県内で公開になったので落ち着いて観たくて再び鑑賞、トークと新たに気が付いた部分について付け足して再投稿。以前いいねをいただいていた方、すみません。
改めて観て、思った以上にメタファがたくさん込められ>>続きを読む
やっと観れた。
日本映画専門チャンネル、伊藤万理華と松本監督のインタビュー付だった。
時間のわりには登場人物が多すぎなのでそれぞれのキャラの深い部分が描けておらず表面だけなぞったエピソードや、観客に>>続きを読む
傷を負った現代人が発展途上国で癒される話、西洋人からみた「理想のアジアの国」の描き方で古臭くはあるが嫌いではなかった。1990年代前半までの楽観主義が反映されていて今となっては完全にファンタジーだけど>>続きを読む
労働者階級のまなざしから社会の理不尽さをずっと描いてきたケン・ローチの劇場長編デビュー作。試行錯誤している感が強く流れが時々途切れがちだが、道を歩いているおじさんたちがまんま映っているドキュメンタリー>>続きを読む
底辺からてっぺんへ、そこから再び畜生の世界へという2部作。
悪い素地の人間は何をしても救いようがないという因果応報の展開は若干つらい気持ちに。見世物小屋という禍々しいけどいかにもフェイクな世界と、豊か>>続きを読む
宮崎あおいと蒼井優が同じ画面の中で並んでいただけで満足。エキセントリックじゃない爽やかな蒼井優を久々に目にして、気持ちがもぞもぞしてしまったけれど。宮崎あおいの足の筋っぽさ!りょうさんが懐かしいし、「>>続きを読む
観ている途中で「?」マークがたくさん付いてしまい、最後もノレず。
麻希が過去に軽音部で何を起こしたのか最後の方でちらっと語られるにしてもそれまでは抜けていたり、主人公が難病らしく突然倒れるのだが、そも>>続きを読む
ミステリーの答えが明かされるまでが長く、田中圭が自分の望みを問われて答える場面が2度繰り返されるところや、人物の話し方がきっちりしすぎなために間延びしていたように思った。その分、真帆とあおいの幼い頃の>>続きを読む
爽やかな恋愛もので始まったのだが、見事に裏切られた。
言ってしまえば好きっていうのは所詮はこちらに振り向いてほしい、自分のことを常に考えていてほしいという気持ちだと思うので、我がままでいいんだとエゴを>>続きを読む
現代と幕末の京都がもっと入り混じるのかと思っていたら意外に時代劇がメイン。河原や橋の背景に現代の灯りが映りこんだり救急車の音が鳴ったり、ところどころ地鳴りがあるのはかなり面白い。環境音にすごく気を遣っ>>続きを読む
テンポが速くて小気味よく、話の流れは王道とはいえ分かり易く、アニメだからこそのファンタジー感や鮮やかな色彩が楽しかった。AIが主人公を幸せにしたいという話から、他人の笑顔や楽しそうな様子を感じて自分自>>続きを読む
地方だったらどこにでもある廃れた商店街とシャッター通り、店主たちは高齢になっており営業している店舗はほとんどなくなってしまっている。こういう場所はもれなく郊外に大型チェーンの店舗ができているので余計に>>続きを読む
学校では水俣病は1960年代に終わっている昔の歴史のように教わったが、認定を求めて裁判をしている方たちが今でもいる、ということをこの作品で初めて認識した。チッソが生産に水銀を使用するアセトアルデヒドを>>続きを読む
自分の希望と家族の間で板挟みになる様子を丁寧すぎるくらいに描いていたし、いくつかのシーンは撮影にかなりこだわりがあるのを感じた。
缶を力なく踏みつぶす動画のどこが面白いんだろうと、マニアの感覚がいまい>>続きを読む
ファンタジーか願望なのかもしれないが終わり方がすごい先を行ってて衝撃、いつかこれが当たり前になる世の中がくるのかもしれない。でも主役の片山友希さんの演技のぎこちなさと、こういうことを描きたいからこの場>>続きを読む
