ひらさまさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ひらさま

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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.6

松坂桃李は頑張ったけど役回り的には損してる
極悪非道なヤクザ組織を取りまとめる立ち位置としては貫禄不足
逆に若さゆえの無軌道ぶりが際立った鈴木亮平に全部持っていかれてしまった

タイムリミット 見知らぬ影(2018年製作の映画)

3.5

観ているうちにだんだんと前屈みになり、気がつけば最終的に前屈姿勢で観いっちゃってる上出来なサスペンススリラー
上手くいっていない夫婦の結婚記念日、良かれと思って子供たちを学校まで送ろうとした父親
でも
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

ん?んんん?
あれは「宇宙人東京に現わる」のパイラ星人に違いない!(知らんか⁉︎)
60年以上の時を経てハリウッドで復活を果たすとは…
しかしご機嫌な快作
今回はこいつらが主役か…と思った途端にいきな
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.5

1年待ったワイスピ
まずはやっと観られた事に感謝
しかしメチャクチャやり放題、荒唐無稽な展開は、アトラクションムービーとしては楽しいものの、でもワイスピである必要がない?
次作が2部作でラスト?
自分
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.9

これが観たかったんでつ!
問答無用の怪獣バトル
東宝怪獣映画の流れを汲む王道的な展開を、やっと実現してくれたワーナーとレジェンダリー
ホント遅いわ!
そして、これまたやっと、着ぐるみ特撮では実現出来な
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おませなツインキー(1969年製作の映画)

3.2

追悼に相応しいのか?リチャード・ドナー監督作品
主役の中年作家役はまさかのチャールズ・ブロンソン!(髭なし)
しかもエロ小説書いてるぞ、凄い設定
この意外性は今なお強烈
そのブロンソンを手玉に取る小娘
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マーヴェリック(1994年製作の映画)

3.8

追悼リチャード・ドナー監督
娯楽映画の第一人者

全編通して騙し合いが繰り返される
こーゆー展開は大好き
強いのか弱いのか良くわからない、メル・ギブソン演じる主人公をはじめ、出てくる連中は全員小悪党ば
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サウンド・オブ・サイレンス(2001年製作の映画)

3.0

冒頭、えっ?ショーン・ビーンが警官役?
かと思ったら強盗のリーダー役で一安心(笑)
…で、あれから10年
高名な精神科医マイケル・ダグラス…いや、自分には患者にしか見えない…が、たまたま暴力的な少女(
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真夜中の殺人コール(1991年製作の映画)

2.0

デボラ・ハリーがブロンディ解散中の低迷期に主演したB級サスペンス 
パブのシンガーとテレフォンセックスで食い繋いでいる彼女だが、ある晩テレフォン3Pを求めてきた変態と遭遇
まっ、この手の商売には変態は
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刺青一代(1965年製作の映画)

3.5

鈴木清順の映画は、アートワークを愉しみカメラワークを愉しみ編集の妙を愉しむ
石畳が赤く染まったあたりから、
お待ちどーさま、さて始めるぜ!
とばかりに清順節が炸裂
清順流アートワークの連べ打ちとなる
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.2

B級のキワモノじゃなかった 
複数の遺体が発見された殺人現場の地下から掘り出された若い女性の全裸死体
この死体が謎だらけ
まず外観上は傷ひとつなく、死後硬直もなければ死斑もない
でも目を開くと眼球は灰
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執炎(1964年製作の映画)

3.3

戦争は嫌だな
ちっぽけでささやかな庶民の幸せすら呑み込んでしまう
浅丘ルリ子の㊗️100本記念作らしい
確か彼女のデビューは54年頃、するとちょうどデビューから10年目…
つーことは、年に10本の映画
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猟人日記(1964年製作の映画)

3.5

主人公はホテル暮らしの裕福なビジネスマン
妻の実家が資産家でその系列企業に在籍している
しかし妻とは事情があり別々に暮らしているので、お金もあり自由もある主人公は女漁りに精を出している
その漁りっぷり
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ゴールデン・ジョブ(2018年製作の映画)

3.0

ジャッキー・チェンが製作総指揮に名を連ねているんで、もぉ少しコミカルでノホホンとした展開かな?と思ったら、バタバタと人が撃ち殺されて唖然とする
カーアクションなんて最近じゃアジア系の方がハリウッドより
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ついに観てしまう
当然キワモノながら意外にしっかりと製作されており、B級らしきチープ感はない
とは言え、しっかり撮れる技量があるなら、悪趣味なキワモノではなくまともなテーマの映画を撮りなさい、と監督に
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野良猫ロック マシン・アニマル(1970年製作の映画)

2.8

時代を楽しむ映画
何やって食ってるのかわからない女性不良グループは全員少し老けてるが頭も行動も軽め
男性不良グループの頭は郷鍈治、いかにも悪そうでキャラが立ってるけど周りの手下がサラリーマン風な奴らば
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

2.5

シリーズ化する場合、2作目って重要ですよね
ハンドルのきり方次第で、その後の展開に大きく影響する
本作は運転手(監督?脚本家?…)がハンドル操作を誤り(笑)、
崖下に転落して全員死亡する
そんな展開
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GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)

