さーや

君の名前で僕を呼んでのさーやのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.0
もう父と母の愛の注ぎ方に涙。
なんていう愛情。

随所に描かれる深い家族愛がすごく印象的。
(日本人にはない距離感っていうのもあるけど)
両親に同性との一夏の真剣な恋を知られる
って自分ならとても嫌だけど、
でも寄り添い受け入れてくれたからエリオは
傷心をそれごと過去として抱えていけるのだろうな。

父の言葉に涙が溢れ
電話でのエリオの恋情に涙が溢れ
最後の母の声音の優しさに涙が止まらない。


評判通り
映像も音楽も表現も美しい映画。


最後まで観て
すぐもう一度観ずにはいられなかった。

24歳の葛藤が最初の街と言葉テストに知れて
出逢いから2人の物語が始まってたのね…!
と知らされてなるほどね、と。

その上で、
17歳にあの肩の触り方は
いろんな意味でアウトではないですか…。
自分の感情に戸惑う少年にあれを気付き答えろとは。
(そんな対応力あるもん?想像もできんよ…)


客人とピアノを聴く父と母の眼差し。
息子の変化と成長を、その原因を、
その尊さを、刹那さを、
深い愛情で感じ、受け入れようとしてたんだろうな。


しかし主役二人の美脚が目に焼き付いてもう!
さーや

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