SEIさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

所々主演役者の演技とセリフが鼻につくように感じてしまう場面があったけど、とにかくVFXと音響が素晴らしかった。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.5

こういうSF映画見たかったって思えた反面、やや主要人物達が説明不足に感じたし、ストーリーも浅いように感じてしまった。もう少し中身が重厚感あると傑作になったのではと。ただ最新のCG、VFX技術を駆使した>>続きを読む

遠いところ(2022年製作の映画)

5.0

現代社会でもリアルで起こってるような内容で、沖縄だけに限った話ではないと感じた。自分や周りの環境しだいでは子供を産むこと、子供を作る行為って貧困の連鎖を招く残酷なことのように見えてしまった。憂鬱でしん>>続きを読む

アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.5

自分のこともよくわからない時あるのに勝手に人のことをわかったような気にならないよう気をつけようと思った。今泉監督の本質的に向き合うことから逃れてきた人達が決心して向き合う様をしっかり映すの好きだな。

(2023年製作の映画)

5.0

福田村事件と並ぶ衝撃作。自分もあの施設の職員の立場だったら悪を否定出来る強さを持ち続けられないかもしれないと思ってしまった。開けてはいけない蓋を覗いてしまったような作品。

キリエのうた(2023年製作の映画)

3.5

上手く作品にハマれず。。エモーショナルを狙いすぎてる感じがするとちょっと冷めてしまう。黒木華が居ると一気に映画ぽくなるのすごい

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

5.0

張り裂けそうな痛々しい出来事に美しい田園風景と穏やかなピアノの音色が痛みを中和させ傷跡を浮かび上がらせる。不思議なくらいリアリティを感じさせる魔法みたいな映画だった。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

5.0

名作。この映画の作られたときにはもうCG技術が使われてたことに驚いた。

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

5.0

独特な間と強烈な眼差し、感情がこもってなくて所々フリーズしたかのように見せるの新鮮だった。
ありがちになりやすそうなメロドラマというジャンルだけど、高齢の未亡人の女性と若い黒人男性の組み合わせは良かっ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

5.0

思ってたよりヒューマンドラマに重きを置かれていて感動したし、戦争の背景やエニグマについて調べてみたくなった。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

面白くて長さを感じず、見入ってしまった。ベルリンでのレイヴシーンカッコ良かった。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

5.0

奴隷に対する仕打ちがあまりにも酷くて、少女に対する理不尽な鞭打ちシーンは特に胸糞悪くなった。悪魔の所業を目の当たりにすることで自分の中の濁りが綺麗になった気がした。

福田村事件(2023年製作の映画)

5.0

傑作日本映画が新たに誕生しましたね。これは衝撃受けた作品だった。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

5.0

まだこの映画は難しかったけど、直接的な描写は避けて、当時のスペイン情勢もストーリーの中に織り交ぜてる辺り監督の手腕凄いと思った。所々で垣間見える不穏な空気と危うさに対比する無垢な少女の瞳が良かった。

君は行く先を知らない(2021年製作の映画)

5.0

この映画を鑑賞してからイランの情勢や亡命について興味を持つことが出来た。まだ幼い次男のチビちゃんが広大な景色の美しさに感動し祈りを捧げているのも感じるものがあったし、別れを悲しむ家族とそれを優しく包み>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

5.0

素晴らしい映像と音で見てるだけで恐怖を思い知らされる。この地獄みたいな状況化と比べたら今はどれだけ平和ボケ出来てて幸せなことか

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

5.0

傑作すぎる。日々情報とタスクに追われ、人と向き合うことを疎かにしてしまう様は他人事のようには思えなかったし、人と関わることで生まれるフリや演技、本心を見せないようにする姿がなんとも。