愛に満ちた素晴らしい映画。
主要登場人物の全員が、奇跡が起こりうる方向だけを見ている素直さがうれしい。ひとといっしょに音を出したり、いっしょに音楽を聴いたりする楽しさも、兄弟愛や友情と同じで、役に立>>続きを読む
作品の出来が良いゆえに、価値観が合うか否かで評価が決まる作品。
超上質なお子様ランチ。ストーリーがないゆえに、好きなもの、気持ち良いものをどれだけ詰め込んでも破綻しない。萌えというものは瞬間的な快に>>続きを読む
インディアンを野蛮人として扱いつつ、彼らと仲良くできる白人を悲運のお手本的人物として描くという、悪い意味でアメリカ合衆国的な映画。
自分が見捨てられたことへの復讐ではなく、史実では存在しない息子の復>>続きを読む
圧倒的なダンディズム。正直ないいやつが最強だということがまざまざと表現されている。
実力があれば奇をてらう必要がないということが、アン・ハサウェイ演じる社長に感染していく過程が面白く、冒頭の彼女と終>>続きを読む
ウディ・アレンの女性に対するファンタジーが炸裂。考えすぎて思い込みの強い男はどんな女性にもかなわない。
女性のかしこさが哲学者の賢さより上だということを示しているわけだが、その証明のために女性に傷を>>続きを読む
主人公による、直観のみに従った謎解き。観客にとっての謎は、最後にすべてのエピソードがつながることで立体的に理解される。
世界観を話せるような親しい相手と、この映画で提示される概念について語り合いたい>>続きを読む
楽しむとは、楽しいことを選ぶのではなく、楽しむと誓うことでなされる。
演技によるドキュメンタリー仕立てのエピソード再構成だろうが、そのことでストーリーが見えやすくなっていてグッド。