3.5

自分はキングオブモンスターズと全く波長が合わず、がっかりしちゃって落ち込んだ派
よって自分の中では過去最低のゴジラ映画はキングオブモンスターズに入れ替わったが、それまで永きに渡り最低ランクに君臨してい
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人間に賭けるな(1964年製作の映画)

3.0

ひとりの若い競輪選手を巡り、極道の妻と極道の姪が奪い合いを繰り広げる様を、たまたま関わり合った競輪中毒のサラリーマン視点で見つめる
極妻も極姪?も身勝手で自分本位だから全く共感出来ない
極妻は負けても
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メカニック(2011年製作の映画)

3.6

お歳を召してもフサフサだったオリジナル版のブロンソン
一方、若いのにスッキリしてるリメイク版のステイサム
毛髪量に大きな差があるものの、どちらも男くさくてカッコ良い
オリジナル版はブロンソン演じた殺し
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少女〜an adolescent(2001年製作の映画)

3.5

いたら困る、でも実際にいそーな中年不良警官と、これは間違いなくいそーな15歳のくたびれた?少女との、あったらマズイ、でも実際にはあってもおかしくない恋愛物語
とにかく少女役の小沢まゆが尋常じゃなくエロ
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リベンジ・リスト(2016年製作の映画)

3.6

お馴染み私設警察的復讐モノ
大抵は妻や家族が殺されて、けど警察がのらりくらりだから主人公が復讐に走る
本作もそんな感じ
でも、妻がチンピラに殺されるまでテンポ良すぎでは?
早すぎて感情移入が追いつかな
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ハッピー・フライト(2003年製作の映画)

3.5

日本じゃお馴染みの自称ノロマなカメや紀比呂子主演のいずれも職業根性ドラマと同じテーマながら、こちらはひたすら明るくオシャレで軽い
もちろん裏には根性や努力も存在すると思われますが、表裏どちらを描くのが
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D-WARS ディー・ウォーズ(2007年製作の映画)

1.5

こりゃつまらん
最近韓国映画を観る機会が多く、クオリティの高さに驚いたり羨ましかったりする中で、こんなんもあってガッカリしたり安心?したり
監督さんはヤンガリーの監督さんだが、怪獣映画監督No. 1を
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夕陽に向って走れ(1969年製作の映画)

3.6

赤狩りでハリウッドから追放されていたエイブラハム・ポロンスキー監督がニューシネマの台頭と共に復帰を果たした作品(監督として)
殺人を犯し先住民の保護区から逃走したカップルの追跡劇
追う側の保安官役はロ
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白銀の冒険(1971年製作の映画)

3.6

クロード・ルルーシュ監督の「白い恋人たち」でお馴染みなグルノーブル冬季オリンピックアルペンスキー三冠王ジャン・クロード・キリーが主演
スキーが上手くてイケメンで当時はモテモテだったキリーが映画に役者と
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.2

韓国の役者さんは良く知らないけど、
イケメンな北の刑事?と吉本にいそうな顔した南の刑事がコンビを組んで悪を倒すぞ
序盤が深刻だったんで、こりゃ重い話か?と身構えたら、その後はずいぶんと軽やかな展開に
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3-4x10月(1990年製作の映画)

3.8

拳銃を機内に持ち込む時のフェイクが秀逸
こんな簡単に⁈と思っちゃうけど、地方空港とかでトラブル発生時にはあり得そう
柳ユーレイとゆー存在感の希薄な存在を主役に据えた点でキャスティングは天才的
タカもダ
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(1974年製作の映画)

3.0

もぉムチャクチャ(笑)
物語のベースになっている曲は、
かぐや姫が貧しい若者や小市民の悲哀を切ないメロディにのせて歌った一連の四畳半フォークの名曲
どーゆーイマジネーションの膨らませ方をすれば、こんな
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

4.3

何年か前に機内で観て、
人目も憚らず泣いた覚えあり
白血病で死にゆく運命の彼女(恋人ではない、お友達)の為に自主映画作りに励みすぎ、大学進学まで取り消される主人公の僕と既に退学しているのに学内をウロウ
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.3

バカバカしいけど意外に面白かった
この監督さん、毎度くだらないギャグに尺を取りすぎるからテンポが悪くなる
あと30分切ったら傑作だったぞ、嘘だけど

フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話(2019年製作の映画)

3.2

期待しなかった分面白かった
昔のアメリカ映画みたいに乗客を巡るメロドラマに発展しないトコも良かった
比較的最近起きた航空事故の実話だからか、
個々の人間描写は控えめでリアリティ重視
(ちょっと美女が多
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ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.2

どんでん返しを期待しすぎると底が浅くて肩透かし
ゴミ袋のみ秀逸
レベル・ウィルソンが乱発する下ネタをさりげなくかわしまくるアン・ハサウェイ
この掛け合いは楽しい
とくにレベル・ウィルソン、ぽっちゃり系
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