stさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

st

st

映画(824)
ドラマ(1)
アニメ(0)

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

最後の場面の隠喩が良い。
鮮やかな成り上がり方だったり、お伽話っぽい雰囲気とか素っ気ないエマストーンがお気に入り。

アクアマン(2018年製作の映画)

3.4

どうしてもマイティソーを彷彿とさせる展開とストーリーの単調さに飽きてしまった…
映像美は素晴らしかったので次作の脚本に期待。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.8

一見華やかな偉業に見える宇宙飛行士の静かな内面と、個人的な想いの熱さを描いた作品。
チャゼル監督はセッションのようなシームレスな展開が行われるタイプが好きだけど今作は静と動の対比が印象的な作品でした。

七つの会議(2018年製作の映画)

4.0

謎が謎を呼ぶような構造で決定的な真犯人を描かないようにも見えたし、サラリーマンの出世の代償なんかも描いていた。
野村萬斎が意外と正義を信じていて、期待通りの脳ある鷹は的なポジションだったのが痛快でした
>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.8

超現実的なヒーローの胎動を描いている。
映画的には地味でドラマの要素が強いが、シリーズ物の締め方としては心が震えるものがありました。
スプリットの女の子が健気すぎて好き。

ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.6

選択肢を選んで決めるあなただけの物語。
と思いきやいろんなルートを見てしまって散漫な気持ちになってしまった。
第4の壁的なのをぶち壊す瞬間は震えたので、やりようはあるのかなと可能性を感じました。

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.2

途中からストーリーが容易に想像できてしまうのに、泣いてしまった。
親子的な愛、ライバルとしての愛などいろんな優しさが感じられた。
加えて、ラストの試合が始まる前の演出で、こうであったらいいながそのまま
>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.0

攻撃は最大の防御的なめくるめく支配していく様が面白い。
PTAにしては気持ち悪い演出があまり無く退屈に感じられなくもないが、ラストの覚悟を決めながら食べる様子は狂い様がすごいと感じた。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

救いようのない悪意が見えないところでいくらでもあることが再認識できる田舎系胸クソもどかしい映画。
雪景色はひたすら美しく横たわっている死体の血すら綺麗に見えてくる。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.8

ドルビーアトモス回にて鑑賞。本編開始10分後に機材トラブルによりドルビーアトモスのシステムを再起動し、本編頭から再上映したので計30分程度の遅れ。

内容自体はspotifyでshallowとmayb
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.8

グリンデルバルドが格好良すぎる。意外とバックグラウンドを知らないとついてけない部分もあるように見受けられたので、しっかりと内容を把握して観るべき。オープニングのような見せ場がもっと多い方が楽しいと思っ>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

アナザーワン・バイツァダストが好き。ストレイトアウタコンプトン並みの面白さ(知名度は真逆)。LIVE AIDSを予習していくと尚良しで、予習してかなくても結局復習することになるくらいの感動と興奮が得ら>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

柱をカリカリカリ。永遠に感じるタルトシーンは後から心に残る。おとぎ話や童話を見ているようでした。

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.6

社会不適合者対策マニュアルと思ったら社会不適合者マニュアルだったのかもしれない映画。どちらにも振り切れない人には響くのかも。

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.4

ポルカドットスティングレイのヒミツと、アルコ&ピースの酒井健太を目当てに。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.2

ストーリーも映像的手法も素晴らしい。映画の中で感じた違和感を鮮やかに回収していく様は、文句無く傑作だと感じられた。アニーシュ・チャガンティ監督の普遍的な手法の映画も観てみたいと思わされたし、見た目だけ>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.8

A24だったり悪夢版ララランドというだけで見に行ったら頭を使うバッドトリップ的な映画だったのでびっくりしてしまった。めちゃくちゃネタを仕込んでから見に行ったほうが楽しめる作品になっていると思う。
アン
>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.4

お決まりスパイ?映画を快適に鑑賞できて満足。最初と最後がやっぱりカッコよかった。それでも前作のときのようなスーパーでの一コマだったり少し奇妙なシチュエーションが欲しかったかもしれない。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.8

いろいろと矛盾点が感じられてしまう本作だったが、シーンごとの面白さは確かに存在していたと思う。
怖がりすぎてお姉ちゃんの特徴に気づくのが遅れたが、それを活かしつつ続編を匂わせていたのはより見たいと思う
>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.4

何もしないをしてるという瞑想をおすすめしてくるプーではなく、意外としっかりとその効能を示してくれるある意味働き方改革な映画になっていた。個人的には映画としてはとても異質な感触が感じられた。

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.8

プレデターシリーズを見たことがない自分でも楽しめる痛快な作品だった。キャラクターたちの掛け合いが良く、冗長的なシーンも少なく観れた作品。ラストシーンは過去作のネタなのかよく分からなかったが、他のエント>>続きを読む

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

4.0

平手友梨奈が最高。原作を途中まで読んでから鑑賞したのだが、容赦無く且つ忠実に物語を再現している様に累とはまた違った気合の入り方を見た。
強いて言うならば、小栗旬が最後まで伏せられた存在のように見受けら
>>続きを読む

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.2

こんな高畑充希が見たかった選手権があったら首位。
松井大吾監督は『君が君で君だ』『私たちのハァハァ』を見ているが、同じテイストの掴みが良くて入りやすいけど、深みが足りないかもといった映画だった。
でも
>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

3.8

キリスト教がこんな話ならなんて理不尽なと感じてしまう。
序盤はただただ不快になる展開でどうなっていくのかと思ったが、ラスト付近は特におぞましかった。
感情移入しないように心がけて見るのをお勧めしたい映
>>続きを読む

累 かさね(2018年製作の映画)

3.6

芳根京子と土屋太鳳の演技で成り立っている映画。
原作ファンとしてはあまりよろしくない改変で、及第点かなといった印象。
けれど暗く紅く閉じていくラストのシーンはとても脳裏に焼き付きました。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.2

他人のどの部分を好きになるのか。入り口は容姿なのかもしれないけれど、どのように関係性を築いていくのかを描いていて映画自体の雰囲気もとても良い「傑作」でした。
転調するシーンが衝撃的で、中弛みを上手く払
>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.0

インフィニティウォーの衝撃の次の作品として最高の作品に仕上がっている。
悪人がほとんどおらず、様々な人が抵抗なく見やすい点もとても評価できると感じた。
特にハンクピムがあれを着ているシーンはMCUの中
>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.6

SFとおっぱいとボーイミーツガール。一貫して雰囲気は良く、笑えるところも多々あるのだが、中弛み感が否めなかった。
が、少年の憧れみたいものの具現化を実現している作品なのだろうかと感じた。
あとお父さん
>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.8

酒向芳さんの演技が素晴らしい。『半分、青い。』の時と雰囲気が違いすぎて笑ってしまうほど。
内容自体はスピード感が早く、設定が頭に入ってこないシーンも多々あったが概ね検察の正義についてのやりとりが見れて
>>続きを読む