shinoさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.3

息子のオススメで見た。

監督がこの時代の義憤に駆られて作った作品だとよく分かる。

ツッコミ所満載のB級テイストに好感が持てる。 だと言ってもこの主人公はちょっと愚か過ぎないか?
しなくていい事に首
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

原作も読んでいないし 日本版も見ていないので何とも言えないが このストーリーには違和感しか感じなかった。

ケジメのないモテ男が純情になったり打算的になったり、好きになれなかった
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.0

韓国の子守り歌から始まったこの映画、何とも辛い悲しい話だった。

アメリカには韓国人が多く移民した話は聞いた事があるけれど 市民権を持たない養子縁組をした人が多いとは知らなかった。

ブルー・バイユー
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極道の妻たち(1986年製作の映画)

3.5

WOWOWで観賞。

岩下志麻ファンとしては1度は見ておかなきゃ。 姐さんとしての凛とした姿は本当に素晴らしい。
かたせ梨乃との取っ組み合いには驚かされた。
世良公則、よく似合ってた。

「仁義なき戦
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少年の君(2019年製作の映画)

4.3

WOWOWで観賞。

とても胸に突き刺さる涙、涙の映画だった。
いじめ、受験(それも超難関の北京大学)、貧困…色々な解決が難しい問題ばかりで
見るのも辛かった。

主人公の2人がとても純粋で見つめ合う
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

4.0

WOWOWで観賞。

笑いながら 人生の教訓をいっぱいもらった。
H4のメンバー、みんな良い‼︎

ラストの現在のみんなと学生時代のみんなが入り乱れてのダンス、すごく良かった。

デレクがカッコイイ!
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クレイグスリスト・キラー(2011年製作の映画)

3.0

優秀な人間は何を考えているのか分からない。 集中力があるから勉強も短時間で集中してやれば大丈夫なのだろう。

その他の時間は良くない事を考えていたのか。 
精神的にはある意味病気なんだと思う。

学生
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夜の女たち(1948年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

戦後女性史の1ページ。
この短い映画の中の主人公は目まぐるしい。
貞淑な妻が夫が戦死したため 生活ができなくなり堕ちていく。
野犬狩りのように 夜ある場所にたむろしている女性を車
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

WOWOWで観賞。

これはすごい! ストーリーも良いし何しろ曲が良いし、華やかで躍動感があってすごく良かった。

ダンスがもっと見たかったな。

私たちの地球 - メイキング(2019年製作の映画)

4.0

本編とメイキングを見た。

本当に自然ってものすごい驚異。
だんだんと自然の生態系が変化してきている事への警告でもある。

スリリングな捕食の瞬間。
獲物を狙う鋭い目…。

私はメスの前で華麗なダンス
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レンブラントは誰の手に(2019年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

ダ・ヴィンチの絵画でも真贋が大変な問題になり それと共に購買額も相当なものになった。 レンブラントも同じ。

オランダは自国の画家の作品を手にしたいし ルーブルはその絵画は自分の
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失われた殺人の記憶(2019年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

有名な俳優はアン・ネサンだけの地味めな俳優陣。 ダメ男は韓国映画ではけっこう味があって面白いけど この主人公のダメっぷりは相当なもの。

演技派アン・ネサンのダメ警官も必要あるか
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ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

もうだいぶ以前の映画をやっと今 観賞という感じ。
前半は状況把握するのがちょっと難解。
後半は監督らしいアクションが豪快で楽しめる。

いつも同じ民族なのに…と胸が痛む。
ハ・ジ
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ロスト・レオナルド 史上最高額で落札された絵画の謎(2021年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

先日見た「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」をより丁寧に詳しく描いたドキュメンタリー。 「ダ・ヴィンチは〜」はサスペンスタッチでそれはそれで面白かったが 人物が多くてよく分からない部分も
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ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

YouTubeで山田五郎さんの解説で この絵について話していたのを聞いてすごく興味を持った。
どこの国だったか 関税のかからない場所に倉庫があってその中にはすごい絵画が眠っている
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物ブツ交換(2018年製作の映画)

3.0

23分でも充分に伝わった。 こういう地域がまだあるんだなぁと。

ジョージアという国がどこにあるのか、後で調べてみなきゃ。

じゃがいもが通貨。 でっぷりと太った行商のおじさんは街で中古の品を買い集め
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キラーナース その狂気を追跡する(2022年製作の映画)

3.0

映画「グッド・ナース」はこのドキュメンタリーをすっかり踏襲している。

犯罪心理学ではこの犯人をどう解釈するのだろう。
本人はきっと楽にしてあげたんだと思っているのだろうが。

大量殺人鬼を放置したの
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.3

私も入院経験があるから 余計に恐ろしく感じる。
入院したら無条件に信頼をして身を任せるのに。
犯人は決して理由を明かさなかったとあるが 何か言葉では表現できないものがあるのだろうと推察する。
人間が1
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ファイター、北からの挑戦者(2020年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

