている気がする、、、

かといって、ほかの言葉も全然出てこない。


数分でもすることがない時間というのに耐えられないわたし、飢え死ぬ
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

5.0

“わたしかもしれなかった人生”を観ているようだった。

中学・高校のときからバリバリのキャリア志向、というわけじゃないけれど、
あの仕事もやってみたい、この仕事も楽しそう、という意味においては、自他と
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.6

ずっと観たいと思ってたけど、事前情報入れてなさすぎて思ってたのと全然ちがった。

終始、早見一真さんの小説『イノセント・デイズ』『八月の母』をすごく思い出した。
正しく育てられていないから正しく育てら
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

2.9

ポール・トーマス・アンダーソンって、すごく愛されてる監督なんだなあということだけを感じた作品🙄

あと、70年代ってだけで、エモい(って当事者たちは言わないんだろうけど)最高ってなる層は一定数いるんだ
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.6

好き!
いや…?これは最悪なパターンか?
…すっき!!!!
ってなった、感情ジェットコースター。

ラスト15分くらい、はい!男のアコガレおつでーす!もういいです!と思ったけど、そこで終わらせない黒木
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

1.5

難解オブ難解。
唯一教訓だと思った部分は、「グズグズせず、好転するのを待たない」っていう部分。
そこまで思ってる状況において、好転なんてする確率は果てしなく低い。

あと、いろいろな理由で人は人を好き
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.2

【“わきまえる”ことと引き換えに、女たちはソレを、のみこんだ。】

最高に好きな作品。
映画化もされている、島本理生さんの『Red』という小説が大好きなのだけど、それに似た系譜でありつつ、徹底して被害
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.0

【わたしたちは、大人…?】

もう、これは、どう企画立ち上げたらこうなるんですか?
「藤原季節くんでさ、なんか、こう、いや〜〜〜なの一本作んない?そのへんにいそうな大学生のリアルみたいなの」
ってかん
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PLAN 75(2022年製作の映画)

-

まったくもって期待はずれ、というかそもそも監督・脚本の方とは考え方が根本的に合わないな、以上でも以下でもないのでスコアはなしで。

死ぬ権利を与えることは生きる権利を奪うこと、だから安楽死も認められな
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

1回目 '20.03
2回目 '22.06.14.

1回目もよかったな〜と思った記憶があるけど、2回目はそれよりもなお好きと思った。

一人が将来子どもは難しいと医者に言われているときに、かたや他の
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.5

カモンカモンが好きすぎて5回観に行ったので、5回目の前にせっかくならと思って過去作鑑賞。

部屋にいる二人を廊下から映す撮り方、この頃から変わっていなくてよかった。
父と母、自分とパートナーの人生を説
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ラスト20分残して継続断念。

見ていられなくて、というわけではなくて、朝一で観てたら(朝一の映画のチョイスよ)たまたまその時間に娘が起きてきたから中断して、
以降まったく続きを観る気が起きないため、
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

-

開始30分で継続断念。

TITANEの評判がよくて観にいきたかったのにタイミングが合わず行けなかったので、サブスクで観られるようになったときのために先にこっち観ておこうと思ったんだけどな…

グロす
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.0

BLACKHOLE忘年会で知って気になって観てみたものの、一生車運転したくないな?!??以外の感想がない。
(教習車しか運転したことないペーパーだから余計)

わたしもシングルで娘がいるので、異常者に
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

共感できないであろうことはポスターとタイトルからわかってたので、そういう人もいるんだなあと極めて客観的な視点で鑑賞。

友人に臨床心理士の資格を持ってカウンセリングを業としている人がいるので、ラスト大
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カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

【あの日、あのときを忘れてしまうわたしたち。だから、今─。】

1回目 '22.05.10. #TOHOシネマズ仙台
2回目 '22.05.27. #フォーラム仙台
3回目 '22.06.03. 同上
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しあわせへのまわり道(2014年製作の映画)

3.2

「自分のことをよく分かってくれている家族が選んだ相手なら間違いない。自分で選ぶと間違える」

その通りだな、、、(21で結婚24で離婚したので笑)と思った直後に続く、

「ずっと続けられると思った」
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.2

ずっと気になってはいたけど怖そうでびびってて、カモン カモンからのホアキン・フェニックス繋がりでこの機会に。
流れとしては頷けるけど、文字にすると作品と情緒の振り幅がすごい(笑)

gwにオーストラリ
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ベルイマン島にて(2021年製作の映画)

3.9

個人的に、なぜかとても惹かれてしまう作品でした。
素晴らしい作品!みんな観て!と言いたくなるものとはまた違って、“あぁ、わたしはとても好きだな”と、こっくりしんみりと、でも確かに思うこのかんじ。

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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.1

──人がこの世で知る最高の幸せ
それは誰かを愛して
そしてその人から愛されること