しんちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

しんちゃん

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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.8

なかなかグロいシーンも満載ながら、女性だけのキングスマンかチャーリーズエンジェルスのド派手版といった感じで、スカッとする。ミッシェル・ヨーの必殺!仕事人的テクニック、渋すぎる。あまり考えずに、見て欲し>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

4.0

まさに小松菜奈の本領発揮という作品。
明るく振る舞いながら、どこか寂しさを感じさせる役作りはいつもながら素晴らしい。
肺動脈性肺高血圧症という何故か若い女性が患者の中心になる難病。癌が革命的な治療進歩
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怪談累が渕(かさねがふち)(1960年製作の映画)

3.6

何代にも累る因果応報。圓朝作品では、より永い世代に渡る話であったと思うが、90分の短かな映画にコンパクトにまとめられていると思う。ちょっと展開が早いが、完結させるには、仕方がないか。
しかし、本人だけ
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前科者(2022年製作の映画)

3.9

テレビ版は見ていないので、本作との関係性は分からないが、なかなか質の高い作品だと思った。有村架純の渾身の演技、また違う役どころが見られて良かった。
マキタスポーツ、リリーフランキーと反則技に近い脇固め
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

遅ればせながら、レビュー評価の高さに後押しされ鑑賞。
皆さんの高評価に納得のいくとても質の高い作品。
コロナ禍にあって、心温まり、人や家族との絆や思い遣りの大切さを痛感させられた。
健聴者から見た世界
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蛇娘と白髪魔(1968年製作の映画)

3.0

原作の事は良く知らないが、楳図ワールドを絵的に感じさせる作品。ただ、ホラーというよりは社会派サスペンス。
蛇や蜘蛛のチープ感は半端でなく、最近の特撮技術の凄さを痛感する。
霊安室に横たわる死んだ少女の
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妖怪大戦争(1968年製作の映画)

3.6

元祖妖怪大戦争。何故渡来したのかわからないバビロニアの妖怪と日本の妖怪連合軍との闘い。ダイモンの顔の奥に覗く目が、大魔神を彷彿させる。
4Kデジタルマスター版で、再生度が高い分、から傘お化けの釣糸が鮮
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.0

懐かしさ+新しさ=netroで、親子で鑑賞をというのが、このところの映画のトレンドか。スパイダーマンも然り。
ゴーストのキャラ少な目で、あっさり感はあるが、これまでのコメディ感を抑え、ヒューマンドラマ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.0

死んだ怪獣の処理というユニークな着想に興味があり、公開初日に鑑賞。
レビュー評価の低さに不安を抱きながら…
う〜ん、これは流石に厳しい。滑りまくりの笑い、意味のないギャグにまみれた閣僚会議。
折角のキ
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東海道お化け道中(1969年製作の映画)

3.5

昭和40年代の作品とは思えない美麗な4Kデジタル編集版。ちょっと、鮮血色がドギツイが。
任侠道時代劇ロードムービーと妖怪が複合した作品で、ちょっと無理矢理の合成感が強く、シリーズ第一作の方が妖怪にテー
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偽りのないhappy end(2020年製作の映画)

3.9

琵琶湖をロケーションの大部分に使ったサスペンス。サイコ要素も含まれ、結末には全身脱力を感じるが、見るものの想像力を掻き立てる作品でもある。
監督のトーク回を鑑賞したが、若く才能が滲む。
これからも頑張
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.2

なるほどレビュー評価が高いのがわかる。
かなり切ない部分があるが、見応えのあるエンタメ作品。
懐かしい顔触れに、オッ!と驚くやら感銘するやら。
間違いなく、USJの次世代アトラクションコンテンツになる
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

前作同様エンタメ性に富んだ作品。今回はユニットの仲間がライバルの設定であり、その分個々の時間の遡りと説明が必要で若干混乱する部分はある。
もちろん続作は想定されるとは思うが、事務所独立した坊っちゃんは
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マークスマン(2021年製作の映画)

3.8

前作のちょっと残念な老け具合と比べ、無理なくいい感じの老人が演じられたのではないかと思う。
クライ・マッチョと同じような公開タイミング、「比較して観てね!」の意図か、クリントイーストウッドのオマージュ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.1

第1、2作目とはかなり違ったテイストで、歴史的背景や戦争シーンが盛りだくさん。
どちらかと言えば、前作シリーズのスタイリッシュでコミカルな雰囲気の方が好きだが、また違うテイストが味わえ作品としては楽し
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.2

原作未読で鑑賞も、なんら不便なく楽しめた。
乙骨憂太の声が、シンジくんとかぶり、「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ!」「動いてよ〜!」のセリフと被りそうなシーンもあったが、ストーリーも理解しやすく高評価
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天外者(2020年製作の映画)

4.0

NHK連ドラとタイミング良く、公開1周年記念上映にて観賞。公開時に見逃したので、劇場で観れて良かった。
テンポの良い展開、幕末期の志士との関係性が凝縮されており、大変良い作品だと思った。
それにしても
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.6

最近の2時間を軽く越す長尺作品に比べ90分余りで、鑑賞しやすい。その分、ストーリー展開が急で、脚本が雑な印象は否めない。
恐ろしく慌しい流れとアクションで、「なんそれ」という感じ。
前作含め、マーベル
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

