santasanさんの映画レビュー・感想・評価 - 78ページ目

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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.4

上の句に続いて。上の句よりも瑞沢高校競技かるた部5人の友情や信頼などが、幼馴染の新、クイーンの詩暢などの登場で更に引き立つストーリーとなった。広瀬すずもいいがやはり松岡茉優の凛とした存在感が光る。

グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

3.5

アート的な映像の色彩と構図が美しい。スイスのリゾートで2人の老紳士に起こる様々な出来事は夢物語とも思える美しさである。終盤になり、その夢世界から現実的な世界に引きずり降ろされるシーンが徐々に挿入されて>>続きを読む

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.5

病院に居る誰もが正気とは思えない中で、唯一まともかな登場人物と思われたのに…そういうオチなのね。いやいや驚きの大どんでん返しでした。やはり名優が脇役に入るとストーリーが厚くなるねぇ。ケイト・ベッキンセ>>続きを読む

高台家の人々(2016年製作の映画)

3.5

綾瀬はるか演じる主人公の妄想がたまらんな。しかもこの妄想娘役は綾瀬はるか以外に思い浮かばない。まさにはまり役。どうせラブコメなんだから、途中で妄想を読まれていると悩み苦しまずに、斎藤工がビビるほど妄想>>続きを読む

神様メール(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アート的なファンタジー。それにしてもこのいい加減な神様www。でも考えてみると神様って意外とこんなもんかもしれんな。父に反発して家出し「新・新約聖書」を書こうとする娘の反抗もなかなか面白い。それから指>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

3.6

MARVELの中にひとりぐらいこんなおバカヒーローがいてもいいじゃないか。いや個人的な事情で闘うからヒーローともいえないのか。とはいえストーリーもしっかりしているし、バトルシーンもなかなかの見応え。多>>続きを読む

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

早く逝きたいと思って奇妙な代理店に頼んだ途端、生きる希望が生まれてくる。ある意味ファンタジー。もっとガンガン刺客が来て、そこを間一髪でしのいでいく展開かと想像したがそうでもなかったな。アンネの素性は意>>続きを読む

クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

2.8

それぞれ問題を抱えた家族が一緒に過ごすクリスマス。崩壊寸前ながらクリスマスマジックで収まるところに収まるという盤石なストーリー。やっぱりアメリカ人にとってクリスマスは特別な日なんだなと。

ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

巻き込まれ型サスペンス。リアルタイムで進むのは面白いけど、そもそも銃の扱いに慣れていそうな連中が大勢いるのに、ド素人を選んで知事を暗殺させるって展開自体ありえんでしょ。それに拳銃持ってるんだからどうに>>続きを読む

インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

3.3

前作から20年後。進化してエイリアンに備えた人類だけど、エイリアン側も格段に進化。とはいえ宇宙船デカすぎてなんだか…。ストーリーもちょっと都合良すぎるんじゃないか。

選挙の勝ち方教えます(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

サンドラ・ブロック主演ということでちょいコメディイメージを狙ってこの邦題にしたんだろうが、原題の“Our Brand Is Crisis"方が実話ベースのこのストーリーにはしっくりくる。選挙の勝ち方と>>続きを読む

フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

設定は面白そうなんだが、なんせストーリーが無理筋でツッコミどころ満載。姿が見えないアザーズに、ぬいぐるみを忘れて姉とはぐれるお決まりの展開、子ども軍の突然の実践投入とこれまた突然の覚醒、愛に目覚めてひ>>続きを読む

その女諜報員 アレックス(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

設定がいまひとつわかりにくいが、タフな女諜報員が自分たちを執拗に追い狙う襲撃者たちを撃退するストーリーはスカッとする。アクションシーンはアップのブツギリ編集で迫力は感じるものの見ていて疲れた。最終的に>>続きを読む

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

3.8

マッドハッターを救うためにここまでやるのはどうなのよ、という倫理的ツッコミは置いといて。おなじみのキャラクターが登場するワンダーランドの世界と時間を操れるタイムマシン“クロノスフィア”などの映像だけで>>続きを読む

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.4

メリッサ・マッカーシーを始め配役はいいと思うんだけど、意外性はさほどなくコメディとしてはちょっとゆるい印象。もっと徹底して遊んで欲しかった。マシュマロマンに加えかつての出演者たちのカメオ出演は楽しいが>>続きを読む

ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

なんとも不愉快な…。一度の過ちとはいえ、完全に誘惑していわばムリクリ誘っているわけで、お前らみたいな悪魔に人を裁いたり人の家庭を壊す権利はないと言いたい。

パーフェクト・プロファイラー 命がけの恋愛(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

猟奇連続殺人サスペンス✕幼馴染どうしのなかなか進展しないラブコメ。こういった役柄には安定のハ・ジウォンなんだけど、なんかそのサスペンスのテンションの割にラブコメ部分がベタすぎてバランスが悪いな。リアル>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

現実に大きな社会問題となっている隣人トラブル。地域社会の繋がりが薄くなった現代、もしもサイコパスが隣に住んでいたら…と考えると怖いな。もう香川さんはこういう狂気の役をやるとピカイチだな。ストーリー的に>>続きを読む

グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

これまた隣人もの。人にはそれぞれ他人にはわからない過去があり、土足で上がっていいのもではない。少年たちの行為は老人が大切に守り続けてきた過去を踏みにじるものであり、悲劇を引き起こしたのだ。少年たちが引>>続きを読む

あいつだ(2015年製作の映画)

3.6

田舎の漁村で起きた凄惨な事件。救魂祭や霊が見える女性などオカルト的な要素も絡めながら妹を殺された兄が執念で犯人を追い詰めていく。ただただ無能なバカ刑事にはイライラするが、犯人の歪んだ犯行動機や韓国映画>>続きを読む

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

4.0

X-MEN本筋の最後のピースになるのかな。最古のミュータント・アポカリプスの登場により結果的にX-MENたちの個々の能力が覚醒し、結束を深めていくストーリーは面白い。ファーストにつながる伏線づくりも楽>>続きを読む

アクトレス 女たちの舞台(2014年製作の映画)

3.6

若い頃に主役を演じて人気を博した舞台を、今度は別の役で演じることになったベテラン女優。孤独に悩み、演じる役柄に葛藤する大女優役をジュリエット・ピノシュが見事に演じている。そして「出来る」マネージャー役>>続きを読む

THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

いくらなんでもモネの代表作のひとつ「日傘をさす女」を短期間で描くという設定が無理だろう〜。しかもそれが全く画家には見えないトラヴォルタだし…。まあそれでも、ガンで余命が少ない息子と父、祖父3代のクライ>>続きを読む

ターザン:REBORN(2016年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

うむ…ターザンってジャングルの王じゃなかったのかの前半。ターザンとゴリラの人間関係、いや人猿関係?がよくわからんわ。勧善懲悪で動物たちまで引き連れる後半…なんかバランスがよくないな。

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ウディ・アレンの脚本が上手いなぁ。生きる意味を感じられない哲学の教授が、自分とは全く関係ない悪徳判事を殺すという目的を得て活気を取り戻していくストーリー。全体的にナレーションが多く理屈っぽくはあるけれ>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.8

キャラの説明で期待値を高めた割に内容がないというか、肩透かしをくらった感じ。そもそも何を敵に想定してこのチームを作ろうとしたのかがよくわからない。せっかくの濃いキャラたちなのに生きてないし、その前にキ>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

なかなかシュールでシニカルな設定。45日以内に配偶者を見つけないと他の動物に変えられてしまうホテル。対応できずに逃げ込んだ独身者の暮らす森では、自由ではあるが恋愛だけは禁止。恋愛って「しろ」と言われて>>続きを読む

復活(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

イエス・キリストの復活を、処刑した側のローマ軍百人隊長の視点から描いた点が斬新で面白い。主イエスの復活という奇跡を目の当たりにした隊長が、イエスの弟子たちとの旅を通じて、これまでの生き方を次第に見直し>>続きを読む

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.4

恋も友情もいろいろあるわよーな、いかにもアメリカらしい濃いキャラ独身女子4人組の等身大ストーリー。

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

復讐はあまり気持ちのいいものではないけど、一見いい夫、仕事人に見えても中身は昔と何も変わっていなかったサイモンは、やはり今でも嫌なヤツだったな。夫の本性を知ることになった妻がかわいそう。

探偵なふたり(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

推理マニアとベテラン刑事のバディはコメディ要素もあって面白いんだが、なんせ扱ってる事件自体が最後に一気に謎が解ける展開に加え、幼馴染の刑事が容疑者となるなどちょっと複雑でわかりにくい。バディを見せるの>>続きを読む

コンカッション(2015年製作の映画)

3.6

実話に基づくストーリー。プロスポーツとして成り立っている世界で、あえて見逃されてきた危険性を訴えることは相当大変だったと思う。しかも医師自身がアメリカ人ではないということがその壁をより高くさせた訳で、>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.0

科学への過信、安全性よりも利益が優先される恐竜ビジネス、恐竜が持つ潜在的な野生など、良くも悪くも第1作「ジュラシック・パーク」へのリスペクトやオマージュ満載のストーリー。あの凶暴なラプトルが人間に手懐>>続きを読む

西遊記 孫悟空 VS 白骨夫人(2016年製作の映画)

2.8

中国の人たちは西遊記や孫悟空が好きなんだろうなぁ…。オリジナルストーリーをよく知らないからなんとも言えないけど、これまで観たものよりも日本人が知っている西遊記(って夏目雅子と堺正章の西遊記なのかな)に>>続きを読む

モンスター・ハント(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

妖怪かわいすぎる〜。特に妖王の子の大根ちゃんことフーバがカワイイ。なんというか中国版のディズニーアニメ+実写みたいな作りに、人間の男が妖怪の子を妊娠・出産するというとんでも設定も含めて意外な面白さ満載>>続きを読む

ST赤と白の捜査ファイル(2015年製作の映画)

2.6

良くも悪くもドラマの延長線上な出来栄え。百合根と赤城のバディは相変わらずいい感じだが、あえて映画にする必要があったのかなぁ。