shinoさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

  • List view
  • Grid view

20世紀のキミ(2022年製作の映画)

3.0

ティーン向けの恋愛映画と書いてあった。
ティーンじゃなくても楽しめた。

一昔前の恋愛映画という感じが懐かしい。
ピョン・ウソクって雰囲気あって素敵。

危険な女(1959年製作の映画)

3.0

松本清張の短編小説の映画化。映画自体も55分と短い。
その中に松本清張ワールドが満ちている。

ストーリーに納得できる部分とすごく強引な部分があって、更にダメ押しみたいに病院の先生のセリフがあって 無
>>続きを読む

洞窟(2021年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

最初、洞窟がなかなか出てこなかった。
洞窟がある田舎ののどかな風景が流れ、そこで暮らす牛飼いのおじいさんの声が響く。

ナレーションもなければ会話らしい会話も全くなくただ洞窟探検
>>続きを読む

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.3

変態で変質狂の男のする事が全てソシオパスのせいだと自己弁護するのが腹が立つ。

事細かく計画を立て自分でも実験してみて
その時の自分の脈拍を測ったりする所など正常な人間ではない。

その餌食になってし
>>続きを読む

生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)

3.3

2度目の観賞。
何故かこういうハイテンションの映画が見たくなる時がある。

韓国は自国の検察、警察を露骨に表現する作品がたまにある。
それが面白いので何とも言えないが大丈夫なのかな〜なんて思ってしまう
>>続きを読む

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.0

おじいさんの家と家族の歴史。
落としたパイプを探し取りに行くため 水没した部屋を深く深く潜って行く。

それは過去の思い出の空間と時間の対面だった。
詩のような静かなアニメーション。

波の塔(1960年製作の映画)

3.0

原作が松本清張だから社会派の部分ももちろんあるが ほとんど不倫ドラマのお手本のようなメロドラマだった。

その当時の生活や社会を見るのが好きなので時折 昔の映画を見ているが当時は当たり前と思われる事が
>>続きを読む

マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白(2016年製作の映画)

3.0

何という過酷な人生。良かれと思ってやった事が家族のためと思ってやった事の末に更なる辛い人生が待っていたなんて。

女性の顔には深く苦労が滲んでいる。
少なくとも韓国に住む家族が中国に住む家族が穏やかに
>>続きを読む

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

‘情人節’は中国語でバレンタインデーの意味だとか。原題の「消えたバレンタインデー」の方が良いみたい。

前半は割とサクサクと面白く見ていたが後半失速した感じ。かと言って嫌いじゃな
>>続きを読む

テンダー・マーシー(1983年製作の映画)

3.2

ロバート・デュヴァルのファンだから この映画が見れてありがたい。
デュヴァルの演技はいつも重厚でアカデミー賞もの。

落ちぶれたカントリー歌手がある日堅実な女性と巡り合いささやかな幸せを手に入れる物語
>>続きを読む

善き生徒たち(2021年製作の映画)

2.8

全寮制でカトリックの男子校で起きた実話と読むだけで どんな事件かは想像できる。

最も性に関して関心が高い年代に全寮制でカトリックの男子校の名門で厳格で抑圧された生活を強いられれば 別の顔を持ってても
>>続きを読む

天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.5

原色に近い色彩の世界観がアニメのような漫画のようで素敵。
フランス人の監督がアメリカ横断の冒険を描くとこんなに可愛い作品になるんだな。

超個性的な家族。一人として同じ方向を向いている人がいない。
>>続きを読む

奴が嘲笑う(2015年製作の映画)

3.0

ミスキャストではないか。キム・ゴウン。

コメディサスペンスは良かったけど 内容に新鮮味なし。

イーディ、83歳 はじめての山登り(2017年製作の映画)

2.8

すごくきれいな景色。

でもこのおばあちゃんの偏屈で頑固も程がある。 83歳で初めて山に登るとは無謀すぎるのではないか。 現に若者を心配させている。

それ程に30年間自分のやりたい事もできず夫の介護
>>続きを読む

ウィザード・オブ・ライズ/嘘の天才 〜史上最大の金融詐欺〜(2017年製作の映画)

3.2

時々忘れた頃にニュースで耳にする投資詐欺。つい最近も芸人が詐欺にあったニュースを見た。

人間は少しでも資産を増やしたいと願い
投資家は預かった金銭を運用して増やして還元する。
それはもう信頼の一言で
>>続きを読む

クィーン(2006年製作の映画)

2.8

エリザベス女王追悼。

ダイアナが王室にそぐわない女性だったとしても 元を辿るともう一人の女性がいたからでは?

いくらヘレン・ミレンのなりきり演技がすごいとは言え何か違和感しか残らなかった。

アイ・ケイム・バイ(2022年製作の映画)

2.8

I Came By 参上。
発想は面白いんだけど 雑な映画だった。

ジョージ・マッケイはどうなった?

