渡辺静さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

渡辺静

渡辺静

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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.9

人里離れた叔母の家を相続し、移り住むことになったシングルマザーのポリーンと双子の娘、ベスとベラ。
新居へ越してきた日の夜、2人の暴漢が家に押し入ってくるが、母は娘たちを守るため必死に反撃し、暴漢を殺害
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

世界的ミステリー作家にして富豪のハーラン・スロンビーが85歳の誕生日を迎え、豪邸に家族が集いパーティが開かれる。ところが翌朝、ハーランは遺体で発見される。
かけつけた警察と、名探偵ブノワ・ブランは、操
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.9

生殖能力を失う代わりに遺伝子操作で長命になった人類は、環境汚染が進み死の土地となった地上で、絶滅の危機に瀕していた。
人類は生存の道を探るため、かつて労働力として生み出したが、反旗を翻し地下で独自に進
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.3

貧しい生まれで学士号を持たない異端の学者マレーと、精神を病んだアメリカ人の元軍医で殺人犯のマイナー。
二人は辞典作りという壮大な計画を通して出会い、固い絆で結ばれていく……

初版の発行まで70年を費
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レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.6

世界の最重要指名手配犯手配書「レッド・ノーティス」に該当する犯罪者を追跡するFBI捜査官ジョン・ハートリーは、美術品「クレオパトラの卵」強奪を企てる詐欺師ブースを逮捕するが、その後、別の大物泥棒「ビシ>>続きを読む

回路(2000年製作の映画)

3.1

観葉植物販売会社に勤めるミチ。最近彼女の周囲では、同僚の自殺などの不可解な事件が相次いでいた。
時を同じくして、大学生亮介のパソコンが「幽霊に会いたいですか」という奇妙なサイトに勝手にアクセスし……
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.2

ピーター、レイモンド、イーガンの科学者3人組が結成したオバケ撃退部隊"ゴーストバスターズ"。ニューヨークの街を舞台に、今日もゴーストをバスターする……

***
再鑑賞。
38年前の最先端CGは、今み
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.7

大正から昭和にかけての日本。幼い頃から空に憧れを抱いていた青年・二郎は、航空機の設計士となる。やがて関東大震災が起きて人々が混乱する中、彼は菜穂子と出会い、のちに結婚する。二郎は病弱な妻を支えながら、>>続きを読む

ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.2

広場恐怖症を抱え自宅で療養中のアナは、自宅の窓から近所の住人の生活を観察する日々を送っている。
ある日アナは、向かいの家で行われている殺人を目撃してしまう。
警察に通報するが、一家は何も起きていないと
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.7

1917年フランス。
第1次世界大戦のさなか、イギリス軍兵士のスコフィールドとブレイクに「敵軍を追撃している味方部隊へ作戦中止命令を伝える」という任務が下される。
1600人の味方の命がかかった情報を
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.5

1960年代、アメリカとソ連が核戦争に突入する直前まで緊張状態が高まった「キューバ危機」。
その裏で繰り広げられていたスパイ合戦の渦中で、政治とはまるで無縁だったセールスマンが機密情報の運び屋となる、
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リング(1998年製作の映画)

3.5

流行ってた当時観た。

この時強く思ったのは、恐怖というのは、理路整然としてないものなのだということ。
もちろん、呪いのビデオの映像のシーンのこと。
意味のわからなさが怖い。
女が髪をとかしてるざらつ
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.5

アイドルグループを脱退し、女優への転身を図った霧越未麻。
ドラマでのレイプシーンやヌードグラビアなど、過激な仕事に戸惑いながらも、着実に知名度を上げていく。
そんな中、彼女の関係者を狙った連続殺人事件
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殺し屋1(2001年製作の映画)

3.2

過去に視聴。
原作ファンなので、「柿原が浅野忠信〜!?かっこよすぎじゃ!!」と憤ったものだが、
観てみたら意外と悪くなかった。さすが三池監督。
原作の柿原とは違ったが、これはこれでヤベエ人間になってい
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.4

昔、ヤングガンガンの担当編集者にオススメの映画を聞いたら、この作品を上げられたので観た。人にすすめる映画か?

内容はほとんど記憶にないが、
ひどく陰鬱な気持ちになったということ、
下手な啓蒙ビデオよ
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.1

妻を心臓発作で亡くした夫に、
警察から「死体安置所から奥さんの死体が消えた」という連絡が入る。
驚愕する夫。実は妻を発作に見せかけ殺したのは、夫だった。
妻の死体を持ち去った犯人は?目的は?
それとも
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

12人の男女が、見覚えのない広大な森の中で目を覚ます。
森の中響き渡る銃声。
セレブが娯楽目的で一般市民を狩る、人間狩りゲームのターゲットにされたことを知った彼らは逃げ惑う。

