親の虐待やネグレクト、なんて言葉もない、1960年代のアメリカの田舎町、しかも湿地帯という特殊な環境。
父親に出ていかれても、学びの機会も奪われていた彼女には、出て行くこともできず、唯一の味方だった雑>>続きを読む
孤島のレストランで繰り広げられる、シェフによる猟奇的な計画。
まるで教祖のような振る舞いと、ひとつも美味しそうではないテーマに沿った料理。
最後のチーズバーガーだけは美味しそうだったな。
彼女だけ生き>>続きを読む
私の好きな、第一次世界大戦~第二次世界大戦の不穏な世界。ファシズムの台頭による、民衆への洗脳。
アメリカも、そちら側へ向かうかもしれなかった。
大企業の経営者や、リンドバーグらが、当初ドイツを支持して>>続きを読む
ドラマは時々見ていた程度なので、登場人物は印象的な人だけしか覚えていなかったし、字幕だったけど、十分に楽しめた。
なんといっても映像が美しい。
エリザベス女王の一連の行事もあったり、ちょうど今、エルキ>>続きを読む
企業が舞台の映画やドラマはどちらかというと苦手。特に銀行物は。
とは言うものの、池井戸潤の原作物は、「空飛ぶタイヤ」「7つの会議」を見てるなぁ。
今回も熱心な誘いに負けて鑑賞。
WOWOW制作だったの>>続きを読む
原作は伊坂幸太郎、舞台は日本で新幹線。
1ミリもそれを感じることはできなかった。
欧米の映画製作者の想定する日本って、どうしてこうもずれてるんだろう。先入観もここまでくると、笑ってしまう。
ブラピは頑>>続きを読む
日本版の上映を見た時のビツクリが強烈だつたけど、大筋以外はずいぶん忘れていたので、今回のフランス版で、色々復習できた。
最初、日本人の名前だし、あまりの違和感満載だったけど、後半その理由も判明し、相変>>続きを読む
最近、バスカヴィル家の犬を、ドラマ版「シャーロック・ホームズの冒険」で見たので、日本を舞台にどんな化学反応を起こすのか、楽しみにしてた。
最後を地震で終わらせたあたり、いかにも、という感じ。
シャーロ>>続きを読む
内容も舞台も全然違うけど、昔見た「私を離さないで」を思い出した。タブーとの葛藤と、不幸へ向かう前兆。
第一次世界大戦で戦死した息子達のせいで家族が壊れていく。
残されたものの悲しみは計り知れないが、失>>続きを読む
白石監督の作品で、「凶悪」を鑑賞した時、笑いながら平然と人を殺すリリー・フランキーと、人間が知らないうちに洗脳されていく恐ろしさが忘れられなかったけど、今回の作品も、既視感のようなものを感じた。
阿部>>続きを読む
シン・ゴジラほどではなかったけど、面白かったかな。
ウルトラマンリアル世代なので、唯一ウルトラマンが倒された、あの怪獣が再登場して感無量。
当時に比べ、みんなスマート。ウルトラマンもね。
ベルファストを中心とする北アイルランドは、英国の4つのカントリーのひとつで、複雑で難解な歴史を持っており、なかなか理解できない。
この映画も、カトリック教徒がプロテスタントの過激な集団に襲撃されるとこ>>続きを読む
アガサ・クリスティの原作は読んでなく、映像でもナイル殺人事件は初めて。
前作が面白かったので、期待大で鑑賞。
華やかな舞台と美しい映像、巧妙な背景設定。個性的な登場人物。
英国の大河ドラマだな。
ポア>>続きを読む
人の名前が多く出すぎて、途中で覚えるのはやめた。
戦時中がために、軍服と、似たような髪型、服装の女性もなかなか見分けにくいのは仕方ない。
ナチスを欺くために、死体にあれだけの人生を投影させるのか、とび>>続きを読む
とにかく映像がいい。
カラー、モノクロ、途中、アニメも混ざりつつ、ストーリーは二の次かも。
前作犬ヶ島がイマイチだったので、この監督どこへ向かうのかと思ったけど、ひと安心。
有名どころが沢山出演してい>>続きを読む
コリン・ファースも出ないし、あまり期待しないで見に行ったら、見事に裏切られました。面白い!