社会の何が不満で他人の家に侵入して落書きをするのか 意味不明。

ピノキオ(2022年製作の映画)

3.0

私が親しんでいたディズニーのピノキオはもう80年も前の作品だったのだな。

アニメ版の雰囲気を残しつつ 現代版に上書きするとこうなるんだなぁと思った。

ゆったりと情緒的に流れるアニメの方が好き。

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.0

自分の意思ではないがオーディションに出向き ルキノ・ビスコンティに見染められたのが狂わせられた人生の始まりだった。

複雑な子ども時代を送った少年は繊細で内気でそれが不思議な類まれな美しさをにじませて
>>続きを読む

女優 原田ヒサ子(2019年製作の映画)

3.0

なんて可愛いおばあちゃんだろう。
私は年寄りは可愛くなくてはいけないと思っているので 理想的なおばあちゃんだ。

認知症になってしまった頭の中は
夢の世界や憧れ、または誇らしげな世界に
漂っているのだ
>>続きを読む

残り火(2022年製作の映画)

3.0

デンマーク映画は馴染みがないが まあまあのサスペンスだった。

ダメ夫の相手は奥さんも愛人も気の強い女性だった。 奥さんとも愛人とも別れる事ができずに 結局共犯ともなる事件を起こす。
お互いの罪を隠す
>>続きを読む

シークレット(2009年製作の映画)

3.0

チャ・スンウォンにリュ•スンリョンが個性いっぱいの演技を見せているけど イマイチかな〜。

奥さんが今 流行の物を身につけて精一杯のオシャレをして出かけて行った先がラストのラストで知る事になる。

>>続きを読む

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

「ほんとうのピノッキオ」と言うタイトル通り 原作の寓話に近いのだそうだ。

それだけになかなかショッキングなシーンやリアル過ぎてギョッとするお顔もある。

時々はこのような寓話、
>>続きを読む

内海の輪(1971年製作の映画)

3.0

不倫は身の破滅。 その代表的な作品だった。
岩下志麻の凜とした顔立ちが好きでここのところ マイ志麻ブームで色々見ていたが
こんな大胆な作品に惜しげもなくあられもない姿を披露していたんだ。

思い詰めた
>>続きを読む

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

2.8

WOWOWで観賞。

ウィ・ハジュンはいつも好青年なのに
今回は救いのない殺人鬼と化してしまった。

この映画は 単に殺人鬼に目を付けられてしまった目撃者がたまたま耳が聞こえない女性だった、その追走劇
>>続きを読む

アイ・キャン・スピーク(2017年製作の映画)

2.8

韓国人は英語を話せる人が多くて それもすごく発音が良いのに驚かされる。

私も語学を勉強している身なので 目的がはっきりしていれば 上達は早いのだと思いながら見ていた。

主人公のおばあさんの英語学習
>>続きを読む

ソウル・バイブス(2022年製作の映画)

2.8

期待して見ていたが 最後まで空振りだった。
「声もなく」から随分身体を絞ったユ・アイン。それを生かすシーンもなく カーアクションもイマイチ。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

現在のグッチにはグッチ一族は一人もいない、というラストのセリフは衝撃的。

高級ブランドとして 一般的に知れているグッチにはこのようなビハインドストーリーがあったとは。

圧倒的な存在感と目力のレディ
>>続きを読む

ゴシップサイト 危険な噂(2013年製作の映画)

3.3

悪質な噂やデマなどの記事。チラシ。
日本のチラシが語源だけど 意味が全く違う。
インターネットの悪質な情報によって自殺する俳優が多かった背景を元に ある女優の熱血マネージャーの復讐劇。

それが思わぬ
>>続きを読む

鬼畜(1978年製作の映画)

3.4

松本清張✖️野村芳太郎は人間の心理の奥底にある闇を描いていて興味深い。それもちょっと古い昭和の世相。

「鬼畜」という言葉自体もちょっと昔の
表現、それがぴったりの3人の登場人物。
宗吉、お梅、菊代 
>>続きを読む

声もなく(2020年製作の映画)

3.3

この映画全体、あり得ない世界観。
登場人物全員、子どもも含めて皆 クセ者という設定は嫌いじゃないけど。

ユ・アインの見た目は「バーニング」を思い出させるが 声を出せない主人公は身を守る術がない。
>>続きを読む

五瓣の椿(1964年製作の映画)

3.3

山本周五郎の「五瓣の椿」、昔 小説を
読んだ事がある。5枚の花びらを持つ椿を1枚ずつちぎるように 母と関係を持った悪名高い男を5人 殺めていく娘。

岩下志麻がまだ少しあどけないような若さがありながら
>>続きを読む

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.3

テンション高すぎ(^^)。
家族愛と皆んながヒーローは「インクレディブル」を思い出す。
吹き出すような小ネタ満載で面白かった。

パパはパソコン知らな過ぎ(^^)。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.5

アンソニー・ホプキンス演ずる父親は先頃、亡くなった義父と全く同じだ。
性格や幻視や幻聴の症状まで同じだった。

認知症になってしまった父親の頭の中では
色々な事が入り混じってしまって混乱している。 ス
>>続きを読む