浦野いすさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

スモーク(1995年製作の映画)

4.8

映画納めに観れて良かった。魅力的な語りというのはやはり人を引き込む力がある。

いとこ同志(1959年製作の映画)

4.9

なんか高校生の頃の寮生活をひたすらに思い出したな。

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

5.0

かなり前からずっと気になってはいたんだけどなかなか観る気になれず、いざ観るとクソ名作で何故今まで観なかったのだろうと大島渚に俄然興味が湧いてきた。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

せかいのおきくと丸かぶりやんけ!何でこの映画が評価されてせかいのおきくが評価されないんだ!と最初猛烈に思ったのだが、観終わった頃には放心状態が抜けきらず劇場が明るくなってもしばらく席から立てなかったし>>続きを読む

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.9

映画かと思ったら挿絵だった
クソ早口でエグいテンポしてますが抑えるべき間はちゃんと抑えていて凄い

流浪の月(2022年製作の映画)

3.5

話が終盤になるにつれて収束させるためだけの物語になっていったのが残念だった
役者もカメラワークも照明も好きだったけど脚本が惜しい
ペドフィリアの被害者の面を映した鋭い視点を描いているのだから、もっとテ
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.9

もっと昔に観ていたら脳髄が破壊されていたと思う。今の私は随分と捻くれてしまったから。

大列車強盗(1903年製作の映画)

4.2

凄すぎるな。この時代にこれがあるのが凄すぎる。サイレント時代のこういう作品見ると現在の監督が模索している映像表現って言うのが如何に使い古された技術かがわかってしまって憂鬱になる。

せかいのおきく(2023年製作の映画)

5.0

私が今最も求めている時代劇だった。映画において最も大切にすべき演出の一つは生活だと私は思っているのだが、この映画は江戸時代の庶民の生活を排泄物を通して描いていてそのうんこという視点。そして生活感を重視>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.8

思っていたよりもずっとエンタメエンタメしてないかなり誠実なエンタメ時代劇で感激だった。作中の殺陣がずっとツボだった。あれだけ泥だらけで血なまぐさい動きがコミカルに見えるものだから不思議だ。
ラスト素晴
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.7

おもれー。ヒロイン爆発する所絶対そうじゃない感じがおもろくて信じられなかったな。

斬、(2018年製作の映画)

3.6

日本刀の効果音の演出は数ある時代劇の中でもかなり良かった。刀はやはりそうあるべきだ。

12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.6

前半の観客すらも疑わせる展開は特に秀逸だったな

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.7

すっげ良かった。全体的に心地よく映像で遊んでくれた。終わり方も清々しくて気分良い。
ボウリング場のタップダンスするシーン好き。

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.5

なんかずっと馬鹿みたいなテンションで笑っちゃった

ミュンヘン(2005年製作の映画)

4.6

画の拘りがリアリティに弊害を与えている様に思えた。実際の国際問題に対して無知だった事もあって私がこの作品から汲み取れた事は比較的少なく、感想を書くのが億劫だ。だがとても本質的なテーマだと思う。

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

1.5

オマージュがかっこいいと思っているセンスのないサブカルオタクが作った作画だけがやけに良いアニメって感じで本当に無理だった。本当に無理すぎて観たあと身体の震え止まらなかったし、こんなつまらない映画に対し>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.7

「そういえばオープニングかっこよかったな」とふと思い出して数年ぶりに観直したのだがクソ名作だったな。本来とても110分で語りきれる内容じゃない事をしている様に思える。
あの終わり方は一筋縄では結論づけ
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カジノ(1995年製作の映画)

4.8

久しぶりに見返すと前は分からなかったジンジャーの気持ちがわかってきた。

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.8

タイトルお洒落〜
良くも悪くも思っていた以上にずっと黒澤清で良かった。今までの作品を振り返ったような姿勢も見える。黒沢清の映画には基本的に演出は素晴らしいのにテーマを語る上で何か一つ必要な物が欠けてい
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A.I.(2001年製作の映画)

3.6

スピルバーグは確かに凄いけど好きになれなかったな。前半は好きだけど展開が突飛で壮大になりすぎて感動出来なかった。とっちらかってて纏まりきれてない様な印象が全体、特に後半にある。
キャラクターの存在が弱
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

これ最高だった。締まりが俯瞰的すぎて煮詰まりきらなかった部分が私としてはあったけど、ちょっと何もかも最悪で凄かった。疎遠になって行った友達や脚本を見せてくる役者の後輩についても、もっとフォーカスがかか>>続きを読む

激突!(1971年製作の映画)

4.5

スリラーかと思ったらなんか最後ボクシングぐらい熱くなってません?