***

2021年、
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.5

過去に試聴。
視覚的なグロさや変態性はほぼ無いのに、
「こんな変態映画初めて観た」
と思いました。

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.8

大学受験に失敗し進路も決まらない若者、平野勇気は、パンフレットに写る美女目当てに、1年間の林業研修プログラムに参加する。
軽薄で根性なしの平野だったが、プログラムを通じて、田舎の人々との関係を育み、林
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

平凡に工場で日々を過ごしていたハッチの家に、ある日強盗が入る。
強盗に反撃できなかったことで家族に失望されたハッチは、娘のブレスレットを取り返すために、強盗の行方を探し始める…

***

「舐めてた
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レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ゲームで財をなした一族の御曹司に嫁ぐことになった主人公グレース。
その一家は「家族が増えるとき、新入りを迎えてゲームを行う」という伝統があった。
ゲームを決めるくじ引きの結果は、ポーカーでもチェスでも
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.0

実録系の怪談執筆を生業とする女流作家の元に、とある女子大生から手紙が届く。そこには「住んでいるマンションの部屋で奇妙な音がする」と書かれていた。小説家は調査を開始する。



いわく付き物件の歴史を
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.3

ドラクエ5はクリア済みで、ナンバリングシリーズの中でも3指に入るくらい好きです。

公開当時の悪評と、それに伴う後半のネタバレを聞いてしまった上で鑑賞したところ、
「そんなに悪くないやん!?」と感じま
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

いつ観たんだっけか忘れたが、死体の解体シーンは鮮明に記憶に焼き付いてる。
でんでんさんの“親戚のおじさん”感がすっっごいリアルだった。
殺人鬼=理解不能なモンスターじゃなく、もしかしたら隣に住んでるか
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.2

全体通してエピソードのぶつ切り感があり、一本の物語という感じが薄かった。
まあ新撰組ファンならそれでもいいのかもしれない。
「当然観客は知ってる前提」の固有名詞がバンバン出てきて、歴史詳しくない僕には
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.9

マディソンの「悪夢」の中で行われた殺人が、現実でも起きる…
殺人鬼とマディソンの関係とは?

*****

バチクソ面白かったです。
映画も長年観てると「見たことのない画」って無くなってくるもんですが
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1960年代のアメリカ、
主人公トニーは、黒人ピアニスト、ドン・シャーリーの運転手として、黒人差別の根強く残るアメリカ南部へのコンサートツアーに雇われる。

***

すごくいい映画だった。
教育的に
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罪の声(2020年製作の映画)

3.4

押し入れの奥から見つかったカセットテープ、そこに記録されていたのは、世間を騒がせた大事件「ギンガ萬堂事件」で使用された子供の声。そしてそれは、子供の頃の自分の声だった……

***

自分の声だと判明
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.5

街で誘拐事件が発生する中、担当刑事の自宅で奇妙な現象が起こり始めて…

***

本作日本版ポスターのキャッチコピー、
そういうの言わないでほしいんだよな、身構えちゃうから…
キャッチーではあるので配
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.5

銭湯でバイトすることになった隠キャ主人公。しかしその銭湯は、営業後に殺人とその後始末を請け負う裏の仕事をしていて……

シナリオの筋としては、とくに大きな起伏もなく、もっと面白くできそうなのに…という
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.4

2000年代中頃、SAWを皮切りにウゴノタケノコのごとくソリッドシチュエーションホラーものが公開され、好きでよく観ていた。

ひさしぶりにこういうの観たな〜と懐かしい気持ちにさせられたし、けっこう楽し
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.3

ログラインはなんだろう?
「南極基地に集まった男たちの一年半を、料理担当の主人公の目線で描く群像劇」?

とくに話の筋らしい筋はないが、退屈かといえばそんなでもない不思議な映画。

プロ意識のない奴ら
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EXIT(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

徐々にのぼってくる死のガスから逃れるため、山岳部のスキルを使って高層ビルを登る!

***
ジャンル「コメディ」ではないかな。
コメディ要素もあるパニックアクションもの。

序盤セットアップで、「情け
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ヒルズ・ハブ・アイズ(2006年製作の映画)

3.2

2008年の感想↓

けっこうおもしろかったです。
延々と続く核爆発の映像にフリークスがフラッシュバックしていくという、けっこうブラックな、「博士の異常な愛情」のラストみたいなオープニングが秀逸。
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ホステル2(2007年製作の映画)

3.3

2008年の感想↓

前作は、自分の身になにが起こってるかわからないという、「キューブ」や「ソウ」みたいな、得体のしれない恐怖があって、そこが好きだったんですが、今回は前作を観た人向けに内幕からの視点
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デッド・サイレンス(2007年製作の映画)

3.2

2008年の感想↓

「ソウ」の監督と脚本が再び組んだということで、「ソウ」でしびれた僕としては、「また騙してくれ、しびれさせてくれ」という気持ちで観に行ったんですが、あんまり頭使って観る映画じゃない
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