stさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

鑑賞中、アプリコットって日本語で何だっけってずっと考えてしまった。杏だった。そんな甘酸っぱくて詩的なことを言いたくなる映画。
細田守版「時をかける少女」を彷彿とさせるくらいピアノの音と夏が印象的でした
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.8

序盤の上履きで歩く音から、圧倒的に音の細部までこだわり尽くしてる映画というのが伝わってきた。
登場人物の目線や表情から心情を読み取っていく、いわゆる行間に真意が詰まっている作品という印象でした。
みぞ
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.6

いろんな意味での初体験。リアリティの拡張を見せつけられた。
登場人物に対してスケールを調節して見せ場を用意する手腕はさすが。
「映画館で動けなくなる体験」を味わえる稀有なエンターテイメント作品と感じま
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

最高のエンターテイメント!4Dとの相性がぴったりで身体で作品を味わえる。
構成はシンプルでスッキリしているけれど小ネタをまぶして全然飽きさせないつくりになっている。
ただ、1980年の名作ホラー映画は
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.6

「失ってしまうもの」が三章に分かれて描かれている作品。
不条理さがずっと付きまとってくるし、重苦しくやるせない気持ちになるがそういったものと戦わなければならないのかもしれない。
最も現実的なテロ被害者
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

4.2

取り戻せなくなってから分かる「ティーンエイジの神話のような時間」がとても上手に切り取られていた。
夜明け前とか夏の終わりとかそんな切ないシチュエーションでこの映画を見ると面白さが倍増するんじゃないかと
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

圧倒的に面白くて楽しくて笑えて最高。
リメイク元のボードゲームのオマージュがあったり、ゲーム好きもクスリとできるような『人喰いの大鷲トリコ』のポスターがあったりと細かいネタもくすぐられた。
なぜかIT
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.4

壮大に広げた風呂敷をそのままにしちゃってるからよくある予告だけ面白そうな映画の印象。
けれども、シマーの中の映像美は一見の価値あり。ほんの些細なきっかけで種は滅びていってしまうのかもしれない。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

「人は欠点があるからこそ強くなれる」の通り、性格や滑舌の悪さが序盤から演出されている。
がしかし、電話のシーンで震えて地下鉄のシーンで泣きそうになるほど強い信念を持った人柄に感動する。
自分の周りに敵
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

第二のニクソンとなり得るトランプ時代だからこそ、胸打たれる作品だった。キャサリン・グラハムの人生を賭けた決断、ベン・ブラッドリーの仕事に対する姿勢に惚れ惚れした。この映画のラストのような展開が、今の日>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.8

王道カリスマ冒険大活劇。負ける気がしない。あと奇想天外な演出が多くてびっくりした。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.8

どんな身分、立場に関係なく勇気を行使する場面はいきなりやってくる。
その場面でどう行動できるかで人間力が試されるんだなと感じた。
サクラメントの地名も印象的でした。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.2

死者のパレードといえば「007/スペクター」を思い出す。モアナも同じだったけどお婆ちゃんモノに弱いのかも。
死者の国の設定とリメンバーミーの歌がめちゃくちゃズルくて最高でした。

パターソン(2016年製作の映画)

4.3

地続きの現実の中に、まぶされている夢と希望が心地いい作品だった。
『オン・ザ・ハイウェイ』のような市井の人々の日常を切り取った描写が愛おしい。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

異形との恋愛にも関わらず、最後には溶け合うのが素晴らしかった。(特に映画館のシーンが印象に残った)
古典のようなお伽話のような雰囲気も良く、世間的にハンデと思われる人達を勇気付ける作品にもなっていた。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

MCUの看板がいらないくらいテーマ性と音楽がしっかりしていた映画。オークランドだったり壁だったり。唯一、アクションは既視感があるもので心残りでした。

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.8

どんでん返しが予想通りだったけど、ある意味「適切な治療」だったのかもしれない。

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.8

実話ベースのその本人が演じてるから、ドラマチックではないことが色濃く出ていると感じた。ほっこり。

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.8

マンディ好き。早くクローバーフィールド・シネマティック・ユニバースを完結させてくれ…

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

諸行無常な映画だった。オレンジジュースをあげれる人になりたい。