Shiroさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

Shiro

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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.4

出来事自体はそこそこ聞いたことあるぐらいの知識で鑑賞

すでに事が起きた後からスタートして、過去のシーンを挟みながら進んでいく作り

なるほど、裏ではこういった事が起きてたんだ

主人公周りの民衆が感
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.9

ちょっと期待しすぎた感は否めないけど、映像、音楽は良かったです

ある事実が解明する際の衝撃はあまり感じなかったかな

個人的にSFがあまり得意ではないのでそれもあってちょっと低めです

全体的な作り
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.0

ドス黒さもさほど無く、難解さも特に無いのでエンタメ映画としてとても楽しめました

今までいい人の役ばかり観てたマ・ドンソクなのでめちゃくちゃ悪い人には見えなかったなあ

ホントにこんな事あったのかなと
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.9

タイトルからして佐々木にとても傾倒してる人のお話なんだろなと思いながら観てて、序盤はその魅力が全く感じられませんでしたが、観進めていくと少しずつ彼の良さがあらわになっていき、エンドロールでじ〜んときま>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

とにかく凄いから観てみなと言う友人の勧めで鑑賞

確かに構成、綿密に計算された画角、事前撮りされた演技をもう一度演じる再現力など素晴らしかったです

よく考えたなと感心しました

そしてこれらをワンカ
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

娘さんを探す話かと思ったらお父ちゃんを探すお話だったのね

時系列を戻したりして結構展開があるので、最後まで惹きつけられました

佐藤二郎なので真面目なシーンでもなんか笑えるし、それが逆に切なさを引き
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

儚さともどかしさが存分に詰まっていてとてもピュア

サインを出しながらチクチク試してるのとか、このラインを越えるか越えないかの仕草や照れがリアル

ティモシーシャラメの美しさを充分に味わえます

あま
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

3.9

いきなり冒頭に実際の事件の映像を流すというのは斬新

それまでに1人の青年がその1日何をしていたかを見ていく作品

お母さんがしきりにイヤホンをしろと言っていたのがわかる

想像を超える内容とかではな
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.5

物凄い家族愛

ジャンルとしてはヒューマンドラマでもあり、冒険ものやミステリー要素もあります

序盤こそあまりノれない雰囲気でしたが、ことの真相が明るみになるに連れてグイグイと引き込まれました

到達
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青の炎(2003年製作の映画)

3.8

原作をかなり前に読んでて面白かったので観てみました

映画となると端折りながら作らないといけないので仕方がないのですが、曽根の狂気がやや薄めだったかな

山本寛斎って演技とか出来たんだー

電流シーン
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獣道(2017年製作の映画)

3.6

始まってすぐのノリがジャケットの写真の雰囲気そのままな感じで、割と楽しげで良かったです

話が進むにつれてちょっとシリアスな雰囲気を出して来るのですが、その辺りから登場人物達の心理がわかりづらい

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はちどり(2018年製作の映画)

3.7

スローなテンポで静かな映画

出会いや別れ

人それぞれの価値観や思いの違い

思春期ならではの不安定さと様々な事柄に関わる事による影響など、心理描写を丁寧に捉えていた様に感じました

少し「牯嶺街少
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.9

正直フォーシーズンズやフランキーヴァリとか知らない状態で観てて、曲を聞いてああ、この人達だったんだといった知識レベルでの感想です

伝記物にありがちな下積み、出会い、成功、確執、といったよくある作り
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.7

無機質な役がよく似合うジェイク

男の子可愛かったなー

ラスト辺りで粋な計らいを見せてくれてタイトルの意味を回収

破壊シーンこそあるけど、基本ヨーロッパチックな静かな作品

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

とてもナチュラルな空気感を楽しめました

特段大きな出来事が起こる事もないけど不思議と飽きずに見る事が出来ました

ジャケットは以前から目にしててずっと前田敦子が出てると勘違いしてまして、観る直前で石
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フューリー(2014年製作の映画)

4.0

何より戦車同士の戦いが見れる映画ってなかなかないのではないでしょうか

銃撃戦で緑色の光線銃みたいなのがヒュンヒュン飛んでて、この時代にこんなのあったのかなと思ってたら敵方が緑、こちらは赤、と色分けし
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パターソン(2016年製作の映画)

3.7

ひとりの人間の1週間をクローズアップした映画

通常映画というものは何かが起きて解決したり出来なかったりといった山場が1度、もしくは何度かあったりするもんだけど、今作は特に何もなくただただ同じリズムを
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別離(2011年製作の映画)

3.8

こじれにこじれてこじれまくったお話

夫婦間のいざこざものかと思いきや単にそうではなく、出て来る人たち全員が絡む群像劇

本当は何があったのかをうまく隠しつつミステリー要素高めのヒューマンドラマでした
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.3