個人的に第一次世界対戦に凄く興味があるので、パロディーと解っていても、大戦の主要人物が実名で登場してくるのを>>続きを読む
前日にSPドラマを見てからの観賞、じゃないと楽しめないよね。
西島秀俊、香川照之と、仕事選ばない出ずっぱりの二大巨頭がさすがです。
和歌山カレー事件を思わせる事件だけど、村社会を思わせる身勝手な陰謀は>>続きを読む
まあ、年末かお正月のスペシャルドラマでも良かったかな。
そんなに大きなスクリーンで見なくてもいいタイプのドラマなのに。
だから、京都とか桜とか、美しい映像をたくさん盛り込んでるんだね、映画らしくするた>>続きを読む
9.11の事件はあまりにも衝撃的で、グラウンドゼロの写真集まで買ったんだけど、この収容所のことは全く知らなかった。
まあ、アメリカは隠蔽していたんだから、公に知らされることもないか。
公文書の開示は、>>続きを読む
救いのない、後味の悪さという意味では、「葛城事件」を抜いて最強となった映画でした。
ここで終わるの?というのもよくあるけれど、鑑賞者に「後は考えて」がちょっと乱暴過ぎる気がした。1ミリも希望が見えなか>>続きを読む
あぁ、もうこれでダニエル・クレイグのボンドは見納めなんだなぁ。
ロジャー・ムーアの頃から全シリーズ見てきているけれど、お色気がいつも余計だなぁ、と感じてた。
それが、カジノロワイヤルで一変。少々乱暴な>>続きを読む
キューバ危機、といっても、日本は戦後から抜け出し、高度成長真っ只中で、自国のことで手一杯な時代。東京オリンピックも決まって第三次世界大戦のイメージはほとんどなかったのでは。しかも冷戦下でほとんどの情報>>続きを読む
テレ朝ミステリードラマフリークとしては、面白ければ、2時間SPだろうが、劇場版だろうが全然かまわない。期待どうり、安定の面白さでした。
これまでのレギュラーメンバーもここかしこに登場してきて、スペシャ>>続きを読む
村上春樹の作品はすべて読んでいるが、今回の映画は見ても思い出せなかった。小説は印象が薄かったのか…
この映画の準主役は赤いSAABだ。ロードムービーというより、車の中で大事なことが語られて、物語が進ん>>続きを読む
家族同然の友人の無念の死のための、7年間かけた復讐の結末はあまりに切ない。
日本でもバカ大学生が女子を泥酔させて暴行する事件はかつてよく報道されていた。今はコロナですっかり聞かなくなったけど。
映画で>>続きを読む
重たい2つのテーマは、これから現実社会でも増えていくんだろう。
あの2人の感情は、男女の夫婦の感情とはだいぶ異なるんだろう。たぶん、お互いに尊敬し、愛しているこらこそのあの結末なのか。
2018年に見>>続きを読む
全作制覇しました。映画は面白かったし、佐藤健くんは相変わらず大暴れしてたなぁ。
でも、この話を最後に持ってこなくても良かったのに。
何故かというと、有村架純がイマイチなんだなぁ。あの鬱陶しい髪型、色気>>続きを読む
北斎と、武士であり、戯作者でもあった、柳亭種彦との関係性がとても切なく、悲しい。
富嶽三十六景だけてはなかったんたなあ、北斎は。
最後に描いていた、怒涛の絵は、小布施にあるとのこと。
コロナが落ち着い>>続きを読む
キリスト敎に関連する映画はいくつか見てきたけれど、いつも思うのは、神の存在を信じていない自分には、どうしても理解できないものがあるんだな、ということ。
この映画は、実話に基づいている、とのことだけれど>>続きを読む
なにせ、ほとんどの少年漫画の画風が苦手なので、今まで避けてきたけれど、自分の周りの評価がとても高いので、今更ながら見てきました。
映画以前の内容は知らないけど、十分に楽しめる面白さ。人間の真相心理に入>>続きを読む