もう父と母の愛の注ぎ方に涙。
なんていう愛情。
随所に描かれる深い家族愛がすごく印象的。
(日本人にはない距離感っていうのもあるけど)
両親に同性との一夏の真剣な恋を知られる
って自分ならとても嫌だけど、
でも寄り添い受け入れてくれたからエリオは
傷心をそれごと過去として抱えていけるのだろうな。
父の言葉に涙が溢れ
電話でのエリオの恋情に涙が溢れ
最後の母の声音の優しさに涙が止まらない。
評判通り
映像も音楽も表現も美しい映画。
最後まで観て
すぐもう一度観ずにはいられなかった。
24歳の葛藤が最初の街と言葉テストに知れて
出逢いから2人の物語が始まってたのね…!
と知らされてなるほどね、と。
その上で、
17歳にあの肩の触り方は
いろんな意味でアウトではないですか…。
自分の感情に戸惑う少年にあれを気付き答えろとは。
(そんな対応力あるもん?想像もできんよ…)
客人とピアノを聴く父と母の眼差し。
息子の変化と成長を、その原因を、
その尊さを、刹那さを、
深い愛情で感じ、受け入れようとしてたんだろうな。
しかし主役二人の美脚が目に焼き付いてもう!