3.8

ジェンダー平等時代に、男女の機能差別にならない?とちょっと心配にはなるが、発想としてはユニークな作品。
ただ、一般評価はイマイチで、公開劇場がやたら少ないのは、何故こうなるのか?本来の先住民族はどうな
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.9

原作未読だと、なかなかキャラクターの整理がつかないように思った。エヴァのサードインパクト的な哲学要素も感じるし、やたら敵味方?の入れ変わり具合も目まぐるしく、頭が混乱してしまう。
軽いギャグが入ってい
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.1

原作未読で鑑賞。
二つの別々の話しが一つに紡がれる。
バトンとは、そういう意味か。
ちょっとトリッキーな展開ではあるが、頷かされてしまう。
毎日のように児童虐待がニュースになる殺伐とした世の中に、ちょ
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G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ(2021年製作の映画)

3.3

日本ロケや日本人スタッフも多く参加している中の独特の世界観。敢えて違和感のある日本を演出しているとしか思えない。
姫路城と彦根城を合体したような国宝級の城郭に代々住み続ける忍者軍団?
木製太鼓橋をバイ
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.8

寡黙でクールな役どころがバッチリなステーサム。不死身にも程があるとは思うが、全編に流れる重厚な音楽とのアンサンブルが、最後まで息のつけない緊張感を生み続ける作品だった。

燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.0

先ずは、恐ろしく時間とお金をかけただろうなぁと感心した。
一通り時代の流れと史実を知っていないと置いていかれそうな感じはあるが、その分展開が早く、2時間半の長さを全く感じなかった。
また、豪華な俳優陣
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総理の夫(2021年製作の映画)

3.3

原作未読で鑑賞。
然程の驚きを感じない展開で、新しさはあまり感じなかった。
そんなに突然、悪党が善人にかわることがあるか?というリアリティの無さも気になり、ならもっと笑えるコメディかと思ったが、あまり
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.2

いやぁ、待っただけの甲斐がありました。
冒頭の掴みから終盤まで、全く時間を感じさせないシーンの連続。
どちらかと言うと人間味とラブストーリーの絡む作品。好みは有るとは思いますが、個人的には好きです。
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.9

冒頭の中村アンさんの出方が良く分からないが、出演メンバーの豊かな面々と、怪しい雰囲気。誰が犯人でも不思議で無さそうな演出が良かった。
ネタバレを避けるが、ラストのそう来たかという二段回どんでん返しも、
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ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

3.0

原作未読で鑑賞の為、原作に忠実なのか遠いのかは不明。
ただ、言えるのは好き嫌いがかなりはっきりするだろうなぁと思う作品。
個人的には、ハマらなかった。叙情詩的な作風はリアリティに欠け、描写も然程美しく
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.1

正直映画化の必然性を感じなかった。
サスペンスなのか、人間ドラマなのか?
どんでん返しも無く…
偽札のそこまでの意味も理解できず。
藤原竜也さんの無駄遣い。このところの藤原竜也さんの作品の恵まれ無さ具
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.9

終盤の鳳凰、麒麟、獅子、龍といった中国色満載の個性的な生物の登場が新鮮で、マーベルスタジオならでは感があり楽しめた。
出来れば、白虎と玄武も居れば良かったなぁ!
西洋風吸血モンスター(スペースバンパイ
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.9

若干人間ドラマ、スパイアクション、サスペンスと詰め込みが多く、またコミカルなシーンも無駄に多い気はしたが、なかなかのリアリティ。
ハリウッド映画の既視感は否めないが、相当な資金が注ぎ込まれたであろうそ
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オールド(2021年製作の映画)

3.9

ナイト・シャマラン監督作品ということで、昨日公開作品の中で一番手鑑賞。
オカルト色の強いホラーかと思いきや意外にも社会派サイエンスホラー。
なかなか着目点がユニークで、グロいシーン無くビクビクさせる構
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

普通はパスするカテゴリーではあるが、作品の評価がかなり高いので鑑賞。
リアルとバーチャル、さらにバーチャルのなかのバーチャルと、理解するまで、ボコボコと人が死んでいくのに戸惑ってしまった。
話が進むう
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.1

前作より仁義なき戦い色を強く感じた。凄惨で突然の殺しに、ドキドキ感満載のバイオレンス作品。
🚫食事の前後は避けた方が賢明です。
主役二人の圧倒的な演技はもちろん、ヤクザ記者役の中村獅童はさすがの存在感
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妖怪大戦争 ガーディアンズ(2021年製作の映画)

3.1

主役級の演技派俳優陣を擁し、三池崇史監督作品との期待があまりにも大き過ぎたか?
心少年のただの冒険活劇になってしまった。2005年の前作の方がキャラが立ってたように思う。
ストーリーもイマイチ、CGも
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

4.2

はちゃめちゃで、突っ込みどころ満載のストーリーながら、それをものともしない程潔く派手なアクションは、随一。文句を言わせない勢いがあって、さすが!
車メーカーから、クレームが来ないか、ちょっと心配になる
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