ありそうで無かった認知症の疑似体験映画

当人同様訳がわからなくなる

その見せ方が秀逸

自覚がないというのはこれ程にも残酷なのか

いずれ来る老いを重く受け止めて生きていきたいと思わされましたが、
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.9

1920年代の情景がとても綺麗

登場人物たちの心情の変化がやや分かりにくいのですが徐々にそれらが明らかになり、ある結末へと向かっていく

意図的に準備していたのか途中から転換したのかわからないけど、
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シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)

4.0

「マジカルガール」の衝撃を期待していたけど割と普通な感じに収まってたかな

言いたいことは映像や言葉の説明で伝えてくれているので割とわかりやすかったです

悩める2人のラストリハーサルからの再スタート
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.0

自分も引っ込み思案なとこがあるので共感できる場面が多々ありました

ものすごくスッキリする感じではないけどこの子にとってはよかったねと思えたし、何よりお父さんがいい

主役の子もホントちょーどいい子が
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

難しい!

途中ちょいちょい寝てしまい、戻しちゃ進んでを繰り返しやっと観終えました

確かに一度で理解するには難解な作り

伝えたい事はなんとなくわかるけど絶対全部わかってない状態です

映像美は素晴
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

シャロンテートの事件の事は理解済みの上で視聴

観終えて率直に感じたのはあれ?どゆこと?って感想で、他の方のレビューや宇多丸さんのタランティーノへのインタビューの記事など見て、なるほどそういう事かと腑
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

実話ベースのハートフルなお話

出てくる人の大半が善玉すぎる

過酷な人生を送っていたけど、そこから持ち前の人望と強運による人生の変わりようが凄い

何よりもサポートメンバーのハートの強さ

周りの目
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.8

ちょっと苦手な監督河瀬直美

序盤の夫婦のパートからそのまま続くのかと思いきや、産んだ少女の話も丁寧に描き、むしろそっちがメインとも言える作品

ストーリー自体はとても考えさせられる分、芸術的に見せよ
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.7

前作が良かっただけに割と普通のアクション映画になってたかな

相変わらずグロとブラックユーモアは健在

1作目のスタイリッシュさを求めていた分物足りなかった感は否めなかったです

ジムキャリーに似てる
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.9

ただただキスをしたい男の子と仲間達が繰り広げるドタバタコメディ

紆余曲折あって最終的にはいい話に落ち着いてました

ブラックユーモアたっぷりで子供向けではないけど、結構笑えるシーンも多かったです
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透明人間(2019年製作の映画)

3.9

なるほどそういう展開かー

才能の無駄遣い

ホラー&サスペンス

移動が大変そう

「パラサイト」よりも凄い屋敷

スーツの描写がキモい

エンドロールが長め

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.7

「キャストアウェイ」感のある映画

あちらと違うのは割と浜辺の人とコンタクト取れるぐらいの距離にいるところ

序盤の縫合シーンがとても痛い

最後まで飽きずに観れたけど、終盤に突っ込みどころ満載でした
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.2

正直、前作の役所広司の存在感が凄かったので今作の不安は多少なりともありました

が、前作に続き、松坂桃李の受け継ぐ者としての佇まいは良かったです

ただ今回は鈴木亮平演じるモンスターに度肝を抜かれまし
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

冒頭から超クールな映像と音楽

終始流れる音楽に合わせて音ハメしてくれるのが心地よい(リズム天国)

仲間とは言っても本当に気心知れた人間はいないので、ずっとどこか緊張感がありました

てかちょい役で
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.9

かなり高評価な作品みたいなのですが、ちょっとはまらなかったなぁ〜

コミカルで割とファンタジー色香る作り

色々泣かせポイントを挟んでるのはいいんですけど、何よりもどかしい

視聴者側は真実と裏工作を
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砂の器(1974年製作の映画)

3.9

前半の捜査パートは地道な聴き込みが淡々と続くのですが、被害者やそれに関わる人物がじわじわと明るみになってくるのでワクワク

めちゃくちゃロードムービー

後半になると加害者が分かり、被害者との繋がりが
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ケンとカズ(2015年製作の映画)

3.8

毎熊克哉がアウトローそのもの

「全員死刑」のお兄ちゃんの情けなさを無くした感じ

ストーリーはどっかで観たことある様なお話なので驚きとか感動は特に無かったです

親分に凄みはないけどいい感じの演技し
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

今まで観た吉田監督とはまた違った作風

元々原作読んだことあるのもあってどんな感じに作られているのか気になってましたが、色々と設定とか変えててそれが良かったり悪かったり

殺人鬼になる理由付けがそもそ
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