渡辺静さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

渡辺静

渡辺静

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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

奇天烈な天才をやらせたら最高なカンバーバッジがまたやってくれました。

実話をいかにエンタメに仕上げるかという問題に最高の答えを出している。
少年漫画のような、友情の熱さもあってよい。

唐突なジョギ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.8

オールタイムベストの一本。

漫画描きだからか、魅力的なキャラが出てれば、シナリオがだめでも許せてしまうが、これはシナリオ最高、キャラは超最高。

とにかくレクター博士のキャラクターに尽きる。
全てを
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「結婚できなければ動物に変身させられる」
その設定がぶっ飛んでてよい。
“独身は人間としてダメ”という世間の風潮へのアンチテーゼがテーマか。

ディストピアの描き方として、
一つの施設(出会いを求める
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大災難P.T.A.(1987年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

単身赴任中?のエリートサラリーマンが、感謝祭の日に帰省する、
その道中を共にする太っちょと出会い、
不幸に襲われまくり、反目しあいながらも友情を深めていくという話

主人公が不幸の連続に会うのは、見て
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ラスト・エクソシズム(2010年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと前に流行ったPOVのフェイクドキュメンタリー。
エクソシストの欺瞞を告発する内容の映画撮影のクルー達の話

主人公の牧師のキャラがいい。軽薄で口がうまくて、頭がいい。
だけど悪魔憑きの女の子ネ
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

大好きな「アンノウン」コンビ

リーアムニーソンが相変わらずイケオジで、哀愁があり、味がある

ログラインがいい。
「10年間同じ電車の同じ時間で通勤してる主人公。電車のほとんどが顔なじみ
ある日電車
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

「緊急通報司令室のオペレーターが、奇妙な通報を受け取り…」

ずっとひとつの室内で話が展開する。
むちゃくちゃ安上がり。カメ止め以上では?
ふつう電話の向こうの様子をイメージシーンとかで描きそうなもの
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見えない目撃者(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「事故で視力を失った元女刑事が、事件の目撃者になり…」

日本版は未見。

盲目だからこそできる場面のアイデアに溢れててよかった。
怪しい高級車を、タクシーだと思い込んで拉致られる、
犯人が近くにいる
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グレイヴ・エンカウンターズ(2011年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリー番組制作というていのPOVなのに、冒頭からカメラがぐいんぐいん揺れすぎてちょっと酔う。番組で使い物になるのか疑問。
中盤からはカメラマンが動揺してるので、揺れも気にならなくなる

起こ
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ドント・ハングアップ(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

「イタズラYouTuberが逆に制裁される」

このログラインはいいが、
内容は想像の域を出なかった
冒頭に騙された女(orその家族)が黒幕というのは映画冒頭で想像がついたし、

途中「誰の何が懸かっ
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アス(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ社会の風刺やメタファーが含まれているのだろうと想像はするが、無学な僕にはよくわからず。
プロットだけ取り出してみると大した話ではないけど、
イメージとしての絵場面は鮮烈で、記憶に残る。たとえば
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