なおぶみさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

なおぶみ

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パラミドロ(2021年製作の映画)

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バンをちゃんとキャラクターとして大切にしてるのが良い

ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ(2014年製作の映画)

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序盤はゲーム的な映像と展開で映画としてはガチャガチャしすぎてるなと思ったが、設定が出揃った中盤から終盤にかけてはがぜん面白くなっていった。

シャレード(1963年製作の映画)

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謎かけの提示と種明かしのテンポ、そして新たな謎の提示とサスペンスのテンポが素晴らしく、二転三転するストーリーや各キャラの関係性の変化がよく出来ていた。
会話も小洒落てて良い。

ラブロマンス、というか
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

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ジャンヌの眼の演技。神に選ばれた指導者から恐怖に震える少女になり、そして全てを受け入れて神を信じる姿に変わる

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

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自分にとっては日常系ホラーな作品だった。
それぞれに過去や悲しみを抱えているのはわかるが、それでもこの世ではないような異質な質感を持った作品。

生と死が隣り合っているのではなく、混ざり合っている世界
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

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面白かった。
前半はチラズアートさんとかのホラーゲームっぽく、後半のネタを知って攻略して行く展開はそれこそ昔2chでやってるようなホラーパロみたいで正しく「きさらぎ駅」って感じ。

常松祐里さんの不敵
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セルラー(2004年製作の映画)

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チャラくて頼りなくてでも善良な主人公が良い。
彼が「これヤバい」ってなる瞬間と「助けなきゃって」決意する瞬間、つまり「マジになる」瞬間がちゃんと描かれてる。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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タイムリミットやゴールの期限設定が上手い。
初っ端のマッハ10から始まり、作戦開始の三週間設定、目標到達までの2分30秒設定。
映画での大目標は一つに限る。ゴールポストを動かしてしまうと面倒くさくなっ
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男たちの挽歌 4Kリマスター版(1986年製作の映画)

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何気に4K版やってたので夜勤明けに観に行った。

映画館はやはり音響が良い。銃撃戦の音が迫力持って響く。

字幕翻訳はDVD版の方が好みだったけど、これは初めて読んだ翻訳を人は親と思うからしょうがなき
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男たちの挽歌(1986年製作の映画)

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日常描写の音楽の使い方とか演出とかダサいというかチャチィし、今の目で見るなら序盤の展開もっとスピードアップして欲しいとかいろいろあるけど、そんなの関係なく見終わった後に「いいんじゃん」と思える映画。>>続きを読む

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

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連日の疲れが取れず、しかし「観ねば」の一念で身体を引きずり映画を観るとどうなるか?
電車の中で固く目を瞑り、少しでもいいから椅子に座りたいという体力で映画館に向かうとはどういうことか?
上演に間に合う
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ロブスター(2015年製作の映画)

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恋愛する側としない側、立場の違いはあれど、どちらに属そうと社会が課してくる枷にがんじがらめで、とても窮屈。

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

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久しぶりにクリスタッカーが観れて良かった。

全員が全員エキセントリックなんだが根底に愛を持っている人たちの話。

ポゼッサー(2020年製作の映画)

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映画館を梯子にした二軒目。だから疲れが出て途中で寝てしまった。

たぶん中盤から観たのだけど、それでも脳内の意識のせめぎ合いの葛藤や全体的な冷たく突き放した展開は好みだった。

なぜか血が出ても痛みは
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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ぶっ飛んでいるようで結末は非常に落ち着くところに決着させていく。

これは父と娘の親子の話。

映像が非常に美しい。ライティングと構図、その質感。

汚れた血(1986年製作の映画)

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マイベスト映画。つまり観る時期と観た時の状態が合致していた映画。

当時リアルタイムに感じていた感情を、アレックスに気持ちを乗せ、思い出しながら観ていた。
だからこそ今再見した際、「思い出す」という作
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街の上で(2019年製作の映画)

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下北沢を舞台にした会話劇。時に演劇的で、時に小説的。
ゆったりした時間が流れていて、人々も下北沢という街の上で、ゆったりと繋がっている。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

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めっちゃ面白かった。

テルマとルイーズの関係性や変化、解放や後戻りできない展開が素晴らしかったのに、終盤爆発ドーン、カーチェイスバーンはやりすぎて笑ってしまった。

物語は常に観客を落ち着かせない、
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パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

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フランソワ・シビルの笑顔がチャーミング。

心の傷から前に進めなくなってしまった男女が、再び前を向くまで、その一歩を踏み出す直前までを描いた映画。

カウンセラーの言葉が、有り体にいってありきたりな言
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ローマの休日(1953年製作の映画)

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何気に初見。

現代映画のようにプロットキツキツ、葛藤モリモリの話ではなく、終始笑えて大らかな雰囲気の中で王女の成長を描いている。

警察署の前でオードリーがタンクトップのおっさんに長めのキスされてた
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

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これは良かった。
非常にテーマ性に富んだ作品。

誰とも共有できない苦しみを抱えて、少年は周りを傷つけ、傷つけられている。個人的には『あの子はひとり』とも共鳴し合う映画。

やり場のない怒りが爆発し、
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便座・オブ・ザ・デッド(2013年製作の映画)

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ちょうどいい時にちょうど良く観れる映画。
ワンシチュエーションもので、シリアスに撮ったら秒で詰みそうな状況をコメディ演出でアイディアを重ねて飽きずに観れる。

人間ドラマは少し長いかも。