【みんな、それぞれ、少しずつ、大人になる】
優しい映画だった。
窪美澄さん原作という印象が強すぎて(原作は絶賛積読中)、途中で確認するまで監督が今泉さんということに気がつかなかった(笑)
原作未読>>続きを読む
【ここだけが地獄だなんて、誰が言ったの?】
全方面地獄だし、どいつもこいつも害悪すぎた。おじさんだけが神みたいに思える。
(この話においては)男たちの言葉が全部ブーメランで、「子ども、できるでしょ>>続きを読む
【そのすべてを知らずとも、人は人を、軽率に好きになれる。】
韓国イケメンにまったくもって関心がないので、NU'ESTっていうアイドルグループらしい男性陣3人の区別が全然つかなかった…笑
『パンとバ>>続きを読む
【その空白を埋めるのに、人を使わば穴ふたつ。】
石川瑠華さんの魅力がすんごい。初見はうみべの女の子で、本作が2作目の鑑賞。
佐々木希とか沢尻エリカみたいな、好みとかの次元ではない圧倒的な美貌、という>>続きを読む
【あっちも、退屈。こっちも、退屈。】
原作読みたいと思い続けて先にこっち観ちゃった。山内マリコさんお得意の「地方と東京」もの。
生まれも育ちも今の住みも仙台、のわたしから見るとわかるなあと思う描写が>>続きを読む
【こうなるまで私たちは、見たくないものからきっと目を背け続ける。】
作品の存在を知った瞬間から心待ちにし、県内での上映初日初回に足を運んだ。決して、胸を躍らせて観に行くような内容ではないことを知りな>>続きを読む
【自分のことは自分でやれ】
普段3~5人が平均の劇場が18人の老若女で埋まっていて、始まる前からなんかもうそれだけでいろいろ思ってしまった。
全世代の女でタンバリンとか持ち込んで応援上映やりたい。>>続きを読む
【この世界の、駒のひとりになりたい。】
開始早々、字幕をすべて追うことを諦めた。
グランド・ブダペスト・ホテルを観てから臨んだけれど、あれも視線が忙しすぎて途中で吹き替えに切り替えてしまったので、こ>>続きを読む
誰のために、何のために存在し、
誰のための、何のための制度なのか。
おおまかなあらすじしか事前把握していなく、娘ジェシーが妻の連れ子だと知らずに観てしまい、冒頭の父娘のシーンからして涙。
シング>>続きを読む
見せる部分が美しければ、それで
ものすごくお洒落な映画だった…
特にエンドロールは脱帽。
監督・脚本・主演のアマリア・ウルマンさんが衣装デザインなどにも、ところどころに名前があって才能がありあまって>>続きを読む
天才じゃないわたしたち
“ジョナサン・ラーソンの自伝”と思いながら観ることを許されない。わたしの物語だ。
きっと、子どもを持っていなくて東京に出ていたら、より一層共感できただろうと思う。
一度踏>>続きを読む
美しいのは小樽の街並みだけかしら
すべてが美しかった。
望んだ形にならずとも互いを思い合うふたり、母と娘のつかず離れずの距離感、娘と彼の蒼くもありどこか大人びた関係性、小樽の街並み…。
ユンヒ・>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
とても、「さよなら渓谷」。
唯一、加害者と被害者“の姉”なところが
違うくらいだなあと思っていたら、
「あなたにならバレる心配がないから」
と被害者が言ってて、もうモロだった。
主演が萩原みのりさ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
見たくないものが見えてしまったとしても、そこに事実がある限り「見なければよかった」とは思えない。観てよかった。
“救済”という言葉は適切ではないけれども、たしかに“殺人”というのも違う気がしてしまっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
さがす に備えて予習。
行政を頼って、とか、知らないなら誰か教えてあげて、とかはもちろん思うけれど、
ラストシーンで全部持っていかれた。
障がいを抱えているからといって、パートナーとの子ではないか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
想像してた展開で終わるのかと思ってたら、後半恋愛要素が話を牽引していってびっくり。ガガ様圧倒的な強さのまま終わるのかと思ってた
とてもよかった。卒業制作でこのレベル、すごい。
福永朱梨さん演じる澄子と、金井浩人さん演じる秀明の掛け合いのかんじは、『うみべの女の子(原作:浅野いにお / 監督:ウエダアツシ)』の前半の小梅と磯辺>>続きを読む
26歳、娘4歳、
離婚歴ありのシングルのわたし、
このときを楽しみに今を生きていると言っても過言ではないので、ずっと楽しみにしていた作品。
だけど、ちょっと思ってたお話と違って、期待はずれ感は否めな>>続きを読む