実際に起きた銀行への立て籠もり事件を、緊張感とユーモアをもって描いている。四方を取り囲まれた中でのパチーノの振る舞いが見事だった。その他、人質たちがストックホルム症候群に陥る過程や、1970年代に同性>>続きを読む
ファム・ファタールを魅力的に描いた作品が好きだから、エマ・ストーンの悪女っぷりに魅せられた。
TOHOシネマズシャンテ
LAマフィアたちの駄話は、タランティーノ節が全開で楽しめた。
190216 TOHOシネマズ新宿 「午前十時の映画祭」
ニール・アームストロングが月面着陸を成し遂げるまでの過程と、その裏の個人的な物語を並行して描いている。これまでに多くの宇宙を舞台とした作品を観てきたが、現実の科学技術に則してドキュメンタリータッチで撮>>続きを読む
羽仁進作品を初鑑賞。
190210 シネマヴェーラ渋谷
「日本ヌーヴェルヴァーグ特集」35mm
勅使河原宏と安部公房の作品を初めて観た。不慮の事故で顔を失った男の物語は、顔を失うことで他者との関係が揺らぎだし、他人の顔を身につけることによるアイデンティティの変容を描き出している。顔を包帯で覆われ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ずっと観たかったレオーネの遺作。巨匠たちが禁酒法時代のギャングを描いた作品は、どれも当時を再現した空気感に惹かれるものがある。本作では大胆な時間軸でユダヤ系マフィアの物語を描いている。彼らの友情が輝か>>続きを読む
幼少期のトラウマと対峙してきた。断片的なイメージは今でも覚えていた。
この時期の松嶋菜々子は信じられなほど綺麗ね。
190123 神保町シアター「ホラー映画特集」35mm
宮川一夫の捉えた、裏日本の情景が印象的。
はなれ瞽女の物語は退屈に感じた。
190120 新文芸坐「岩下志麻特集」35mm
人形浄瑠璃の世界を映画に持ち込んだ実験的な演出は、改めて斬新なものに感じた。低予算作品であるが故の、浮世絵や文字を壁や床に貼り付けた大胆なセットデザインは印象的なもの。
新文芸坐「篠田正浩>>続きを読む
モノクロームの映像がとにかく美しい。
あらゆるショットが決まっている。
190119 Netflix
若松作品を初めて観た。低予算のポルノ作品でありながら、前衛的な映像感覚が興味深いものだった。
190113 下北沢トリウッド「若松孝二監督特集」
戦艦ポチョムキン号の反乱を題材に、ソビエト革命の意義を訴えるプロパガンダ作品。モンタージュ理論を完成させた編集技法は、権力の圧政に立ち向かう民衆の姿を躍動的に描き出している。
190112 早稲田松>>続きを読む
エイゼンシュタインの長編第一作。労働者のストライキが活力ある映像で描かれていて、彼らの怒りが伝播し爆発する様子が力強く伝わってくる。工場の上から奥へと進んで行く移動ショットなど、当時では先駆的なショッ>>続きを読む
堅気な暮らしを望みながらも叶えられなかった男女には、人間味を感じた。それと蕎麦屋の娘さんを演じる、芦川いづみが可愛らしい。
ロッキーシリーズの最終作。引退後平穏な暮らしを送っていた中で、年老いた身体を再び鍛え直し、現役最強のチャンピオンに挑む姿には熱い闘志を感じた。
このレビューはネタバレを含みます
この時点でのシリーズ最終作が従来の枠組みを覆し、ストリートファイトで終わりを迎える形で良かったのか疑問を覚えた。クリードが初めての弟子ではなく、こんな不良の弟子がいた過去があったことも驚き。
クリードⅡの予習として欠かせない作品。
米ソ冷戦の時代に国家を背負った戦いになっていく。
今作で宿敵アポロと手を組むことになる。その会話シーンが好き。
二人のスパークリングでの終わりもカッコいい。
豪華絢爛な船上での身分を超えた愛の物語には、映画の夢を感じた。巨船が徐々に沈んでいく災害映画としても見事なものであり、二人の運命に魅入らされる。あと、映画で巨大な船舶が動き出すときの爽快さは好き。
ゾンビ映画の発展が進んだ今では技術的に古く感じるが、地域風俗であったゾンビを一大ジャンルに昇華させたことに価値がある。
181229 新文芸坐 ヒフとニクの日特集にて
3年ぶりの再鑑賞。初見時の衝撃と恐怖感は無かったけれども、殺人描写の巧みさを再確認することができた。
渋谷HUMAXシネマ
181229 新文芸坐 ヒフとニクの日特集にて
一風変わった、ディズニー・プリンセス映画。
TOHOシネマズ日比谷にて