ひらさまさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ひらさま

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空爆大作戦(1969年製作の映画)

3.5

マカロニと侮るなかれ
なかなか見応えのある戦争巨編
ダンケルクの海岸シーンなんか人が大勢いて、それなりに金も費やしていると思われる
戦闘シーンの特撮とかは多少ちゃっちいけど、分割画面とか取り込んで凝っ
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星空の用心棒(1967年製作の映画)

3.3

星空はいつまで待っても出てきません
マカロニじゃ良くある無実の男の復讐劇
ジェンマの作品としても普通の出来栄え
気になったのは音楽
途中で流れるカッチョいい曲は何処で聴いた覚えあり
あっ、「拳銃のバラ
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.0

以前から興味はあったものの、4時間の長尺に腰が引けちゃって…
やっとその気になってチャレンジ!
まず体感的に4時間は意外と長くはない
多分テンポが良すぎるくらい快調に飛ばしてくるからか?
しかもディレ
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脱走大作戦(1968年製作の映画)

3.4

軽い…
連合軍の将軍5人がロクな護衛もなく、ノンビリとトルコ風呂(サウナ?)でくつろいでいると、全員ナチにとっ捕まる…間抜け 
そんな将軍たちを救出する為送り込まれるのは素行が悪く施設暮らしの二等兵脱
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オデッサ・ファイル(1974年製作の映画)

3.8

フレデリック・フォーサイスの原作は初版の出版時に読んだ記憶あり…が何も覚えていない
ケネディ暗殺の直後、内密の情報を入手したフリーの記者がナチスの亡霊、元SSの現在の所在などが記された極秘の「オデッサ
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重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス(1973年製作の映画)

3.8

「ブリット」と「フレンチコネクション」をプロデュースしたフィリップ・ダントニの監督作
両作から人間ドラマ的な部分を更に削ぎ落とし、かなりソリッドな展開になっており、この辺は好みで分かれる点 
自分は割
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ロング・ライダーズ(1980年製作の映画)

3.5

ペキンパーが憑依したウォルター・ヒル監督のウェスタン
スローモーションによる殺戮ショットの数々は流石にやりすぎ感あり
それよりもカッコいいのは、ダスターコートを身に纏った一団が馬に跨り疾走するシーン
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大列車作戦(1964年製作の映画)

4.1

パワーで押しまくるジョン・フランケンハイマーの最高傑作
抜群の面白さ
第二次大戦末期、既に劣勢に陥っていたドイツ軍は占領下のパリから大量の名画を自国へと運び出す
レジスタンスは名画の奪還を図り、輸送列
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サスペリア PART2/紅い深淵(1975年製作の映画)

3.6

ここまで大胆な仕掛けは確かに前代未聞
映像ならではのトリックながら、コレを躊躇なく実行しちゃったアルジェントに敬服
実行力の勝利?
日本でも大ヒットした「サスペリア」にあやかろうと、こんな続編チックな
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マネー・ピット(1986年製作の映画)

2.0

好みじゃなかった
計算され尽くしたドリフのコント金満版
若き日のトム・ハンクスは仰々しすぎて鼻につきまくり、全編イライラしっぱなし
そもそもこんな超欠陥住宅を買わされたらクレーム必至なのに、自力で修繕
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ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

3.8

ペキンパーにとっては「ワイルドバンチ」以来となるアウトロー映画
まさか自制していたのか?
明らかに前作のマックィーンとの初コンビ作「ジュニア・ボナー」前々作の「わらの犬」では全体を通しての暴力描写は控
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フローズン・グラウンド(2013年製作の映画)

3.4

ニコラス・ケイジがまとも?な映画に出ているのを久々に観たよーな気がする
80年代に実際に起きた連続殺人事件(17人を殺害!30人をレイプ!)をベースとしている
犯人のサイコパス野郎は狡猾極まりなく、な
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殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

4.1

全編通して雪に埋もれた西部の町が舞台
未亡人の依頼で町を牛耳る無法者グループへの復讐を請け負ったのが凄腕ガンマンのサイレンス
名前の通り声帯に傷を負い声が出せない
セリフなしで演じるのはフランスの名優
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勝利への脱出(1980年製作の映画)

3.2

追悼 王様ペレ

もちろん絵空事
大戦の最中に、ドイツ軍と連合軍の捕虜が、満員のスタジアムでサッカーの親善試合⁈
まっ、こんな事があったら、脱走計画企てるわなぁ、捕虜としては
ハーフタイムでレジスタン
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

3.0

さほど熱心なロッキーファンではない自分
シリーズを通しで観た事もないのに何故か今更観ようかな?と思ったのは、ロッキーシリーズそのものではなくスピンオフ作の「クリード」が想定外に楽しめたから
そんな訳で
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南から来た用心棒(1966年製作の映画)

2.8

マカロニ三昧
ジュリアーノ・ジェンマの爽やかすぎる2枚目ぶりは、悪党ヅラばかりが居並ぶマカロニワールドの中じゃ異彩を放つ
以前テレビ放映で観た時はメチャ面白かった記憶があったけど、DVDで観直すと冗長
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帰って来たガンマン(1966年製作の映画)

2.5

イタリア映画界の超大物ディノ・ディ・ラウレンティスがプロデュース
アメリカメジャーのUA配給
…なんだけど、これつまらんわ
セットもしっかりしてるし、それなりに金掛けてるのは他の量産型マカロニとちょっ
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.6

