なおぶみさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

なおぶみ

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なれのはて(2021年製作の映画)

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元ヤクザのおっちゃんがいちばん生活力に溢れていて好きだった。生きるとはとりもなおさず現状を受け入れ工夫をこらすことなのだとも思った。
だからこそ、いちばん自分と近い意識で生活してるだろうそのおっちゃん
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彼女はひとり(2018年製作の映画)

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影と光の構図に黒澤清を感じた。物語のテーマとはまったく関係ないかもだけど、個人的に教師というものをあまり信じていないので、あの結末に甘さを感じてしまう。
(ジェンダー的な偏った見方になるかもだけど、物
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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現実に存在するグロテスクさを寓話にしただけで、なんら新しいものは描いていない、なんならどこにでもある一家族の話にすら思える。
(家族というのは、どこもグロテスクざを備えていると思う)

ゼイラム(1991年製作の映画)

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けっこうダルダルな展開なんだけど、見終わった後になんかいいもの観たなと思える爽やかな作品。

グレイ・ガーデンズ(1975年製作の映画)

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『セールスマン』のメイズルス兄弟のドキュメンタリー。
こちらもめちゃくちゃに傑作。

かつての栄華やありえた夢を忘れられず、現実ではなく夢想に生きている母娘なのに、ぜんぜんしみったれてない。

エネル
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セールスマン(1969年製作の映画)

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これはめちゃくちゃ面白かった。

セールスマンたちのキャラがいちいち立ってるし、なによりドキュメンタリーにも関わらず映画的なカット割やカメラを意識させず人物を映し出す手法など、演出の宝箱みたいな作品だ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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60〜70年代の心理サスペンススリラーとジャッロのオマージュに溢れた作品。

女優の二人は可愛らしく美しく撮れていて、物語云々、その整合性よりも女優の輝きで映像を引っ張っていく手法。
赤と青の原色に彩
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

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面白かった。

ホンカの殺人や買春など、一つ一つの行動は理解不能ではない、原因や理由は(少なくとも劇中で描かれている限り)ハッキリしている。
怒ったから殺した、ヤリたいから買う、死体の破棄が面倒だから
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パラダイム(1987年製作の映画)

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カーペンター作品の例に漏れずオープニングシーケンスのテンポや緊張感はすごく良いのだが、それが長すぎてもったいぶって感じられた。

コーヒーをどう?からのベッドインにダメージを食らった。そんな簡単に恋が
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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京王線は使うが明大前までに降りるから憧れによるダメージはなかったので助かった。

固有名詞で繋がれるのは素敵だけど、二人は生活の中で心情を話し合い理解を深めていっているようには見えなかった。それこそ固
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CUBE(1997年製作の映画)

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思ったよりグロくなくトラップでも意外と人は死なない。極限状態で人の本性が出るというより、あの警官はもともとDV気質なだけだと思う。

アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

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あまりハマらなかったけど、人物造形が絶妙でそこは良かった。舞台で観たい。終盤の強盗の下りは面白かった。

(秘)色情めす市場(1974年製作の映画)

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すごくよかった。何気に音楽の使い方が良い。カラーパートが画の撮り方自体を変えていて、臨場感に溢れた作りになる。

ヌードの夜(1993年製作の映画)

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カット割や構図、ストーリー構成が素晴らしい。

キャリー(1976年製作の映画)

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時代は感じるが映像演出が洗練されている。キャリー役の人の存在感。

スポンティニアス(2020年製作の映画)

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これはめちゃくちゃヒットした。主役の女優の人が凄く綺麗。

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

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面白かったけどおじいちゃん達メインで籠城戦観たかった

赤い影(1973年製作の映画)

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クロスカッティングが印象強い。過去に囚われて追いかけていった、希望こそが化け物。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

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ウィレム・デフォーのマーカスのキャラが良いのと、殺し屋周りの設定が良かった。

ジョン・ウィックはちょっと弱いのと、脚本に身を守られてる感があってそこは微妙だった。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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アクション描写、というか格闘描写がべらぼうに凄い。「ザ・レイド」に匹敵すると思う。
肉弾戦のみならず対得物との戦闘描写も秀逸で、確実に「殺り」に来るナイフや拳銃と対決するアクションは、緻密に計算されな
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ヒルコ/妖怪ハンター レストア&リマスター版(1991年製作の映画)

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ジュブナイルホラーって感じです。

沢田研二はひたすらワーワーと騒ぐ三枚目な役柄で、絶妙に頼りなくも泥臭く行動していくキャラクター。
そういったキャラクターは普通死ななそうに思えるのですが、本作品の沢
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愛のように感じた(2013年製作の映画)

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エリザ・ヒットマン監督の作品は好きだ。

自意識の映画であるとともに、視線の映画でもある。
見ること、見られることに意識的。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

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テーマ、色彩ともにドンピシャで好き。ヘイリー・ベネットのファンになった。

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

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倫理観ぶっ飛び映画。バランス間隔で作った上でバランスを投げ出しているの良い。

息子のまなざし(2002年製作の映画)

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始終緊張感のある画作り。言葉にできない感情、気持ちを全て演技に託して、しっかり演技で応えている。

東京自転車節(2021年製作の映画)

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同じ時期の自分が何をしてたか思い出しながら観ていた。

闇の中で自転車漕ぐ孤独。