sakuraさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

とても可愛くてやさしい映画。
だれのことも傷つけない作品。
この愛らしいフォルムを作るための苦労を知るとまたそこへのこだわりが愛しく思える。

トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして(2020年製作の映画)

-

勉強にはなるし理解は深まるけれど、女性専用スペースの話になったときにすわこれを見て勉強しろと言ってくる人たちは苦手だなと思った

わたしたちは無知だから怖いと言ってるんじゃないよ

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.0

結構好きだった。
あの車揃って出ていくシーンだけでもう大好き。こういう映画的な楽しさと、ストーリーのメッセージ性が共存している作品好き。Barbieもそう

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.4

集団の心理ってこわい。
こっちにいれば安心、この人の側についていれば安泰、という気持ちはいとも簡単に自分の考えを持つことを放棄してしまう

カラーパープル(1985年製作の映画)

-

あまりの時代と文化のちがいに、可哀想としか思えなくて、どう見たらいいのかがわからなかった。知識不足

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.8

原作がとんでもなく好き。

好きな小説の映画化には注意しろ、と言い聞かせてきたけれどこれは期待してよかった。期待を越えてきた、という話を観た日に気の済むまでnoteに書いてしまったので、『少女は卒業し
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彼女の面影(2023年製作の映画)

2.0

あまりどこも印象に残らなかった。
結婚しようとしてる男がこんな男だったら嫌だし、男にこんな女がいても嫌だ。
その「こんな女」視点で話が進むので、ワンチャン『あと1センチの恋』風味にならなくもないけど、
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空に住む(2020年製作の映画)

1.0

青山監督作品と思って見るとずっこける。

当方、EXILEのおたくを十数年やっていた過去があり、その間に三代目がデビューしあっという間にEXILEを経由しない三代目ファンが増えたという渦中にいたので、
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

3.5

特集上映にて。
あらすじから想定していたところまでのストーリーは体感45分くらいで終わり、どんどん話は思ってもいなかった方向へ。
それが、「続いていく日常」というのを映画的に表現していてとてもよかった
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.0

ノア・バームバックは男性なのに、男性に鬼ほど辛辣なので信頼できる

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.6

好きなタイプは、ビフォア3部作が好きな人です。この映画を好きな人とならうまくやれる気がする。
いくら稼ぎがよくても、顔面が国宝でも、賢くても、「会話ができる」男には叶わないです。人生を共にするという点
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.0

『ワイルド・ライフ』や『不都合な理想の夫婦』と同じく、一旗揚げようとする男による夫婦(ひいては家族全員)がいいことにならないもの。

これはとりわけ最悪の展開(映画的に最悪ということではなく)

ある男(2022年製作の映画)

4.0

原作をかなり上手く映画にできていると感じた。

難しかったのかもしれないけれど、「そこからまた愛し直すんじゃないですか」というセリフだけ入れてほしかったな。原作の一番印象的な言葉。

オープニングの「
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.7

ストレンジャーシングスみたいだとおもった。ストレンジャーシングス見たことないけど。

こんな世界で、「ほかの普通の人たち」みたいにできなくて当然だ。

わたしは統合失調症の当事者ではないし、専門知識が
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃいい。
もう「さすがグレタ・ガーウィグ」を自らの手で上塗していく彼女は素晴らしいね。

シアーシャ・ローナンとピューもいい。
ピューの強さはまじでピューがやる意味がありすぎて最高。

そし
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ピノキオ(2022年製作の映画)

4.0

デルトロ版とはまたちょっと異なる着地。
アニメとは作られた年代に開きがありすぎるので、今作るとしたらこうだよねというかんじで改変ポイントもよい。

あのロバになっちゃう「夢の国」の造形が、実写ともなる
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

1.0

とんだぶっ飛び映画。
リアリティラインがよくわからない。

キツネやネコの役を、ぜんぜん人間の見た目で演じてるのだが名前は特になく「オレはキツネだ/ネコだ」と名乗る。
魚は口呼吸。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

5.0

1月と3月に映画館で。
その後原作を読んで、8月に配信で。

ラストのジョディにかかってくる電話のシーン、初めて観たときも涙が零れたけれど、2回目以降展開がわかっていてもやっぱり感極まってしまう。
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ: 手彫りの映画、その舞台裏(2022年製作の映画)

4.8

こんなのもう、長年かけて制作してきたうちの一人だったら、完成版見るたび泣いちゃうな…と思いながら、
制作してきたうちの一人じゃないのに泣いてた。
一生涯のうちでこんな作品を作れたら、人生悔いない

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.8

かなり良い。
ディズニーがディズニー力(りょく)をもってして、「まあディズニーだからね/まあお話だからね」と切り込ませなかったところに丁寧に説明をつけていく。
だからラストも良い。
物心ついた時から知
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マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃいい。
マチルダ役の子が本当に賢そうなお顔で、勉強ができる/できないとはまた違う地頭の良さというか利口さって顔に出るよなあと思った。

んだけど、後日舞台のマチルダを観に行ったらこちらのマ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.0

これたぶんあんまり映画に向かない作品だったんじゃないかな。
ストーリー云々以前に、セリフが口語にしては無理がありすぎる。

永野芽郁ちゃんは既存のイメージと異なるキャラをがんばっていたと思うし、タナダ
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.0

どうして男ってこうも夢見がちに一旗上げようとするのだろうか、、、
主語が大きいとかの話じゃなくて、映画とかでも明らかに女のほうが現実的な作品って多い。「男は論理的で女は感情的」っていうの本当に大嘘だと
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.5

『ザ・メニュー』のあとに続けてこれ見るの、めちゃくちゃ愉快だからみんなやって欲しい。

「あんたが経営をちゃんと学んでいればこんなクソな状況にはならなかった。あんたのようなバカに従って働くにはこの給料
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

みんな大好きアニャ・テイラー=ジョイ。
アニャとレイフ・ファインズっていう時点でもう勝ち。

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.0

恐ろしすぎて、こんな世界にならなければいいと直感的には単純に思うのだけれど、
よく考えるとこうなったっておかしくないような政治がずっと続いていて、保険料も税金も上がり続けるのに年金の保証はなく給与も上
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

4.3

男が全員くず。ごみ。
くずがくずすぎてイライラする/不愉快になる映画は、つまるところめちゃくちゃいい映画。

聞くCINRAというカルチャーメディアCINRAのポッドキャストのBarbieの回で、政治
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.7

もうどうしたってノア・バームバック×グレタ・ガーウィグがだいすき。
そしてそこにアダム・ドライバーが参戦するともう踊り出したいほど好き。偏差値2になる。だいすき

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.0

宝塚のくだりで声出して笑った

これを呑気に楽しく見られるほどの将来への楽観的な希望は、昨今の日本ではとてもじゃないが持てないねえ

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.0

Google mapは、行きたいカフェやごはんやさんなどをブックマークして便利ツールにしないと決めていて、いつか行ってみたいところ・いつか1ヶ月でもいいから住んでみたいところにピンを立てている📍
嫌な
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.0

『魔法にかけられて2』があまりに期待はずれだったので、エイミー・アダムスってジゼルじゃないときどんなかんじなんだろうと思ってたまたま真っ先におもしろそうと思ったのがこれだったんですよね…

ジゼルのイ
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