しんたにゆきさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

パフォーマンス(1970年製作の映画)

3.3

出ている人と作った人がオールスターだったのでみた

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

4.6

お葬式、結婚式などという名目の祭。
幸福と不幸、幸運と不運のしあわせな結婚は、音楽と踊りとお酒と豪華絢爛の贈り物たくさんのおまつり
どっちがどっちとは言ってないよ。

水面の音楽の場面
泳いでアイスク
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ボーイズ・オン・ザ・サイド(1995年製作の映画)

3.9

最高のサントラと歌うウーピーゴールドバーグをつれて女友達と車で大陸横断して、よくないわけがない。

シルバー・グローブ/銀の惑星(1987年製作の映画)

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美しいことばと映像に置き去りにされると劣等感でいっぱいになるな。

ブレードランナー(1982年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

もはや人造人間を演じるのは機械じゃなくて人間なのだった。
でもそれってドクターフランケンシュタインもしてたでしょ。花が美しいとか、そういうくらいでよかった。

しかしながら今となってはもう、前振りの長
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

登場する人々の誰もが、どうしたいのかわからないように見える。
このままではいられないことを皆がわかってるってことがわかる。変化を待っているのだろうか、あるいは恐れているのだろか。

血縁にしばられて、
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猿の惑星(1968年製作の映画)

2.0

子供の頃すごいこわくて日曜洋画劇場を直視できなかったことを覚えている。もっと皮剥いだりとかしてなかったっけ?

有名な映画の内容や大筋を教養として知ってしまっている年齢になった
こんなもんみてる時間は
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老人Z(1991年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

全体的にかなしい。

人間どもの手の届かない存在としての死者やAI(とか仏像)が、親しみを込めてこっちに向かって手を振ってくれる。

過去のない男(2002年製作の映画)

3.8

なにも話さなくていい、名前さえ必要ない。
言葉も表情もなければなにが語ってくれるのだろう。
最近は無口でいた頃のことが恋しくて仕方がない。
こういう人生が続いていけよ。夢か。

ライフ・イズ・ミラクル(2004年製作の映画)

4.4

グラスが1000個くらい割れる世界
サントラが最高
人生にこういう音楽をつけたい

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.0

ぐっとくる物語も映像美もなかったのだよな、なんか。
マルホランドドライブ、なんであんなによかったんだろうか。

このものたりなさが全然言語化できないけれど、「具体的すぎる」という直感、だれかわかって
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波の数だけ抱きしめて(1991年製作の映画)

3.8

く〜〜
アリゾナドリームと湘南ドリーム二本立てしてしまった

アリゾナ・ドリーム(1992年製作の映画)

3.8

《物語に銃が出てくれば、そいつは発砲されなければならない》。「チェーホフもそう言った」と言ってたのは誰だったっけ。原典でなく村上春樹が先に出てくるとこがださいなァ。

この映画は、この人がすきな、とい
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.4

わたしは映画にこういうことをしてほしいんだよなぁ、というやつの一つ
物語はありがちなのだけれど、それがこの世ってやつなのさ、というとこまで込みにしてくるところも狡猾でよい

爆走!ヘルズ・エンジェルス(1967年製作の映画)

3.9

久しぶりのヘルズエンジェルス。
邦題がだいたい全部「爆走!ヘルズエンジェルス」て感じなのが西部劇と似てるんだけれど、原題もだいたい全部「爆走!ヘルズエンジェルス」なんよな

バイク乗ってるとことビール
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愛の嵐(1973年製作の映画)

3.5

ついにみた。
みてはいけないものをみてしまった気持ちになる 25歳になった今、みてはいけないものをみてしまった気持ちになるものってこういうものしかもうないな。
おかしみたいのにおかしめないというこっち
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

5.0

もっとここで起こることをみていたい。何回も観たい。ちょうよかった。最高

カルメン故郷に帰る(1951年製作の映画)

3.3

景色きれ〜〜女かわい〜〜っていう当時の体験の感じになれた
思い出はモノクローム

ソナチネ(1993年製作の映画)

3.9

死んでもべつにそれはそういうことだし、沖縄は美しいし、いっぱい遊ぼう。というかんじ 堕落と諦めの夏休み
死ぬ前、本当にこんなに美しく毎日がすぎてほしい。


かわいい女の子が雨の中、おっぱいがぜんぶ透
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浮雲(1955年製作の映画)

4.0

黙ってそっぽを向いてるときと眠ってるときにいちばん綺麗な顔してる女

お葬式(1984年製作の映画)

3.1

よその家のおじいちゃんが死んでから、よその家のお葬式が終わるまで一部始終に付き合ってしまったみたいだった。
実生活に役立つお葬式入門映画。

お葬式とかお通夜みたいなものは死んだ当人にはもう関係のない
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

『「映画を撮る」ことを撮った映画』を撮るという入れ子構造は、「映画」が 「書くことについて」とかに替わると、書くことの自己言及性、とか書くことの真実とは、とかとにかくいろんな書くことの秘密を暴こうとす>>続きを読む

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

今まで彼らによって演奏された音楽を、顔も名前も知らないまま聴いていた。
やっと会えたわね。

ベッドでごろごろ、たばこを吸って、外から車の音がしてキューバで走っていた車の音と混ざった。
ずっとちきゅう
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フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

3.7

人が幸せにでも不幸にでもなく、なにかほんとうらしく暮らしているところをもっとみたい、嘘でもいいから。
というような、なにか病気の終わりのような気持ちになれる。

だから、全然意味わかんないけど雪の中の
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