渡辺静さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

渡辺静

渡辺静

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黒い十人の女(1961年製作の映画)

3.5

2008年の感想。観直したいなこれ。

***
山本富士子さんと岸恵子さんが綺麗すぎ。
「そうでござんしょ。」なんてセリフがまったく違和感なし(笑)。
中村玉緒さんも若い…!
好きなシーンは海辺で10
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ディスタービア(2007年製作の映画)

3.4

2008年の感想。雑誌の映画紹介コーナーで4コマ描く仕事があり、試写で観た思い出。

***
観るのは2回目(初見はマガスペの仕事)。
あいかわらず面白い。演出もかっこいいし怖い。
警報機のアイディア
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スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

3.8

2008年の感想↓

僕は原作のファンなので、原作ファンなら誰もが持つ一抹の不安を抱えながら観にいったのですが…
とくに、この「スカイ・クロラ」という小説は、ストーリーの起伏なんかよりも、森博嗣さんの
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ヘブンズ・ドア(2009年製作の映画)

3.3

2009年の感想↓

ぼくはこの映画の原作となった映画「ノッキン・オン・ヘブンズドア」が大好きなので、このリメイクに対して、けっして好意的ではなく、苦虫を噛み潰したような顔で映画館に向かったんですが…
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13/ザメッティ(2005年製作の映画)

3.0

2009年の感想↓

すごい惜しい。
アイディア自体は面白いのに、それだけで最後までいっちゃったなぁ、という印象。
もっと膨らませて欲しかったです。
なぜあえて白黒映像にしたのか謎。雰囲気には合ってま
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おいしい殺し方 -A Delicious Way to Kill-(2006年製作の映画)

3.5

2009年の感想。記憶ありません。なんかいい感じみたいなので、観直してみたいです。

***
これは良いですよ・・・!
形としてはサスペンスなんだけど、その構成とかトリックとかよりも、全編にわたる、「
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ラスト・ホラー・ムービー(2003年製作の映画)

2.6

2009年の感想。覚えてません。

***
やろうとしてることは、斬新で面白いです。
「いま流れてる映像は、登場人物が既存の映画に上書きダビングした映像で、それをレンタルビデオ屋にしのびこませたもの」
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大脳分裂(2000年製作の映画)

2.4

2009年の感想。これも全く記憶なし。
ちょっと観直してみたい気もする。

***
ジャケットはインパクト大で素敵です。
ただ内容は最低です。
エロとグロが延々と続きます。しかもヒドイやつ。不快感レベ
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ハゲタカゾンビ 感染注射(2007年製作の映画)

3.0

2009年の感想。なんにも覚えてない!!笑

***
なんなんだこのやる気のない邦題は、ちゃんと考えてやれよ。
――と思って観たら、内容があまりに“ハゲタカゾンビ”でビックリ(笑)。
ちゃんと内容を如
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スペル(2009年製作の映画)

3.2

2009年の感想↓

いやー、よかったです。俺たちのサム・ライミが帰ってきた!!というかんじ(笑)

実際、僕はこの映画を「死霊のはらわた4」を観るという心づもりで観たんですが、
その期待に十分応えて
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ゆれる(2006年製作の映画)

3.3

2009年の感想↓

すごく重い話でした・・・。
オダギリジョーさんががすごいカッコよくてオシャレで地位もある役どころ、それに香川照之さんが対比される形になって、もの悲しいです。
もう・・・香川照之さ
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ハイテンション(2003年製作の映画)

3.1

2009年の感想↓

うーん。意外性を出そうとして無理やり話を動かしたら、矛盾がぼろぼろ出た印象。
矛盾やアラを気にしすぎる観方は良くないけど、気にさせない作りにして欲しかった。

グロ描写はよく出来
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ディセント(2005年製作の映画)

3.5

2009年の感想↓

恐かった・・・!
ホラー慣れはしてる方なので、なかなかそう思わせてくれる作品に出会うことは少ないのですが、これはすごく恐かった。
「未開の地下洞窟を探検する」なんて聞くと、ワクッ
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サブライム -白衣に潜む狂気-(2006年製作の映画)

3.4

2009年の感想↓

邦題の安っぽさに一抹の不安を感じながらも、ジャケットや説明文に魅力を感じレンタル。
思いのほか面白かったです!でも期待してたのとは違うベクトルの面白さ。
ホラーの棚に置かれてたけ
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ブラックサイト(2008年製作の映画)

3.0

2009年の感想↓

惜しい。なんかすごくもったいない。
サイトの閲覧数が増えると被害者が死に近づく、大衆の好奇心が人を殺す・・・ってネタ自体はすごい面白いのに。時代を反映してて、なんかほんとにありそ
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2LDK(2003年製作の映画)

3.0

2010年の感想。なんにも覚えてない!小池栄子さんがドMのコカンにギュン!とくるのは今でもわかる。
***

映画本編の時間が70分くらいなので、短くまとまっている・・・かとおもいきや、おもいのほかテ
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ブラザーズ・グリム(2005年製作の映画)

3.5

2010年の感想↓

テリー・ギリアム監督大好きなんですが、『ブラザーズ・グリム』は、なんだかギリアムならではの気持ち悪さとか、そういうのを消して、一般受けを狙っている印象を勝手に持っていて観てなかっ
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悪夢のエレベーター(2009年製作の映画)

