のぼりさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.9


短い時間で無駄なくハラハラドキドキできてコスパいい。

登場人物基本的にみんなダメ人間なとこほも好き。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.6


前半30分くらいはただひたすら、鉄板の胸キュンデートシチュエーション連発で、なんだこの馬鹿な女が喜びそうな映画はって思ってたけど、後半でそのデートの伏線が一つ一つちゃんと回収されてていって、土下座し
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

4.4


笑いたいところでちゃんと笑わせてくれてめちゃ気持ちよく観れる。

佐藤二郎のアドリブ芸もちゃんと認知され始めて次のステージに行った感あってかっちょいい。
演技中にみんな素に戻って笑っちゃうあたりも楽
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.5


なんでこんなに評価されてるのかよくわからんかった。映画館で観たらすごかったのかな。

音楽と映像もそんなに引き込まれないし、展開も少ないし。映画館で手繋ぐシーンはエロスを感じだけど。

カランコエの花(2016年製作の映画)

4.1


多分もう一回観に行く。

40分しかない短い映画だけど、LGBTに関して、押しつけがましくない自然な感じで割と深く考えさせられる。

映画の後、舞台挨拶で監督の人が「この映画が広がって少しでもLGB
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銀魂(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます


撮影現場絶対空気いいんだろうなって思わされる。

銀時(小栗旬)に「まーきのっ」言わせたり、神楽(橋本環奈)で1000年に1人の美少女写真撮ったり、そういうことできるのやっぱ福田さんすごいなってなる
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.7


キムタクもニノもかっちょ良かった。

登場人物それぞれみんな味があるし、誰の立場にたって見ても面白い。

物語が進むに連れてどんどんなにが正義かわからなくなってくる感じが楽しかった。

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

1.4


まーじで面白くなかった。

ストーリーもありきたりだしアクションシーンも既視感あるし、悪役も魅力ないし。

子供キャラが可愛い以外に見所なかった。うんち。

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.3


障害者を感動の道具としてピエロ的に使ってる感じがなくてよかった。

感情の変化が大げさで分かりづらいところもいくつかあったけど、基本的には共感できたし、面白かった。

バッテンの表現も割と秀逸だと思
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.2


いやぁ、これはよい。山崎まさよしが沁みる。

小さい頃に好きだった子と久しぶりに会うときに、会うまではドキドキしてすごい楽しみだけど、実際会ってみたら全然昔のノリで話せなくて、あぁ、ってなるあの感じ
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最後の追跡(2016年製作の映画)

4.2


「ウィンドリバー 」「ボーダーライン」に続いて鑑賞。
テイラー・シェリダンのアメリカフロンティア3部作全部見たけど個人的にはこれがは一番よかった。

テイラーシェリダンの映画に出てくるキャラはみんな
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.5

ウィンドリバーが面白かったから、その流れでテイラー・シェリダン作品2本目。

多少麻薬戦争についての知識が必要っぽくていくつかよくわからないところがあったけどそれでも面白かった。

映画全体にずっと緊
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

4.2


あんま後編の評判良くないから期待しないで見たけど、個人的にはだいぶ良かった。大雑把だなって思うところは多少あったけどその分展開早くて見やすいからしゃーない。

人を裁くっていうことの難解さというか歪
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

4.0


原作読まずに見た。

最初の事件からずっとテンポよく展開が続いて飽きずに最後まで見れた。わりと満足。

ちょっとそれぞれのキャラがはっきりしすぎてて冷める瞬間はあるけど。

すぐに後編見たくなる。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.8


踊ることの楽しさがビンビンに伝わってくる。

自分の中に、欲望の一つとして、自らの身体を思い通りに動したいっていうのがあって、ダンスはその究極だしバレエはその中でも一番正確さとか繊細さとかが必要そう
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.0


小学生の頃、いろんな新しい出来事が毎日のように起こってた頃の感覚を思い出して、心地よかった。

おっぱいめっちゃ気になったり、何人かで秘密を共有したり、その秘密をだれかがバラしちゃったり。そういう小
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.8


特段心に響くようなものはなかったけど、エンターテインメントとしてはかなり面白かった。最後の最後の一言まで楽しめる。

これ見るまで菅田将暉の良さ分からなかったけど、たしかにこの人味のある良い演技しま
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.1


クリストファーノーラン感満載で面白かった。頭の中がこんがらがりそうになりながらも必死についていったら最後の方で、どうにか構造が理解できる気持ち良さ。

一般相対性理論とか五次元について勉強したくなっ
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.9


見た後電車乗ると危うく隣の人に声をかけてしまいそうになる。人の温かみとか優しさみたいなものに希望が持てる映画で、ほっこりしました。

芦田愛菜ちゃんがクソかわいい。

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

2.4


風刺的なユーモアに溢れてる作品なんだろうけど、いかんせん自分の歴史的知識が軽薄すぎて、面白さを理解できなかった。

映画館で見たけどおじさまおばさまが多くて、その世代の人たちは声出して笑ってた。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