アラン・アーキン最高 
スティーブ・カレルはアメリカじゃ大人気だけど、ちょっと日本には馴染まないキャラかな
大年増役?のアン・ハサウェイと気の毒な役のドウェイン・ジョンソンはハマってます
メル・ブルッ
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サメデター(2021年製作の映画)

1.2

まさか鮫が海に出るとは…(笑)
この手のバカ鮫映画が作り続けられるのは需要があるから
そーそー、後悔しながらも観てるしね、オレとか

凍った湖(2015年製作の映画)

3.5

絵画のような風景を観ているだけで癒される
いや、癒されてはいけない、本来クライムサスペンスだろ、これ?
女性捜査官ふたりが湖上で発見された他殺体を巡り真相を探ってゆく
…んだけど、ちょっと他に例がない
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ボルケーノ・パーク(2019年製作の映画)

3.0

中国映画だけど監督は「コン・エアー」や「エクスペンダブルズ2」などのハリウッドアクション派のサイモン・ウエスト
さっさと逃げろや!と怒鳴りたくなるイラつく展開さえ我慢出来れば、それなりに楽しめる…かな
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.4

捕鯨船エセックス号は長い航海の果てに巨大な白鯨から執拗に襲撃され沈没
乗組員たちはポートに分乗し脱出するも、その後は過酷な漂流の日々を過ごす
照りつける灼熱の太陽に灼かれ食糧や水を失う、まさに地獄の様
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夜の大捜査線/霧のストレンジャー(1972年製作の映画)

3.5

シドニー・ポワチエのバージル・ティッブスシリーズ第3弾
前作が音楽以外ヌル過ぎたんで、まさか3作目があるとは思わなんだ
しかも前作とは一転、第1作目とも異なるハードでソリッドなアクションドラマと化して
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.0

ストレートの速球で真っ向勝負した実に堂々たる野球映画
黒人最初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンと彼をドジャースに招き入れたブランチ会長、彼の最大の理解者である妻のレイチェル、最初に彼を
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ガメラ対大悪獣ギロン(1969年製作の映画)

2.8

小学校高学年の頃、リアルタイムで初見
当時の素直な感想は、
「子供をナメんじゃねーぞ💢」
ゴジラシリーズを始めとしたクォリティの高い東宝特撮の過去作をリバイバルなどで繰り返して鑑賞していた当時のガキン
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ネバダ・スミス(1966年製作の映画)

3.6

昨日11月7日はスティーブ・マックィーンの命日
彼が世を去ってから早42年、訃報に接した時の喪失感は昨日の事のように覚えている

本作はハワード・ヒューズをモデルにしたベストセラー小説を映画化した「大
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.8

マ・ドンソクの剛腕ぶりが痛快すぎる

韓国映画界は役者の層が厚くて羨ましい限り
遅ればせながら一作目も大至急観なくちゃ

007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

3.0

一旦はボンド役から退いたものの、二代目ジョージ・レーゼンビーがヘタレで一作のみで降板した為、ショーン・コネリーがカムバック
流石に安定感と安心感は抜群ながら、映画としての面白さはヘタレレーゼンビー主演
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SAFE セイフ(2012年製作の映画)

3.5

右も左も悪党だらけ
ここまで悪い奴しか出てこないのも珍しい
孤立無援のスティサム、さぁどーする?
キーとなる天才中国人少女との出会いとか、不自然で強引な点は多々あるも、そこから一気に畳み掛けられちゃう
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ワイルドガン(2015年製作の映画)

3.8

良品
邦題がもう少しどーにかだったら、もっと早く観ていたと思う
邦題って大事
サザーランド父子共演
自分は父親の方が馴染みが深くて、とくに70年代に主役を張っていた頃はご贔屓でした
息子といえばジャッ
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ファイナル・デッド・ツアー(2020年製作の映画)

3.6

深夜0時になると30分間だけ人を食う化け物になるおじさん
そんなおじさんと偶然知り合い一緒にツアーに出たバンドの面々
普通一緒には行かない
でもバンドの連中もかなり壊れていて、とくに気にする事もなくツ
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雨の訪問者(1970年製作の映画)

3.6

67年にヨーロッパへ渡ってから一枚看板のトップスターとなったブロンソン
長年個性的な脇役に徹していた彼(「機関銃ケリー」やテレビドラマの「カメラマン・コバック」など主演作もちょっぴりあった)だが、50
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ダンケルク(1964年製作の映画)

3.8

フランス映画らしい?一風変わった戦争映画
舞台は1940年6月、ナチスドイツの猛攻で陥落したダンケルク
ベルモンド演じるフランス兵があっちウロウロ、こっちウロウロしながら、フランス兵の生き残りや撤退を
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.8

ゆる〜い展開は父親譲りか?
基本は子供たちが主役のGB後日談にして冒険活劇
なんだけど、キツ目なエロネタをさりげなく交えたりするのも父親譲り?
正直なところ、こんな着想の後日談が登場するとは予想してお
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うれしはずかし物語(1988年製作の映画)

3.0

主人公のおじさんは、リーマンなのに自分用のワンルームマンション借りてる
そんなバブリーな時代を背景に繰り広げられる夫婦間不倫バトル
どっちもガンバレ!
衝撃的だったのは本阿弥周子さんの生々しい脱ぎっぷ
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YUMMY ヤミー(2019年製作の映画)

3.0

登場人物全員がマヌケなのは気の毒だけど、遠慮なくグロい描写の連続で、笑うべきかビビるべきか、とくに悩む間もなく、そして誰もいなくなった、な終幕を迎える