今までと見た目が違っているお父さんになっちゃったら、まだ12歳だしそりゃ戸惑うわよね。ソフトに描かれてはいるが、変わってない中身が大切なのか今までのイメージが大事なのかの葛藤、ひいては、愛情があれば親>>続きを読む
悲しいかな、この作品の監督兼ガイド役である中島貞夫監督や取り上げられている伊藤大輔監督の映画、あるいは片岡千恵蔵や坂東妻三郎、嵐寛寿郎(アラカン)、勝新太郎といった時代劇スターの名前は聞いたことはあれ>>続きを読む
あまり馴染みがないのでヒーローもの映画はどうあるべきかというのがよく分かっていないのだが、スパイダーマンと同様、こちらも自分の役割に悩むヒーロー。シリーズものになるかどうかは不明らしいがとりあえず新シ>>続きを読む
バスから入管に来る人が続々降りてくるところをみると、入管の業務自体が相当ひっ迫しているのが見てとれた。そこで働いている人は、一人一人の事情に対応する時間も気持ちの余裕もなく、もともと力がある立場でもあ>>続きを読む
俳優の体格や朴訥さが役柄ぴったりで、とにかくそこが素晴らしい。説得力のある演技で作品が支えられてるんだなぁと思ったら「バーニング」のユ・アインなのか~、教えてもらうまで全然気が付かず。厚みのある身体、>>続きを読む
ジャパニーズノワールということでわりと期待したが、話はヤクザもの。まっとうな世界に戻りたいので自分とは関係ないと言いつつ仲間を助けに戻るというのは王道パターンだが、甘ったるくて現代のヤクザはああいう感>>続きを読む
昆虫研究者の男が目薬を差すところから健康には気を遣っていることがうかがえる。ところがまるで不衛生な家に放り込まれてしまう。岸田今日子演じる村の女が「砂は湿気を呼び寄せますから」と盛んに言い、私ふくめ男>>続きを読む
幕末というからにはいろんな若者の青春物だと思っていたが、宿代が払えずになんだかんだと女郎宿に居付くことになったテキトーな男フランキー堺を中心とした若者たちの話。とはいえあまり物語の筋立てが重要視されて>>続きを読む
人間のプライドって自己承認欲求が満足されることで出来てるんだなぁ。
前半ふんわりと女性たちの交流を描きドリーミー調なので若干先行きが心配になった。徐々に主人公が鬱屈していき爆発した後は、これでもか!?>>続きを読む
男性が出てくるのは最初と最後だけであとは女性のみという、ありそうでない作品。
砂浜で追いかけるマリアンヌ、岩影からふと現れるエロイーズ、背景の地層の色の重なり、お互い並んで視線を斜め下に落とす態勢な>>続きを読む
ぱっと見て男の子に見えるけど、目元の涼やかさが美しくてああ女の子だなぁと思いながら画面を眺めていた。ガリガリの細い体、わずかに膨らんだ胸が思春期前の儚さも感じさせた。唾を吐くことで自分は男の子!と、し>>続きを読む
「寅さん」以外の渥美清を初めて観る(たぶん)。
満州事変直前の昭和6年から戦後の昭和25年までの渥美清演じる山田正助と、長門裕之演じるムネさんの友情の物語。軍隊から始まり、戦地やその後行く先々でお互い>>続きを読む
柳川の堀についてのドキュメンタリー。高畑勲監督、宮崎駿制作、二馬力が関わっている。ところどころにアニメーションが挟まれ、灌漑の仕組みが分かり易い。かわいいカエルのキャラも登場。
後半は歴史遺産でもある>>続きを読む
河の対岸にある日突然やってきた君は僕と同じ顔をしていた
2人でランニングシャツを着て一緒に手品で笑って
50円玉失くしちゃって結局なんにも買えなかったけど
お祭り楽しかったね
河原に住んでいる僕と船>>続きを読む
ネタバレ気味。
以前テレビでやっていた2時間ミステリードラマを見ている気分に。
伊東蒼のハの字の眉はキャラクター描写におおいに貢献するも、父親を捜す娘、なりすました清水尋也、筋萎縮症の妻、自殺願望の>>続きを読む
農業にいそしみ、古民家で一見高そうに見えないけど実は染めとかにすごいこだわりのあるカジュアル系の服を着てエスニック風や和風な料理をする理想の暮らし。こういうのに憧れる人はたくさんいるんだろうなぁと。>>続きを読む