3.6

2010年の感想↓

木下半太さん原作の同名小説の映画化。
僕はこの原作の次回作となる小説『悪夢の観覧車』が大好きなんですけど、「エレベーター」は未読。
なので、新鮮な気持ちで鑑賞。
エレベーターに閉
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.5

2010年の感想。ポンジュノ監督は、この感想を書いた10年後にアカデミー賞パルムドールを取る監督にまでなってしまいました。
本物の才能は見逃されたりはしないのですなァ……

***

『殺人の追憶』で
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レストストップ デッドアヘッド(2006年製作の映画)

2.7

2010年の感想。正直1ミリも覚えていない……
***

絶対好きだわこの映画!と思って借りたら、そんなでもなかった。

殺人鬼を前にしての主人公の行動が、いくら極限状態とはいえ、頭悪すぎて、突っ込み
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.4

2010年の感想↓

タランティーノ監督は大大大好きなのに、劇場公開時に観にいけなくて、DVD発売を楽しみにしてた作品。

物語の基本的な縦筋は「ナチス政権下でナチスをぶっ殺す」という話で、
主人公た
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のぼうの城(2012年製作の映画)

3.4

2014年の感想↓

映像が意外にスタイリッシュでかっこよかった。
時期的にデリケートな水ぜめのシーンもちゃんと放送してくれてた。
主人公は、ダメダメに見えて実はキレ者、という演出がちょい中途半端で、
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死霊のはらわた(2013年製作の映画)

3.6

2014年の感想↓

原作のファンなので、どんなもんかと思ってみたけど、すごく良かった。
監督もまちがいなく原作ファンだとおもう。エンドロールにまで原作愛が感じられた。
つっこみどころはキリがないけど
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.4

2014年の感想↓

「アイマックス」なる、3D映画を観るのに最高の環境だという設備のある劇場で鑑賞。
宇宙の閉塞感や、絶望感がひしひしと伝わってきた。
映像がとにかくすごくて、何回か飛んでくる破片と
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新しき世界(2013年製作の映画)

3.7

2016年の感想↓

韓国の潜入捜査ものとしては『インファナルアフェア』以来の傑作だと思いました。
「韓国の潜入捜査もの」って、インファナル~以外観てませんが(笑)。
(追記:インファナル~は韓国では
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.8

2016年の感想↓

邦画でサイコキラーを描くと大抵なんだか嘘くさく感じてしまうのですが(日本が平和だからなのか、自国だから判定が辛くなるのか…)、
なんか、「うわっ、いそう…」という嫌なところをえぐ
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.3

2016年の感想↓

実はブルース・リー出演作を観るのは初めて。

ブルースリーのモノマネを物心ついたときから見てきて、
多少誇張されてる部分もあるんだろうなと思ってたんですが、
普通に「アチョー!!
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.7

2016年の感想↓

すごくおもしろかったんですが、やっぱり3時間は長かったです。
インド映画定番のダンスシーンで、どうしても長くなってしまうのでしょうか?

キャラの心情を大事にしながら、伏線回収も
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.6

2016年の感想↓

この発言をするのは、本当に勇気がいるんですが、言います、
「普通でした!!」

なんの情報も入れずに観ていたら、きっと「COOL!最高だぜ!!」とか言ってた気がしないでもないです
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屋敷女(2007年製作の映画)

3.5

絶対にやめてほしいと思ったことが起きる。

妊娠中の方、または妊娠中の奥様がいらっしゃる方は観ないでいただきたい。

96時間(2008年製作の映画)

3.6

家族に冷遇されているお父さん向け映画。

冒頭で父親の悲哀を誘い(カラオケマシーンのプレゼントとは…トホホ)、共感させておいて、娘のピンチを助けにいく!
キモチエエェーー!!

殺人を含むあらゆる犯罪
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.8

公開時に劇場で鑑賞。

冒頭の戦艦大和沈没シーンの迫力がすごい。

「はみ出し者の天才」の役をやらせたら、ベネディクトカンバーバッチか菅田将暉かってくらい最高にいい。
途中、数式を延々黒板に描きながら
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

男性がトラックに轢かれ死亡、
被害男性を突き飛ばした容疑で女性が罪に問われた裁判で、陪審員となった12人。
一度は全員無罪で一致するが、1人だけそれを撤回した男がいて……

***

二度目の鑑賞。
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12人の怒れる男 評決の行方(1997年製作の映画)

4.0

父親殺しの容疑がかかった少年の裁判で、12人の陪審員が少年の罪の有無を話し合う。
大半が有罪を確信する中、ただ1人無罪を主張する“陪審員8番”がいて……

***

1957年のオリジナル版を観たこと
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おくりびと(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ずいぶん前に観たのを思い出しながら書く。
全体的に抑制が効いて、テーマもしっかりしてて、とてもいい作品。
だいたい観たそばから内容を忘れていく残念な脳を持つ僕だが、深く印象に残っているシーンがふたつあ
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デジャヴ(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

何年かぶりに再鑑賞。楽しんで見れました。

序盤は硬派な刑事サスペンス、
中盤は半SF、
終盤は完全SFと、いろんなジャンルが切り替わっていく印象で、中〜終盤「おもてたんと違う!」と正直なったが、
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