死せるお豆腐さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

ずっと見たかったやつ
かなり遅ればせながら見たにも関わらず、ネタバレをくらっていなかったことに感謝

もっと怖くてグロいホラーものなのかと思ってたけどそんなこともなく、秀逸な心理サスペンスだった コー
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.5

とりあえず長!もたつきすぎだろ!
だけどしっかり見た自分を褒めたい

ただただグロが見たい人にオススメだった1よりも遥かにストーリー性があって、家族愛とか友情とかで感情移入させといて絶望へと突き落とす
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.7

しっかりミステリーで渋めな露伴
なのでヘブンズドアが浮いてた感否めないけど普通に面白かった しかしアニメの露伴が好きだな ストーリーもドラマ版のほうが好きかも

思わぬところで池田良さん登場してて嬉し
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.0

たのしーーーー

銭形とルパン、怪盗キッドと中森警部
みたいなドタバタ劇のようで王道だがワクワクしちゃうね

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

まさか...?って途中で気付く瞬間気持ちええ 大まかな題材は戦前の人種差別、性差なんだけども、それだけで終わらない現代を巻き込んだ時系列のギミックが面白い

過去を過去として終わらせない、過去は変えら
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カラスの親指(2012年製作の映画)

3.8

160分あったとは思えないほどあっという間 それくらいのめり込んでドキドキしながら見てた

初々しいのんちゃんが終始可愛いし、決して上手くはない(けどそれがいい)村上ショージの演じ方とか役回りもよか
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クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)

3.7

目には見えない混沌の中で生きる彼の苦しさなんて分かるわけがないし簡単に知った気になりたくはないんだけど、映像作品というのを通すことによって彼の脳内を支配するノイズだったり孤独さだったり、葛藤が分かりや>>続きを読む

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

3.8

評価が低い割には面白かったけど、B級スプラッターを期待して見てしまうと物足りなさを感じる
リベンジホラーと題されていながらグロ少なめ、まさかの人間ドラマ要素強めでハートフル その裏切りがありそうでな
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.9

ワンカットであることの意味にじわじわと気付いてくる 他人事では終われない、それは静かに、いつも隣で佇んでる

気の知れた友達や家族と話してるとき、匿名性の高いSNSを見ているとき 誰もが加害者になり
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.8

クリスチャン・ベイルの痩せかたが凄くて心配なる

分かりやすい叙述トリックで考えすぎず楽しめるし、現実なのかトレバーが見ている幻覚なのかを見極めながら見ても楽しい ただただ不眠症の可哀想な人ではなかっ
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.9

治安が最悪すぎる大学のせいでカニバリズムがいい感じに溶け込んでた

姉妹共々という設定故、カニバリズムの孤独感にスポットをあてているというより、カニバリズム同士がどう共存しいかにして生き延びるのか、
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.8

ドラッグ=破滅でしかないのに、そう分かっていても使用してしまう人間の愚かさが溢れてた

足りない愛を求めてただけかもしれない、空いた穴を何かで埋めたかっただけかもしれない 全てを生まれた環境のせいに
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

ヴェノムみたいなクリーチャーと、不気味だけどどこか愛着が湧いちゃうビジュアルのキャラクターたちが可愛い 完全オリジナルの世界観、想像もつかないような最果ての世界線で見ていて楽しかった

ほぼ1人で制作
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.8

真面目なアニマルパニックものとして作り込まれつつ、これは外せないっていうネタ的サメ映画あるあるも抑えられていて面白かった!古代遺跡ということで狭くて圧迫感のある最悪のシチュエーション+サメにより、閉所>>続きを読む

小さな悪の華(1970年製作の映画)

3.7

押見修造の「惡の華」を想起させる 思春期の危うさ、残酷さをテーマとするところとかラストシーンとか、凄く似てる気がした

どう見ても無敵なのに、終わるときは一瞬で、美しいのはどうしてだろうか

食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

3.6

グロというよりモラルの欠片もなくて吐き気
芋虫なんかをひたすら食わされているような不快感
日々肉を食らう我々へ、その異常性に問いかけるような作品の気もするし、結局現代人のやばさが食人族を超えてくるの
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水のないプール(1982年製作の映画)

