何十年もパンクスのまま時間止まってるおじちゃんとおじいちゃんとみた。案の定途中退出してはったけど、わたしは全部みた。おもしろかったもん
冒頭からサザエさんのようなほのぼのテンポの音楽と共に革命が起きる。
ためらうことなく撃ちまくるし火薬の量がもうものすごい、よい映画だな。
「ミシンガン」ださい。手術台の上のコウモリ傘とミシンの出会いと>>続きを読む
チャップリンと誕生日が一緒なの、小さい頃はなんともおもってなかったけれど、今はとてもうれしい。
それでも、わたしはサバンナを横切る兄妹と似たような健気さを以って、学校には行かないほうがよかった。
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退屈な映画。
若いロバート・デニーロが鋭い切れ味。嘘つきでずるくて卑怯で借金で首が繋がらない。郵便ポストを無意味に爆破し、ビルの屋上からアパートの洗濯物を狙って銃を撃ちまくり、通りでぶつかった女をボコ>>続きを読む
気が遠くなるような、永遠の約束がみえる、
忘れてしまうことまでも、生命ある限りたいせつな箱の底に折り畳んで仕舞われることまでもが、約束される約束。
吉井和哉がポニョのおとおさんのコスプレをしてたの、>>続きを読む
皮肉も葛藤も悲しい気持ちも、それはわかるけれど、それってずるい。
背中、かゆくなる。
高校生の頃も同じように、かゆいかゆいと思いながら、みたのだった。
私の心は汚れのないままであることだなぁと思う。
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ずっとジャズ。スイングのジャズ。
何も起こらない。
空気を食べる種類の映画。空気は空気でもそれはビートの空気で、打たれ枯れ果ててカラカラに乾燥しているやつ。
夜な夜な乾燥のために咳をしながらタイプライ>>続きを読む
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母の愛情を得られなかった10歳の少年「にんじん」の暮らし。
どれほど酷い仕打ちを受けたとしても、こどもは母親を愛するものだ。冒頭の、少年が母に薔薇の花を一輪おみやげに持って帰って来る場面や、母の誕生日>>続きを読む
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最高の歌って踊る映画。
マリリンモンローは電話が好き。
「ショウほど素敵な商売はない」で大団円を迎えるラストのきらびやかで幸福感のものすごいこと。
これを見た後は、電柱に抱きついてくるくる回りつま先と>>続きを読む
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思いつく限りのバイオレンスを尽くした砂埃でぐしゃぐしゃのマカロニウエスタン。素手でもけっこう強いの。
薄汚いおじちゃんやおにいちゃんがどつきあうのをただただ眺める映画。
主人公はイスラム教徒でコーラ>>続きを読む
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クソオシャレとクソモダンのパリ。
背景がすべての作品。すべてが背景の作品と言い換えても。
ずっとずっと続いていく世界の任意の連続した、またはもしかすると連続しない何日かを切って貼った映像を、遠い視点>>続きを読む
主人公の女の子がどんどん綺麗になっていく。
最後はやっぱり「ショウほど素敵な商売はない」で〆。
ウエスタン・コメディー・ミュージカル。
「子持ち熟女版LEON」と言った感じ。
パキッとした色彩の画面に夜の黒い高速道路と街灯が美しい。
そういう映画でないと思ってみていたものを、突然頭が吹っ飛んだりして、突然のグロテスク描写に驚かされる>>続きを読む
結局、愛らしい笑顔でキュートにダンスする女が最も可愛い。
ツイストもよいけどカンカンもね。
往年のカンカンの女王、キレキレのダンスを披露するぷくぷくのババアのしわくちゃ厚塗りの笑顔も。
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非合法な改造のエンジン。
暴走族のわりに控えめな音と、短めのフロントフォーク。
カワサキのバイクだと聞いたけど本当かな?
幅の広い、真っ直ぐな、馬鹿っぽい道をひたすらバイクが走るのを見続けなければなら>>続きを読む
ロードムービー。
電車の旅。スピリチュアルなジャーニーを共有し、仲直りするために集まった三人兄弟。
全員、それぞれのうっとうしい点を最前面に押し出して(そしてそれがおかしく可愛らしい演出となって)、絵>>続きを読む