ドキュメンタリーのような作風で、ふと先日見た「マダム・べー ある脱北ブローカーの告白」を思い出した。
同じ監督の作品だった。

どうしてもイントネーションで北の出身者だと分かって
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.0

WOWOWで観賞。

ドキュメンタリーかと思いながら見始めた。
都会の若者は大学で教育課程を取っているのだろう。
それなのに自分は先生には向かないと怠惰な生活を送っていた。
残りの単位を取るのに数ヶ月
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熱いトタン屋根の猫(1958年製作の映画)

3.3

あり得ない程美しいカップル。でもちょっとタイプが違う2人。
それがこの家に似つかわしくない悩み多き人間という事なんだろう。

この家の人達の声で会話を聞いていると頭がおかしくなる。
次男が酒浸りになっ
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密告(1943年製作の映画)

3.0

アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督の作品は「悪魔のような女」に魅せられて 同じように期待して見たが なかなか入って行けなかった。

でもその時代とかフランスの田舎を味わえるのは映画だけ。

貴重な作品
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マルティニークからの祈り(2014年製作の映画)

3.3

夢に見た憧れのカリブ海で真逆の過酷な刑務所生活を余儀なくされた女性の本当にあったお話だそう。

刑務所での生活の過酷さが想像しただけで苦しくて見ていて辛かった。
大使館の領事達に腹が立つし、政治家達が
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夜の大捜査線(1967年製作の映画)

3.3

1967年作の映画は名作揃いで中でも賞を多く取ったこの作品はどんなに良いのだろうとの興味で見た。

黒人の扱いが分かって勉強にはなったが ストーリーは割と単純だった。
ロッド・スタイガーの署長がクチャ
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若きユグオの喜びと悩み(2022年製作の映画)

3.3

わずか30分足らずの短いドキュメンタリー。 この30分の中に色々な感情を湧き起こさせる。

今 置かれた環境の中では生きづらさを感じていた子はルーマニア留学する事を決める。
全く違った環境の中で頑張る
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

のらりくらりして煮ても焼いても食えないと思ったお父さんは実はとても優しい人だった。
次男もお父さんを尊敬する優しい子だった。

イギリスのギャグはなかなか笑えないが
文学的。
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暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.0

公共物破損の罪。
大した罪ではないのに どうしてこんなに抵抗するの?
同じ房の仲間とそれなりに信頼も得て
刑期を満了すれば良いのに。

母の葬儀に出られなかった心が脱獄に向かわせたのだろうか。
見てい
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

「犯罪都市3」も既に期待してしまう程 面白い。

コメディなのかと思えるくらいセリフが面白くて プッと吹き出しながらも 次の瞬間は息も付かせぬアクションに釘付け。

デパートの中での立ち回り、コンビニ
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キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性(2012年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

私が大好きなあの映画もこの映画も全部
マリオン・ドハティがキャスティングしたものだったんだと分かった。

出来上がった作品に出演した俳優以外では
想像ができないが、もし違う俳優が
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ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー(2015年製作の映画)

3.5

WOWOWで観賞。

当然と言えば当然の事、映画が作られるにあたって俳優が演技をする前に作られる作業があった事を忘れていた。

ハロルドとリリアンはその前段階を作業する人だった。それも素晴らしい仕事を
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幸せの答え合わせ(2019年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

国が違えど環境が違えどなかなか共感できない女性ではある。
長い結婚生活の中で夫婦間の構図ができでしまう。
結婚生活は片方だけの犠牲は破綻が来るものだ。

この女性にこんなに良い息
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ハスラー(1961年製作の映画)

4.0

若きハスラーは賭けビリヤードで暮らしている。
酒浸りのギャンブラーに恋をしたら幸せとは程遠い。 

ポール・ニューマンの大ファンの私は昔1度見た事あるが こんなに切ない映画っだったとは。

何故かハス
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バスタブとブロードウェイ: もうひとつのミュージカル世界/ブロードウェイとバスタブ(2018年製作の映画)

3.5

1950〜1970年頃 アメリカでは企業広告ミュージカルがあったとは知らなかった。 それもかなり完成度の高いミュージカルを。
アメリカの企業が余裕があった時期なんだろうな。

それを発掘したスティーブ
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ニューイヤー・ブルース(2021年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

前半は恋愛群像劇みたいで面白いと思ったが 後半失速…。 
ハードな韓国映画が多い中、こういうのがあっても良い。

若いって良いな。