3.5

ポルノすぎたゼ こういう映画を作って世に出せる時代背景に想いを馳せながら見たゼ ザラザラした映像の質感で見るのがちょうどいいゼ

コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

3.7

世の中こんな面倒なやり方で犯罪をする人がいるんだなあ 結局犯人はこういうやり方でしか欲を満たせないのか、お店での態度に腹が立ったから服従させたのか、そもそも自分の言葉で誰かを服従させることに快感を覚え>>続きを読む

ムカデ人間3(2014年製作の映画)

2.5

まじでずっと何がしたいんだよ
こういう映画にあってはならない冗長さがきっつい

#マンホール(2023年製作の映画)

3.8

いい奇妙さとどんでん返しで好き!
SNSを活用した現代的な映像と構成が視覚的にも面白いし、ワンシチュエーションながらテンポがよく全く飽きない
前半、頑張れ!と脱出を応援する軽い心持ちだったのに、後半
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前半とてもワクワクしたのに、控えめな騙され具合とあっさりした終わり方でちょっと肩透かしくらった....終始強気で頭のきれる速水が後半突然弱々しくなったのもよく分からない 結局、高野が1枚うわてだったっ>>続きを読む

PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

3.8

目に映る全ての色にキュンとしてたら、じわじわ絶望に向かってた
他人の不幸を見て幸せを実感するとかはまだ分かるけど、自分の身に起こる不幸で周りに同情されて快感を得る癖なんてどこにもハッピー生まれなくて
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.8

死んだら墓の上で踊る、とかいう約束をしちゃう青さ とっくに何処かに落としてきたそんな懐かしさとか、暑いのに澄み切った夏の空気感が宝石みたいだった

若い頃に触れた死って自分の生を実感しないと解けない呪
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はだしのゲン(1983年製作の映画)

3.8

小学生の時に授業で見た 衝撃を鮮明に覚えてる 幼い時は被爆のシーンに呆気を取られてしまっていたけど、大人になって改めて見ると被爆後に残されたゲンや母の強さに勇気づけられるような作品でもあった 教材から>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.9

泥酔マッツ、言わずもがなよすぎる
飲酒映画なのに下品にならず気品さえ感じた デンマークにワインが似合いすぎる

もちろん社会生活に支障を及ぼすような飲み方はだめだと分かっているけど、酔った状態で仕事が
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罪の声(2020年製作の映画)

3.8

身勝手な大人が多すぎた あんたたちが思い出さないようにしている記憶の中で、死ぬまで生き続けなきゃいけないのはいつだって罪のない無垢なものたちなのに
私利私欲のために誰かの未来を奪うことがどれだけ罪深
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.8

オオカミ狩りってそういうことかー
ゴア描写満載のアクションシーン、爽快感すらある めっちゃ血出る 見ていて貧血になりそう

日本の植民地時代のはなしが入ってきたりして、裏テーマとして当時の日本の狂気を
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.0

殺しの最強同士がそれぞれの宿命のために
アクションシーンで殴ったり蹴ったりした時の衝撃を、カメラの揺れと連動させていて面白かった 自分も一緒に攻撃を受けているような感覚になるし、迫力が凄い めちゃ痛そ
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.8

とにかくミア・ゴスが凄い 圧倒的演技力
年齢不詳なビジュアルゆえ、狂気的なキャラにより拍車がかかる

タイトルバックのタイミングやBGMに一昔前のマットな質感を感じてワクワクした
本当の愛が欲しいだ
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クライモリ/間違ったターン(2003年製作の映画)

3.7

なかなか面白かった
人けのない僻地にて、異様なビジュアルの殺人鬼に次々狙われるアベックたちがこれぞホラー! 学校を休んだ日に見る午後ロー感 これでいいんだよな感

最終的に生き残る人物が、序盤の雰囲気
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屋敷女(2007年製作の映画)

4.0

ついに見れた

ストーリーも映像もショッキングで、妊婦映画らしからぬほど人が死ぬ 死に方がまじで痛々しい
警察が役立たずすぎる為いくらでもB級作品になり得ただろうに、グロ描写がいい感じだからしっかり重
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地獄愛(2014年製作の映画)

3.6

グロリアがとにかく女というより子供でしかない 欲望に従順で、傲慢で、感情のコントロールが下手くそ
これを''女''と一括りにされるのは不本意すぎるが、女というものを生物としたならこれが究極の姿、最終
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変態村(2004年製作の映画)

3.6

タイトルのインパクトを超えてきそうで超えない歯痒さが癖になるまである ちょっとよく分からない