shizumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.5

夢を叶えるのは 夢が叶ったと実感するのは とても難しい 曖昧であればなおさら
みんなそれぞれの想いがあって みんなそれぞれの選択があって

心を震わせる歌声に圧倒される

超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.4

ところどころクスクス テンポもよくって楽しめたんだけど 見終わったらやけにさっぱりした印象しか残ってないのは何でだろう

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.4

ヘンテコな国 日本
孤独で裕福な街 東京

光が溢れているから 際立つ寂しさがある そんな空気に 恋や愛の少し手前の感情に そっと触れることができる作品

異国の地の高級ホテルの窓際で 気だるそうに体
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

-

神秘的なそのシーンに 歌声に 息を呑んだ 秘密を覗いてしまった私は 共犯者のような気持ちで ドキドキしていた

あの歌声を思い出す度に いつでもあの場所に あの気持ちに 還ることが出来るんだと思う

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

3.7

"彼女が本当に愛していたのは?"
"彼女に愛された本人が 一番よく知っているはずだ"

愛し愛された記憶が 苦しくて 美しい

アップサイドダウン 重力の恋人(2012年製作の映画)

3.2

ファンタジーという言葉に全てをくるんでしまえば すごく素敵な世界観 でももっと面白くできたはず 演出家と脚本家を紹介したい
二人の逢瀬は幻想的で キスシーンには溜め息がでちゃうけど 逆さだから どうし
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きみがくれた物語(2016年製作の映画)

3.8

冒頭の台詞で 彼に恋してしまった

1人になりたい時に来る場所で 最高の贈り物をするなんて ズルい

どんな選択をするかも もちろん重要だけど 然るべきタイミングで選択出来るか 全てはそれにかかってい
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.1

生きていく 必死に毎日を走り抜ける
命を日々繋いでいくことは こんなにも大変 何て平和な国に生まれたんだろう私たちは
あらゆる角度から切り取られる その国に 街に 人に 目が離せない

ただ 最後の
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

最初の銃声で撃たれたのは 私の心だった
私は傍観者でいられなくなった
じっと身を強ばらせて 息を潜めて 一瞬でも気を抜いたら 命を落としてしまうかもしれない 生きて帰りたい 生きて帰りたい

言葉の少
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.4

誰かを愛したことはありますか?
愛する人のために生きたいと思ったことはありますか?
そう映画が語りかけてくる

愛する誰かのためにつく嘘は どこまでも優しくて どこまでも強い だからこそ この物語は眩
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グーグーだって猫である(2008年製作の映画)

2.6

加瀬亮ってこんな演技もするんだ 何だか違和感 だけど加瀬亮史上いちばんカッコよくて 笑顔にドキドキした

プレステージ(2006年製作の映画)

3.7

タネを明かしてしまったら みんな離れていくと彼は言う トリックを見破られずにどれだけ魅せられるか この映画も同じ

結末が早い段階で読めてしまうのと 手品が題材なのに 結局魔法使いな感じなのが 物足り
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バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

3.6

アラバスタの頃から ずっと観たくて 気づいたら15年くらい経ってて ようやく

カラカラに渇いた心 Calling youがとっても沁みる
夕焼けのよく似合うその場所に存在している彼女たちが 何だかと
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.1

音楽の圧倒的な力と存在を まじまじと思い知らされる 曲を創りあげていく時の 彼らの確かめあう視線が 曲以上の何かを築き上げていて その姿が微笑ましい

音楽にのめり込んで 夢中になっていく彼は眩しいけ
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.4

愛され上手は愛し上手

こんな風に人を愛したいし 愛されたい 生きているうちに
ただ一方的に受けとるしかない想いを 一体どうしたらいいのだろう

君の名は。(2016年製作の映画)

3.2

好みの問題なんだろうけど 心にまで染み入ってくる美しい情景や 人の所作の丁寧さのわりに ストーリーが粗い気がして どうも合わない新海監督の作品 ラストはともかく 中盤はタイトルにひっぱられすぎだと思う>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.9

言い訳を聞いてくれる相手が いつまでも隣にいてくれると思ってはいけない 行き場を失った言葉は ずっと宙ぶらりんのまま 永く永く連なっていく きっと果てることなく 永く永く

言い訳って何て人間らしい行
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走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

3.3

そんな顔で笑うんだ
そんな声で応えるんだ

真実に どれだけの価値があるんだろう
私にとってのあなたを見失わなければそれでいいはず
残された 一人 と 一人
置いてけぼりになってしまった 一人

タイ
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.0

一夜明けても まだゴッサムシティから帰ってくることができない 当分感想が書けそうにない

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.3

"演じている" ということが うまく想像できない 善悪でもなく 狂気そのものに実体を与えて 動き出したかのような そんなジョーカー

光を確実に捉えて 墜としていく そこにある冷静さや客観性に触れたと
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.9

足りないピースを埋めてくれた

だけどまだ完成しないのは 100ピースだと思っていたパズルが 実は500ピースだったことを知ってしまったから

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.4

今年の梅雨に絶対に観ようと決めて 結局観たのは (梅雨明けはしてないけど)よく晴れた7月の休日

オープニングのカラフルな演出から どんどん期待値があがって 好きな映画は何?って聞かれたら この映画も
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バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

3.3

コメディ感強め ゴッサムシティはティム・バートンのダークファンタジーな世界観の方が好きだったな

Mr.フリーズよりポイズンアイビーから目が離せない本作でしたが サラッと観るにはちょっと長くて途中飽き
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.7

私って ジム・キャリーのことが 大好きだったんだ もうリドラーが出てくると前のめりになってみちゃう やりすぎなんだけど 惹き付ける 欲しいものを与えられたあの感じ 何なんだろう
わかった気になったら
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

3.7

前作より作り込まれた街並み 増したティム・バートン感!
ペンギンは悪になるしかなかったのか あの真っ直ぐな心で
個性の強いキャラクターなのに ジョーカーのようなカリスマ性はなくって それがまた彼らしく
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