1.5


全然好きじゃなかった。

ケネディとかジョンレノンとかアップルとか出てきてベトナム戦争もあって彼女もクスリやって、よくいうアメリカ現代史とうまく絡めてるっていうのはなんとなくわかったけど、アメリカ人
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.6


官僚がかっこいい映画だった。

テンポが早いし出てくる人の数も多いからあんま感情移入できない。その淡々とした感じが良くもあるけど。

石原さとみの英語もなんかおかしくて映画に入り込みにくい。全然ハマ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.3


見応えがすごい。

一つの映画として展開とか演出も面白いし、映像も綺麗だし、監督の問題意識とかも伝わってくるし、ちゃんといい映画。

これが実話ってのが悲しい。

ネイティブ・アメリカンの女性の統計
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.8


戦時中の日本の中の広島県の中の呉市にいる一人の女の子という「世界の片隅」を過不足なく忠実に描いた感じで、変に感傷的なシーンとかわざとらしい演出とかがなくて好きだった。

戦争っていうものが溶け込んだ
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悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46(2015年製作の映画)

3.8


アイドルを見る際の教科書的な映画。

元々はその辺の子と何も変わらない普通の女の子だったのがオーディションに合格した日からまるで変わった日々を過ごすことになる。そんなひとりの普通の女の子としての葛藤
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尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48(2016年製作の映画)

4.0


ドキュメンタリー映画だけど、映画自体の制作過程を作品の中に入れ込んでるのが新しくて面白かった。あるシーンが終わった後すぐに、そのシーンを映画内に入れるべきかどうかを会議したシーンがきたりする。

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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

兄が落としたプリグズリーベアの目を妹が拾ってあげて、ちょっと二人の心の距離が縮まるシーンが良かった。物語上、大して重要じゃないめっちゃ些細なシーンだけど。二人の距離が縮まるシーンとして「物を拾ってあげ>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.7


「自分だけ知らない」ことの怖さをめちゃくちゃ感じる。

4.5人の集団においても「自分だけ知らない」ことがあると気づいたとき、なんともいえぬ不安と気味の悪さに苛まれるが、それが自分の知ってる世界全体
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.5


細かな伏線とか泣ける演出みたいな映画的快楽もきちんとあって見応えがあるし、かといって軽い印象はなく、家族とか人間としての普遍的なテーマに対するメッセージもきちんと込められてて、完成されてる感じがした
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告白(2010年製作の映画)

3.7


昔小説で読んで、映画もいつかみようと思ってたやつ。

この映画では悪いことをしたやつがきちんとその報いを受ける。普通の感覚ならそこまでする必要ないんじゃないのと思えるようなレベルの報いを受ける。
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8


これから人にオススメの映画聞かれたら、この映画を答えることにします。

映画なのかもよくわからないけど、とにかく面白い。
いま東京の2つの映画館でしか上映してないこの映画を観に来るような目が肥えた映
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苦役列車(2012年製作の映画)

3.6


これぞダメ人間の極み。

人に泣きついて金を借り絶対に返さず、酒を飲んで風俗に通い、好きな女ができたら無理矢理犯そうと試み、数少ない友人にも見離される。

見てて気持ちがいいくらいのクズだった。
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海街diary(2015年製作の映画)

4.4


是枝監督作品3つ目。

この映画で度々出てくる「自分はここにいてもいいのか?」という問題は日常の中でも直面することが割と多くて、この映画のすずちゃんみたいにわかりやすい例以外にも、女の子数人の中に男
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.2

めちゃくちゃいい話だけど、期待は上回らなかった感が否めない。

主人公もその周りの人間も単純すぎる。こうなったらいいなぁっていう方向に進みすぎ。もっとリアルな葛藤を見たかった。

人に優しくする時には
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.5

万引き家族からの流れで見たけど、是枝監督の映画の雰囲気マジでかっこいい。扱うテーマも普遍的だし。

テロップとかナレーション使わずに、登場人物の会話だけで展開してる上に、セリフ自体も説明っぽさないし、
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.9

これは圧巻ですわ。そりゃ賞とりますわ。という感じ。

家族の感動する系かなぁと思ってみたら、全然そんな安っぽい感じじゃなかった。

夏目漱石とか太宰治みたいな厭世観が全体に漂ってて、純文学を読んでる感
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