長尺でとっつきづらいが、とても滋味深い良映画。
見始めは、時系列がバラバラにされていて、各エピソードも説明が十分ではなくとっつあきづらいと感じた。でも実は、30年という長スパンの中では最低限にして十>>続きを読む
縛虎申の下剋上映画。
原作では死に方すら覚えていないチョイ役なのに、ここまで上方修正させるのは素直に素晴らしい。命が繋がっていく…というキングダムの重要要素もさり気なく拾ってきてるし…。制作の目付けが>>続きを読む
共感できるかで全て決まる青春映画。
母親の強くてブレなさが全体の閉塞感(+既視感)を醸し出してる一方で、父親の温かさが染み渡る。痛々しい年頃をまるっと詰め込んだ感はあるが、エピソードが散漫すぎて共感は>>続きを読む
移民の話であり、新天地に挑む人が普遍的に経験する話でもある。
劇的な展開はないが、移住者がアメリカ社会に溶け込んでいった一時代&ブルックリンという場所が有ったという時代背景が、感慨深さと深みを物語に>>続きを読む
子供の頃以来の再見。
ロビン・ウィリアムズの実力で仕上ったドタバタコメディ…だけではなかった。
おとぎ話のような温かさを持ちつつも、一度壊れた信頼の回復が甘くないことを分らせる。
それでも最後のテレ>>続きを読む
マーベル映画を観にいったら人間讃歌を越えた凄いのを観た。
脳内が良性な感情で溢れてパンデミック起きます。
映像スペック、ユーモア、涙、家族とかロケットのエピソードで上下左右撃たれまくってノーガードにな>>続きを読む
スピルバーグの自伝と期待しすぎると、自伝すぎて実は何も起こらない。
クリエイターの孤独感を超えたところで、家族やボーイスカウト、ハイスクールの時に映画で周りと楽しんだ原風景があるからこそスピルバーグ>>続きを読む
一人の青年が山奥で心を入れ替えていく話。
‥という割とありがちな話を想像していたけども…。
何より、秘境中の秘境オブ秘境な環境と、そこに生きる住人の生命観が、この映画を絶妙なホロ苦加減な余韻で終わら>>続きを読む
死期を相手に知らせない設定が良い。
本音ベースで人生綺麗な思い出で終わらねえぞ、精算できない事もあるよねって分からせてくれる。
でもその痛さも、誰かにとっての人生には影響を残している可能性がある、そん>>続きを読む
ロードオブザリング本編と比べると、「クソ理不尽に巻き込まれたけど、人生そんなこともあるから頑張れ」があまりなくて、全体として軽い。
冒頭の饗宴乱舞が圧巻。
そして破天荒な撮影。
時代は移り変わるけど…。浮かぶのはサイレントのマーゴット・ロビーの涙、ブラピの合戦中抱擁、カメラを借りた時の一体感なんだよなぁ…。
昔は良かったなんてダサ>>続きを読む